見出し画像

vol,5 レガシー企業において組織変革・風土改革は成し遂げれるのか!?

今回は、少し流れを変えまして本質的な事を書かしていただきたいと思います。多分に私見が入っていますし、独善的な部分もあることをご了承ください笑。何分、経験則が大きく関わっている文章かもしれません


レガシー企業では組織変革は生まれない!?

結論から申しますと、大きな組織で時間を掛けて育ってきている企業においては、組織変革・風土改革は難しいのでは?と考えています。これは私の経験則から申しています。
ただ難しい、書かしていただいているだけで、無理!変わらない!あきらめなさい!とは申していません。言い訳がましいこと言うな!?と思われるかもしれませんが、これは相当なレベルでの変革・改革が必要で、そこいらのコンサルタントが入ったくらいでは難しいのですよね。
近年では〇芝さんのような例があると思います。もちろん法に違反しているのはあり得ないのですが、あのような案件は組織全体が一定の風土で動いていて、一般社会ではダメと思われることでもあの会社の中の社会では、逆に普通の文化として実施されていて、なんだったらその文化がさらに醸成され続けている、そんな村社会が出来上がっていたのだと推測します。
これは、法に抵触しないレベルですと、多くの会社で存在しているはずです。それを変えていくことがどれだけ大変なのか?ある程度、改革系の業務をされた方ならわかると思いますよね

オーナー系企業はチャンスがある

レガシー系企業と申しましたが、日本においては特に財閥系企業やオーナーシップの薄くなってきている企業が特に変革・改革が難しいと感じています。逆にオーナーシップの効いている企業は、どれだけ風土が存在していても鶴の一声で何もかもが変わらされますし、それに逆らうと組織に居ずらくなってしまいます。良い意味でも悪い意味でもトップダウンが効いている組織はそういう風土は生まれにくいと感じています。もちろん、その代わりのオーナーシップという大きな指示が流れているんですけどね笑。

そもそも組織変革・風土改革とはなんぞや?

この言葉の定義を書いておかないと、読んでいただいている人にどんどん違和感が出てくるかもしれませんので、私の考える組織変革・風土改革の意味を書かしていただきますね。
組織変革は、組織は変えることが出来る!と考えています。どれだけ大きな組織でも変えていくことで高効率な組織や、業績達成し続ける組織ができると思っていますし、私自身がある組織を実際にビリーからトップに成し遂げてきた経験もあまた在ります。
風土変革は、とっても難しいです。企業の風土は文字通り風や土で出来ています。これはノンバーバルなものであり、具体的なモノではありませし、社則にも記載はありません。しかしながら赤の他人が入ると、強烈な違和感を覚えたりするのもこの風土です。ですので風土変革ではなくて、風土改革と記載させていただいています。少しずつ組織を変え続けていくことで、結果的に風土が改革されていく、根っこの部分は変わらないものの、改革はされていってきている、そんなイメージを持っています。
このあたりは当社代表の冨山もblogに書いていますので参考にしていただければと思います

組織にコンサルタントが入る意味

こういった活動で、外部業者が組織内に入る意味を私はこう考えています。
「第3者が感じる違和感を組織のメンバーにストレートに伝えること」
もっと平たく申しますと、痛い言葉・聞きたくない言葉を発する役目だと思います。それは従業員のみならず幹部社員や役員にも言う必要性があります。それを言うことがあるから組織内に入る意味・意義があると思っています。しかしながら、最近の従業員調査の企業さんのコメントや行動を見ると、あまりにも企業に優しい言葉・やわらかい言葉を投げかけてばかりで、まったくの刺激にはなっていないと感じます。本来は組織が変わるため・改造していくための調査だとすると、もっと真摯で刺激的な言葉を投げていかないといけないと考えています。
これあらたは、そういう言葉の投げかけもある意味ストレートです。
エンゼルスの大谷くんやロッテの佐々木投手のように160kmを超えるようなストレートの言葉を投げていきます笑。時にはめっちゃ頭にくるような言葉が出てきますが、それも組織が動き出してほしい!そんな気持ちで振りかぶっていることをご理解ください。
少しでもこの文章が気になりましたら”これあらた”のHPにもお越しください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?