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頭の中に浮かぶ言葉は自律神経系の写し鏡なんです。その人のもともとの性格じゃない。

そういう個と。プログラム主宰の皆川公美子です。

これまでに、多くの働くHSPの人生をポジティブに変えるお手伝いをさせていただいてきました。心の健康やストレス解消、仕事の効率化など、さまざまなテーマについてアドバイスやトレーニングを行っています。

自分を否定する言葉や
自分をネガティブに捉える言葉
無力感などを感じながら精一杯働いておられるHSPさんにぜひお読みいただきたいです。




HSPさんの強みや個性、自律神経レジリエンスについて


HSPさんの強みの一つは、豊かな感受性です。彼らは他の人よりも深く物事を感じ取ることができます。この感受性は、芸術や音楽、文学などの創造的な才能を引き出すことがあります。また、人の感情やニーズに敏感に反応し、共感力が非常に高いのも特徴です。
この特性を活かし、他人をサポートすることで、大きな影響力を持つことができます。(でもその前に境界の築き方や感情にふりまわされない、のテーマについて卒業していくことが大事です)

さらに、HSPさんは洞察力にも優れています。彼らは細部に注意を払い、環境の変化や人間関係の微妙なニュアンスを察知することができます。これによって、問題を早期に発見し、解決策を提案することができるのです。また、物事を熟考する時間を必要とするため、情報を深く理解する傾向があります。

ただし、HSPさんは常にいくつかの課題を抱えています。感受性が高いため、外部からの刺激に過敏に反応し、ストレスを感じやすい傾向があります。

けれども私たちは同時に、自律神経レジリエンスという能力を持っています。これは、ストレスに対処するための自己修復力や回復力を指します。HSPさんは、適度な休息、リラックス、メンタルヘルスケアを通じて、自律神経のバランスを整えることが重要です。





レターからの紹介

standfmにお便りが届いたので、皆さんに紹介したいと思います。

公美子さんこんにちは。最新の#652を何度も繰り返して拝聴しました!

内側から出てくる批判の声は、真実または自分の声では無いかもしれない、これは神経パターンである。
このことを教えてもらい、理解を深めていく事は、私にとって、人生に天と地との違いをもたらすほど、大きなことです。

Sさん、ありがとうございます。
上記のことを今日は深めていきたいと思います。


神経パターンと信念(言葉)は関係がある。が科学的なエビデンスの欠如


このテーマについて話すことにためらいがありました。その理由として、神経系が信念(頭に湧いてくる考えや言葉)の形成に関与していると主張すると、スピリチャルや極端な決めつけとして受け取られる可能性があるから。具体的には、ポリヴェーガル理論の全体像を知らないまま、一部の情報だけを受け取ると、この主張がスピリチャル的であるとか、極論に過ぎると受け取られる危険があなと思っていて、これまで迷っていました。

しかし、私はHSPさんのためのプログラム運営の経験から、神経系と信念の関係について確信を持っています。

プログラムを通じて約6ヶ月間みなさんと一緒に時間を過ごすことで、その人の口から出る言葉自体が変わっていく様子を見ています。

例えば、ある人はどんな質問に対しても「でも・・・」とまず即座に言ってしまう癖がありました。それはイエス・ノー形式の質問だけでなく、「今日の胃の感じは?重いですか?軽いですか?」のような質問に対しても同様でした。
「昼食食べたばっかりなんで、ちょっと胃袋重たく感じてますね」とか、「 いや〜今日はめちゃめちゃ調子が良くて、朝からワクワクした感じもあるぐらい。午後のミーティング楽しみなんで、胃もちょっと軽い感じしますね」とか、
端的に答えるときって、頭に「でも」ってつけなくてもいいですね。
普通にしてたらつかない人が圧倒的だと思います。

しかし、この方は「でも・・今日は軽いと思います」など、意味不明な「でも」がついていたんです。

少しだけこの理由を予想しますと、
この方は幼少期に親とか先生とかまわりの大人からいつも責められていた、ということが考えられます。
「あなたってどうしてこうなの?」みたいな否定的な言葉や質問が続いていただのかもしれません。だから瞬間的に「 でも」っていう言い訳をするような答え方をするっていうのが、 その方の神経パターンの怒りとしてしみついているのだと思います。

しかし、この方は直感的に「でも」をつけずに答えることができるようになりました。そのことにご本人は気づいていないかもしれません。
わたしも指摘しませんので。
この変化は、その人の神経パターンに怒りと戦う姿勢があったのが、そのパターンを脱していったということが言えます。





また、私は多くの転職相談を受ける機会があります。
私はこんなところで働いてきました。
こういうところは無理だったんですという言葉の中に
・窓がないコンクリートに囲まれたような部屋の中で仕事をしたとき、
・人間関係が苦手でいつも同僚に見られているような、上司の方がきつい言葉で何か指示をする感じだった
・音がうるさすぎた
・残業禁止というところでも定時に帰るときに責められるような視線を感じていた

