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業績を向上させたいなら創造性の追求からはじめよう

この記事がビジネス界隈で話題だ。今日現在Facebookで1.5万シェアされている。

SNS界隈の共感コメントの多くは、記事前半の「管理すれば、業績の低迷を助長する」という提言の部分にあるように見受けられるが、この記事の大事な内容は後半にある。いかに創造性を高めて、いい仕事をするか、そして業績向上へつなげるかだ。当該記事では、その逆説的な文脈は割愛されている(ように読めた)ので、自分なりに考察してみた。

つまり、この図を逆に回したらいい。

とてもシンプルな理論だ。「業績の低下→管理の強化→間接的動機の増大→創造性の低下」について、(自分の解釈を加え) 逆流構造(スパイラルアップ)に置き換えると、図はこのようになるのではないか。

ちなみに、「創造性」「創造的な仕事」の定義は、ロフトワーク 千晶さんのを引用する。

デザインとクリエイティブ
近年、ビジネスデザインやソーシャルデザインなど、「デザイン」の射程は拡大しているけれど、根底にある思想は共通に思える。起点には「課題」があり、解決に向けて適切なアプローチが設計され、実践される。デザインは、知性である。一方、クリエイティブはどうだろう。こちらも感性の活動ではあるものの、社会的課題よりも、「やってみたい」といった主体者の情熱や好奇心が起点になっている。根底には、常識の枠組みを否定したり、あるいは超えようとする意志のようなものがある。それが、もっとも大切な特徴ではないだろうか。
#01ドーナツの穴 -創造的な仕事のつくり方-より

創造的な仕事、創造性の追求とは主体性(=直接的動機)にある。情熱と好奇心をもって、常識にとらわれない仕事の仕方だ。

創造性を追求した仕事は、間接的に新しい商機を増大させる(=いい仕事の報酬は、新しい仕事の機会)。

さらに、仕事で得た経験や知見を「管理」でなく「共有」することで、仲間たちの仕事もより創造性ある良い仕事ができる。

その結果、業績は向上するのだ。

業績を向上させたければ、創造性の追求から始めよう。

#クリエイティブ

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