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【ビットコイン・ストラテジーETF (BITO)】歴代ETFのデビュー時の出来高2位!! 投資家のFIREへの旅路 第203回

ビットコインが続伸続伸!その要因は「ビットコイン・ストラテジーETF」!
これの登場で、ビットコイン市場は上がりまくり!

このETFの初日は好調な滑り出しで、
約4.9%上昇し41.94ドル。出来高は2400万口。売買代金は10億ドル(約1140億円)!

歴代ETFのデビュー時の出来高2位とのこと。

では、このビットコイン先物ETFとはどんなものなのか見ていきましょう。


【プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF】(ProShares Bitcoin Strategy ETF)

運用会社 プロシェアーズ
2021年10月19日に取引開始
ビットコイン先物の価格に連動
ティッカー "BITO"

ここでの、ポイントは、
先物の価格に連動するというところです。


【先物取引とは】

先物取引(さきものとりひき, 英: Futures contract)とはいわゆるデリバティブ(派生商品)の一つで、価格や数値が変動する各種有価証券・商品・指数等について、未来の売買についてある価格での取引を保証するものを言う。また、この取引は、定期取引、清算取引とも言う。ここでは一般論としての先物取引を記載する。

出典: wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E7%89%A9%E5%8F%96%E5%BC%95

先物には決済の期日があります。
決済日が来れば、そこで売却となるということですね。
1000円で買った株式が、1ヶ月後に1200円であれば、200円の利益が出る。
800円であれば200円の損失が出る。

つまり
今日、1ヶ月後に、この株式を1000円で売ると約束したら
その後の値動きがどうなろうと
1000円で売る義務があるということですね。



【コンタンゴ】

コンタンゴとは、期日が遠い先物価格の方が、期日が近い先物価格よりも価格が高い状態のこと。
期日が遠いほど、価格がどうなるのか、変動のリスクが大きいため、価格が高くなるという理解で良いでしょう。


【バックワーデーション】

コンタンゴの逆の状態。
期日が遠い先物価格の方が、期日が近い先物価格よりも価格が低い状態のことです。この状態は、市場が荒れている時に起こるので、異常な状態と言えます。


【ロールオーバー】

先物には期日があるので、期日の売却する義務があるため、
同じものをいつまでも持ち続けることはできません。
そのため、先物型ETFの運用は、
期日が近い先物を売る
期日が遠い先物を買う

これを繰り返すことになります。=ロールオーバー

コンタンゴの状態が普通ですので、
期日が遠い先物の方が高いので、安く売って、高く買い戻すことを繰り返すことになります。

つまり、
中長期で、先物ETFを保有すると、損失が出る可能性が高いということです


【プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF】

プロシェアーズのマイケル・サピア最高経営責任者(CEO)は「証券会社に口座を持ち、株式やETFの購入に慣れている多くの投資家に、ビットコインへの投資機会を提供するものだ」と上場の意義を強調した。現物の仮想通貨のように投資するためのウォレット(電子財布)を持たなくても仮想通貨の価格に連動した運用ができる。
出典:日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19DXI0Z11C21A0000000/

このような記事がありますが、
プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETFは、中長期保有に向くETFなのか?

どのような値動きとなるのか?

この辺りは、
実際に見ていく必要ありますね。

ビットコインへの直接の投資は、投機的な面がまだ大きので、
踏み切れていない投資家の方が多いので、今回のETFは、ビットコイン市場へ参加のハードルを下げたといえます。

このため、ビットコインの相場が爆上がりするのは当然ですね。

これから値動きを注視していきましょう!!



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