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変な自信がついたんです ~そういう個と。修了生インタビュー【後編】

働くHSPのための自律神経ケア×強みプログラム「そういう個と。」主宰の皆川公美子です。

そういう個と。プログラム修了生のMさんがstand.fmでのインタビューに登場し、受講前、受講中、その後の変化やお仕事のことなどを、丁寧に語ってくださいました。

今回は後編です。
プログラムで印象に残っていること、プログラム後の変化などを語ってくださっています。

まだ前編をお読みではない方はぜひこちらからご覧ください。

音声版はこちらからどうぞ。(音声版には前後編はありません。)

前置きが長くなりましたが、後編スタートです。


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すごく心地いい、一度に二度おいしいみたいな、そんなグループセッションでした

皆川:そしてプログラムが始まったわけなんですけれども、コンテンツ学習やグループセッション、ライブブックがあったり、 フェイスブックグループで仲間の皆さんと話したりっていうのがある中で、どの部分が一番印象的だったとか、いま思っていらっしゃる思い出について伺ってもいいですか?

Mさん:はい。一番印象的だったのはグループセッションで同じHSPさんたちと交流ができること、そしてその延長でFacebookグループでいろんな方の思いとかを発信されているのを見たり聞いたりできること。それがすごく自分にとっては癒やしになり励みになりました。

皆川:グループセッションはどんな感じでしたか?知識的な、ちょっと講義的な部分もあるし、 ブレイクアウト(ルーム ※オンライン上での小部屋のようなもの、少人数での集まりを作るために使用)で皆さんと一緒にリアルにアウトプットし合うというのもあったと思うんですけれども。

Mさん:そうですね、講義的なところはやっぱり自分でコンテンツを聞いているだけではまだ落とし込めないところを解説していただくことで、 本当にまさにプログラムの名前の通りそういうことか、そういうことかという気づきが深まっていくような満足感がありました。そこで学びながらブレイクアウトとかで実際にお話をさせていただいて、講義とは違うHSPさん同士のほんとうに居心地のよさをまず体感しながら、そんなに日頃接点のない方たちなのになんだろうこの安心感、というそんな安心感を感じながら、何もしゃべってなくても居心地がいい、ほっとできる、言葉数少なくても通じ合えるみたいな、そんな空間がすごく心地いい、一度に二度おいしいみたいな(笑)そんなグループセッションでした。

皆川:本当にそれを伺って嬉しいですね。内容としてはポリベーガル理論がベースになっていますけれども、その中でもこの部分を知れたから一番良かったということってありますか?

Mさん:本当に全部ですね。ちょうどそういう個と。のプログラムに参加しているところで娘が不登校になり、 まさにつながりの神経、腹側迷走神経というものを知ってその大切さということを知ることができたことで、娘の不登校にも寄り添うことができて、 苦しかったですけど一緒に乗り越えられたなということを実感しています。


自分の中でもう大丈夫かもっていう変な自信、根拠のない自信があるなと感じています

皆川:いろいろと変化がその後あったんですね。今じゃあプログラムが終わってしばらく経ちますけれども、 スタート時、先ほど伺っていたあたりと今と一番大きく変わったのはどんなことですかね?

Mさん:そうですね、一番大きく変わったのは、今までは行動を起こす前にすごく考えて、こうしたらこうなるかなとかすごく気にしていたんですけど、そのあたりがあんまり気にしなくなった。 周りの目とか、なんかふと悩んだ時は、周りは何も気にしてないやんなって自分で、自分の中で自分に対してつぶやいている自分がいたりとか、 そんなに恐れなくても大丈夫っていうふうに思えるようになった。それは職場での人との関わりとか、そこが一番大きいですかね。恐れなくなったような気がしています。

皆川:自分の視点が変わっていくことってすごい不思議なことですよね。 この自分が視点とか感じ方が変わっていったり、自分の安心感が変わっていくと世界全部が変わっていくじゃないですか。 それって本人から見たらめちゃめちゃ不思議なことですよね。自分じゃなくなるわけじゃないんだけど、前にいた自分と違う自分がいるっていう感じ。そのあたりはどんなふうに感じられますか。

Mさん:本当に今おっしゃっていただいた通り、不思議な感覚ですね。 こういうことをしたからこうなったっていうふうな、そんなことがあまりはっきり言えない。

皆川:スキル的じゃないんですよね。

Mさん:そうなんですよね。

皆川:このスキルを教わったから、明日これができます、よいしょ。みたいな感じとちょっと違いますもんね。

Mさん:違いますね、本当に違います。 なので説明するのが難しくて、でも自信、自分の中でもう大丈夫かもっていう変な自信、根拠のない自信があるなっていうのを感じてます。 本当不思議です。

皆川:変な自信の方が気に入ったけど(笑)。
   変な自信?

