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奇跡講座とベジタリアンの関係は?

なにも関係ないです。
奇跡講座では本来の神の子として目覚める道のりを歩むためですが、それがベジタリアンとは限りません。
奇跡講座は心の世界での変革を求めているために、この世での具体的な行為行動を規制するのではありません。

わたしがベジタリアンになったのは、屋久島で暮らしていた時期。
ある日ふと思いました。
「肉魚を食べるのをやめよう」と。その瞬間にまわりの空気がホッとした空気になったのを覚えています。

屋久島に移る前は、庭先の鶏を〆て捌いたり、スペアリブのオレンジ煮とか作って「この脂の甘みがいいな」とか言いながら、喜んで食べていたのですが。

ある日、突然思いついたのが始まりでした。

奇跡講座のワークブックに取り組みだしたのと、どちらが先だったかは忘れてしまったのですが、奇跡講座に関連して思いついたのでは無かったのです。

ある年齢までは、肉食が必要

わたしがベジタリアンになったのは中年世代ですが、それまでに、十分に肉さかなを食べたというのがあります。
肉体が成長するには、必要な栄養分がありますが。
それらを摂取するのに、肉さかな、乳製品などは効率が良いと思います。

ある程度まで肉体が成長して、自分で生活出来る目処がついたときにベジタリアンへ変化するのが良いのでは?
それは、奇跡講座を学び始めるには、この世で生活できる基盤が出来てから取り組むのが良いのと似ています。

日本語がメインの暮らしなら特に英語から翻訳されている奇跡講座の書籍を読み解くための知識が必要となります。
日常生活とはことなる意味合いで使われている、難しい言葉を読んでいくこと。
ベジタリアンという今の日本では、なかなか実行し辛い環境で、やっていくこと。


奇跡講座は自我への挑戦、ベジタリアンは世間への挑戦


とも言えるでしょうか。
わたしがベジタリアンを始めた時の、世間の反応はとても冷たい、変な人的な見方でした。
それでも、食べないと決めたことを実行するのが私が私を確かめるような感覚でやってきました。

肉体は食べ物で作られているから、食べ物を変えたら当然肉体も変化します。
また食べ物は人が植物や動物を加工しています。

その生産者の思い
が詰まっているのです。

そういう面からも動物の食肉には、多くの人が関わっているから思いも沢山こもっています。
そこまで感じてしまうと、とてもたいへんなこともあります。

野菜は小松菜などは一株が一人前としたら、それだけ抜けば良いのですが、牛肉はそうはいきません。
数百キロの牛を屠殺して、解体します。
その内一人の食べる量は、ほんのわずか。

食べられるまで成長するには、餌や場所、時間人手を考えると、大きなエネルギーを注いでいます。

そこに気づいてからというもの、もう食べられない食べなくとも良いと、思えてしまう。

これはあくまでも肉食の一側面であり、これだから肉食はダメだというのでもありません。
動物の命を奪うのが残酷というのでもありません。

この世には真の命は無い

この世は幻想でまやかし。
私も含めた動物、植物、鉱物までも命は実在していない。
真の命は心のみ。

その心を忘れてしまった、常に忘れようとしていることが唯一の問題です。

その問題に対する唯一の答えが、
神は在る。
だけなのです。

では神は在る、の答えを毎日唱えていたらいいのか?と思いますね。
そうでもないでしょう。

これは自我への挑戦です。
自我はこの世の仕組みを観察すれば、分かるようにとても複雑です。
いくらでも反発する要素を作り出します。
男に対する女、その2つで飽き足らずに「LGBTQ」という概念まで生み出しました。
政策の違いや会社方針の違いなど、数えきれない違いを作り出します。

その複雑な世界の中で暮らしていながらも、シンプルな真理を忘れない。
思い出そうとすることが、自我への挑戦です。

ベジタリアンの暮らしを、やり遂げることを私にとっては似ています。
ベジタリアンの暮らしは食べ物だけでなく、たとえば持ち物で皮革製品を使わないなどに及びます。

ベジタリアンのサプリメントを生産するためにも、多くの人手、エネルギーを投入するのですが、そんな矛盾点もあります。
植物ベースが地球に優しい暮らしと言っても、本当に優しいとは言い切れないのも承知しています。

その矛盾を抱えながらも、ここからしか目覚めることが出来ない。
私にとって少しでも、安らかな夢・この世の暮らしが出来るように願っていること。
それが今の暮らしになりつつあると思っています。

人それぞれの道のりを歩む

私の道のりを公開することが、私にとって《闇を光に運ぶ》ことの実践です。
あなたが、《あなたならではの道》を見出して、お互いが真に目覚める日まで。
ともに進めていけたらと願います。

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