などなど

もちろんハラスメントがあったときはすぐに他の職場を考えたほうがいいとは思うのですが

個人的には、仕事の条件に完璧を求めすぎる神経系の状態を変えていくほうが(神経系のレジリエンスを整えていくほうが)、理想の職場にずっと早く巡り合えると思います。
完璧主義はその人のせいでも、その方の性格でもありません。
ほとんどが幼少期のパターンです。

社会生活において、人間関係は必ず生じるものです。
組織の中で働く場合には特に、一緒にいて居心地が100点=自分と似た人ばかりが集まるという理想的な状況はありえません。

このように、神経パターンと信念の関係についてはまだ多くの研究や証拠が必要ですが、個人的な経験からもその関係性を感じています。

今後も頑張ってこのテーマについてお伝えしていきますね。


会社の環境や人事との関係について


もちろん、もしパワハラの上司がいる場合は、逃げるべきです。音がうるさい環境や冷房の調節ができないなど、感覚過敏が起こる場合は、
一定程度、人事や総務部と協力して解決策を見つけることができるかもしれません。

しかし、それでも追いつかないという場合には、自分自身でも自分の神経の感受性がいまどのようなパターンなのかに取り組む努力が必要です。
これは我慢するという意味ではありません。むしろ、自分自身の神経系の耐性領域を広げる努力をすることです。つまり、自己成長を通じて自分の視野を広げることです。

これには、自分自身の過去のトラウマや信念、トリガーなど、自分自身がどんな状況で怒りを感じるのか、そういった過去の要素を見直す必要があります。これは個人のせいではなく、幼少期にサバイバルのために学んだパターンの影響です。その過去のパターンを公平に観察することが重要です。

この取り組み方は、根源的な自分の性格を変えようとすることではありません。
そのような意識では問題が深刻化する可能性があります。むしろ、自分自身を優しく見守る方法を使って、自己を再評価していく必要があります。


要するに、主観や感情、感覚が変化していく時間とプロセスを持ちます。
このようなアプローチは、自分がなにか別人になってしまうような、そこはかとない不安を感じるかもしれませんが、実際は逆です。
「自分の過去と体感を見ていくと、」傷つきすぎる感覚や過敏さが緩和されて自分が好きになった人もたくさんいます。

自己成長を通じて、自分自身の内面的な強さを育むことが、会社の環境や人事との関係を良好に保つために必要です。



自己認識と感覚の変化・人間関係と安心感について


大学やサークル、部活などで、いつも何の集まりでも呼ばれている人は、周りにいませんでしたか?

その人は安心感をもたらす人なんです。
もっというと自律神経の腹側瞑想神経の機能発達が上級者なんです。

付き合っていて、すごく正しい答えを教えてくれる人よりも、なんかとっつきやすい人とか、きばらずにモノが言える人の方に会いたいなって思う気持ちって・・共感していただけますか?

そうやって、この人と一緒にいて自分が安心だ、安全だという人には、人はまた会いたくなるものだし、近くで仕事をしたり、近くにいたくなるというものなんですね。

面接の時にこれを出せれば百発百中受かります。(当社比w)
もちろん技能的に求人している会社の求めていることと合致していたら。
の条件の上にですけれども。

人間には目に見えない、または思考にも昇らないような感覚で人を見分ける力っていうのがあるんですね。
動物としての人間の能力です。(ニューロセプションといいます)
他人の感情を感じるためには、
⏩不安感情や怒りの感情、無力感を自分で治めることができることが必要となってきます。

何歳になっても人生の扉は午後の扉は必ず開きます。
自分が自分らしく働ける、能力を出せる、成果があがったり人から認められる、人と心地よい関係を築ける。

それは自分を丁寧にやさしく見ていく言葉と体感の両方からのアプローチによって起こります。



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【お知らせ】自分の神経系を見られる感じられる扱えるようにしていくそれを6ヶ月かけてやっていきませんか。(神経系=身体は急激な変化を嫌います。ある程度の期間をかけてゆっくりやっていきます。グループセッションが月に1度・3時間。動画や音声の学びはご自身の好きなときにどうぞ)
10月24日スタート6ヶ月のそういうことをプログラム。

募集が10日から始まります。
楽しみながら参加していただけたらなと願っています。


先行案内が欲しいかたはこちらからご登録ください。


「そういう個と。」プログラム修了生の声



<HSP強みdeワーキング〜洞察系・共感系・感覚系>


HSPを才能と捉えてこんな見方をすると、シゴトが開けていく。
ワークや実例がたくさん載った代表皆川の著作。


◆そういう個と。公式LINE
少人数のイベントなどはこちらで優先的にお伝え。出版の裏側モノガタリも連載。〜サクラと転んだ坂道と


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