Mさん:変な自信。

皆川:うん、素晴らしい言葉ですよね。 これができたら、本当にHSPは強みだけ生かしていける。
敏感さっていうのは強みだと思って、そこをどのように後は生かしていこうかっていう作戦だけになるような気がするんですよね。

Mさん:そうですね。 自分に対してそういうふうに思えるようになったので、同時に気づいたら周りに対してもそうとしか思えなくなっていて。
なので今の仕事でも、メンタル不調で今まさにしんどい方にお会いして切実なお悩みをお聞きしても、「この方は今自分の強みに気がついてないだけだな」って思えるし、 だからこそはこれから強みに気づいていかれる可能性しかない、楽しみしかないってそんな風に勝手に思えているので相手の可能性も信じることができるようになっていて。それは娘に対しても同じように感じているので、ほっといても大丈夫っていう妙な安心感があります。

皆川:人生で経験することが怖さじゃなくて、何か試しであるとか、実験とか探索になっていくようなそんな感覚ですよね。

Mさん:本当そうですね。毎日が実験、本当にそんな感じで、楽しいです。


自分だけじゃなかったんだって、まずわかるだけでもパッと視界が広がって安心につながる


皆川:最後にですね、今後どんな人に(プログラムに)参加してもらったらいいんじゃないかなっていうことを、Mさんはどんな風に感じてくださってますか?

Mさん:そうですね、なんとなく生きづらさを感じてたりとか、自分ってなんでこうなんだろうとか、周りはどうしてこうなんだろうとか、 もやもやして自分に自信が持てないでいる方。
何がどうこうっていう風によくわからないけどしんどいなとか、そんな風にもやもやしている方。本当に自分自身がどこにも頼れるところがないような気がしていたりとか、なんか孤独感、誰もわかってくれないのかなとか、 なんで自分はこうなんだろうとか、答えのない疑問をずっと抱いて、トンネルの出口が見つからないみたいな。 そんな風に悩んでいるHSPさんがいたら、トンネルの出口を探しに行くような感じで参加をしてみられるといいんじゃないかなって思います。 ただ学ぶだけじゃなくて、やっぱり心強いなと思うのが、自分だけじゃないんだっていう安心感。
こういう風に悩んでいるの、自分がおかしいかなって思って悩んでいる方が、きっとHSPさんだと真面目だし多いと思うんですけど、 自分だけじゃなかったんだって、まずわかるだけでもパッと視界が広がったりして、安心につながるんじゃないかなって。
私自身がそうだったので、 仲間ができるっていう、そんな感覚もありますし、ただ知識を得るだけじゃなくて、知識とかは多分本とか動画とかいろんな人が発信しているものはあると思うんですけど、でもそこで強みに着目されているっていうのはやっぱりこのプログラムならではだと思うので。
自分の強みがわからないとか、自分の敏感さが弱みだと思い込んでしまっている方とかがいたら、そうじゃないっていうことに気づくだけでも生きやすくなると思うので、 そのきっかけとしてプログラムに参加をしていただくと、きっとその先に根拠のない変な自信、安心感につながっていくんじゃないかなって、自分自身の体験を通じて思います。


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Mさん、ご登場いただきありがとうございました。
インタビューはここまでです。いかがでしたでしょうか。

Mさんが少数派としてのHSPの感覚を人生の前半から人生の後半の強みへ、 どのように転換していかれたかがすごくよく伝わってきましたよね。

このことを土台として今お仕事の中でも活かして、強みとして使いながら暮らしていらっしゃるんだなということも伝わりました。
自分がそこを越えていった経験、そして自分の神経を扱っていくということの体感。
それこそがやはり対人支援の基礎になる物事ではないかと自分自身私も強く思っています。

インタビューの翌日に、Mさんがいま考えていることや
インタビューで伝えきれなかったことなどを
改めて共有してくださいました。
その内容も明日の投稿にてご紹介予定ですのでぜひご覧ください。

これまでの「そういう個と。」プログラム修了生の声はこちらからどうぞ。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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