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そうだアメリカ、行こう。【あの選択をしたから】

1999年、私はちょうど真ん中くらいの偏差値の公立高校に通う普通の17歳で、特に部活等にも入らず平凡な毎日を送る日々でした。

そんなある日、大阪府内の高校生30人が姉妹都市であるカリフォルニアの首都サクラメントに交換留学できるプログラムに、自分の高校も対象になっており、2名募集がかかることを知り、居ても立っても居られず、誰にも相談せずに申し込みました。
もちろん親にも相談せずに、、苦笑

申し込んだ年にサクラメントから高校生が大阪に来て、翌年に私達がサクラメントに行くという流れで、私の高校には男の子1人、女の子1人が来ることが決まっていました。

私はどーーーーしても行きたかったんです、アメリカに。
私の考えでは、留学に応募してくるのは女の子が多いだろう、そして、相手も女の子を希望するだろうと考え、「受け入れる相手はどちらでも良い」を選択して申し込みました。

結果は・・
まさかの・・・
応募者、2人!!!!!笑
どんだけ人気ないの!!!!!爆笑

もう一人の1つ下の子は女の子を希望していたので、私が男の子を受け入れることであっさり決定!
やったーーーーー\\\(^o^)///
第一関門クリア!

問題は第二関門だYO!
親の説得だYO!YO!!
普通逆ですよね・・??笑

「交換留学申し込んで受かってきたから!」
という唐突な私のカミングアウトで、母親とは相当喧嘩しましたが(笑)、最終的に「家にアメリカ人を受け入れるのはいいけど、アメリカには行かせへんから!」と謎のOKをもらい、無事クリア!!
私的には受け入れてしまえばこっちのもんだと思ってたんで、何でもOKだYO!!!笑
友人に話したら、「普通、アメリカ人を受け入れる方が反対されるけどな・・笑」と言われました(^▽^;)
あ、父親は子供のやりたいことを出来る限り優先してくれます。最高か。

そんなこんなで、無事に交換留学プログラムが始まり、サクラメントから男の子が来て、一緒に高校に通いました。
日本語が上手な子だったので、両親も気に入り、安心て翌年にアメリカに送り出してもらえました♪
交換留学の話はまたいつかじっくり書きたいと思います^^

自分の両親、ホストブラザーの両親を見て、父親は頑張って相手の言葉を話そうと勉強してくれていたけど、母親は関係なしに自分の言語で話す姿は、母親というものは日本もアメリカも関係ないなと感じました。笑

それぞれ数週間という短い期間でしたが、このプログラムに参加したおかげで、英語をペラペラに話せなくても外国の方に物怖じせず接することが出来るようになったし、コーラは好きになったし(笑)、何よりもう一つの大事な家族が出来ました。

なかなか会いに行けてないけれど、両親が元気なうちに、もう一度会いに行きたいなと思っています。

最近、高校生・大学生の子たちから留学や海外の大学に行きたいという相談を聞くことがあり、私は「行きたいと思った時に行けるのであれば必ず行った方がいい!」と伝えています。
親に迷惑かけることにはなるけれど、行きたいと思った時に行ってよかった!という自分の経験を話しています。
もう20年以上前のことで記憶も曖昧ですが(笑)、あの選択をしたから今の私がいるなと実感しています。
未だに迷惑かけていることも含めて、改めて両親には感謝しかありません。

そして、そんな私を一番近くで見てきた妹には、
姉=破天荒
と思われています。笑

人生一度きり!
しなくていい後悔をする選択だけはせずに、楽しんで生きましょう!!






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