【特別企画】子育て体験「ワーク& ライフ・インターン」で僕らはこう変わった

みなさんは「自分のやりたいこと」が具体的に決まっていますか?

「将来やりたいことが見つからない」
「就職できるか不安」
「仕事と子育ての両立をする自信がない」

上記のように、将来に不安を抱えている学生は意外とたくさんいます。就職はもちろんのこと、結婚や出産など、早いうちから将来のライフプランを考えることはとっても大切です。

悩める学生たちから多くの支持を得ている企業が、アッコさんこと堀江敦子さんが代表を務める「スリール株式会社」です。フランス語で「笑顔」の意味を持つスリールは、「働くこと」「家庭を築くこと」をリアルに体験できる「ワーク&ライフ・インターン」の事業を展開しています。現在スリールは、全国の高校や大学で「子育て体験」のプログラムを導入する運営資金のためクラウドファンディングを実施中。

公開してから約二週間で目標金額500万円を達成しました。次は800万円を目指して、7月19日の最終日まで奔走中です。

今回は、クラウドファンディング記念特別企画として、スリールを実際に受けた学生がなぜスリールに参加したのか、参加して何がどう変わったのか、今後どうしたいのかをスリールのOB・OGのみなさんにお話をうかがいました。

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普通の大学生活では体験できない出会いが自分を変えてくれた

ーなぜスリールの「ワーク&ライフ・インターン」に参加しようと思ったのですか?

■松田 直人さん
横浜市立大学4年生。大学1年生の時にスリールのワークライフインターンシップに参加。新しい世界に飛び込むことの楽しさ・喜びを実感して、その後大学を休学して世界一周の旅に出る。帰国後はHARESやガイアックスでインターンをしながら就活イベントや採用に携わっている。

松田:アッコさん(スリールの堀江敦子社長)はいろんな大学で講演会をされているんですけれども、その時にスリールの話をしていて、一番最後に「自分にとってバツだと思う経験は大事だよ」と言われたときに「あれ?これ俺のこと言われてないかな」みたいな。全く興味がなく聞いていたので、しかも子どもとか考えたこともないし、苦手か得意かすらも分からないみたいなときに、まさに自分のことを言われているなと思いました。 

■潮 美華さん
大妻女子大学3年。大学1年生の秋から冬にかけてインターンに参加。
働くママさんの生き生きとした姿に憧れ、自分の将来についての考え方が変わった。
インターン終了後(大学2年の夏から)スリール株式会社で学生のスタッフとして、インターン生の採用やインターンの運営を行なっている。

潮:私は元々専業主婦になりたかったんです。でもすぐに結婚するわけではないので、どんなふうに就職がしたいとか働いている人の姿とかそういうリアルが見れると聞いたので。どんなふうに働いていたりとか、子どもと関わっているところを見たいなと思って参加しました。

■松本 愛さん
社会人2年目で、人工知能やIotの領域で、大学と提携した教育教材の企画職を担当。ハンドメイド領域のオンラインコミュニティプラットフォーム事業立ち上げ中。
元々在学中に、アート領域の広告デザインの事業を立ち上げて300人くらいのデザインを行う。昨年11月に縁があり、資金調達とプロチームに協力いただいて今に至る。

松本:私は高校2年生から大学3年生ぐらいまで、子育て支援をやりたいと思っていました。まずは子育て支援に自分が関わって体験して、そこで感じた問題点でやろうかなと。ネットで探したときに、たまたまスリールが引っかかってきました。


ースリールでは具体的にどんな活動をしていて、どんな家庭を担当していて、その中でどんなエピソードがありましたか?

松本:スリールには二つあると思っていて、一つが実際にご家庭に入って参加すること。私が入ったご家庭というのが東大卒でバリバリと働いてというご夫婦。5時半に保育園にお迎えに行って、公園に行ったりして、家に帰って私たちがご飯を作って、出来上がった頃にお母さんが帰って来て一緒にご飯を食べて終わりみたいなことをやっていたので、まず一つは子育ての体験。

もう一つが自分を見つけるというか、知らない人に会うみたいな。自分を知る深掘りみたいな。その二つですね。

私の父親は私をお医者さんにしたくて。でも高校受験に失敗して、松本家の汚点だという感じで育てられてきたんですね。そう思いつつも、「自分の人生を決めるのは自分だな」と大学へ。スリールに入っていろんな人と出会って、かなり私は気が楽になったというか、「このままでいいじゃん」とみんな言ってくれたことによって、そこから振りきったという感じでしたね。

潮:私が参加したインターン先の家庭のパパさんが単身赴任で宮城に行っていて、ママさんがワンオペ状態でした。 それで5歳のお子さんがいるご家庭だったんですけど、お子さんとの時間を大切にしながらバリバリ働いている姿を見て、これは両立できるかもしれないと初めて思って。私は専業主婦じゃなくてバリバリ働きたいなと、まずそこで変わったんです。そこからいろんな社会人の方と会う機会があって、将来に活かせることをたくさん学ぶことができました。

松田:僕は単純に子育てにすごく興味が出てきて今はスリール関係なく毎週お預かりしています。アルバイトで。そもそも子どもに一切興味がなかったのはそれがマイナスとかではなくて無だったんですよ。

無関心というところから、面白い中にも難しさがあるだとかプラスマイナスが見れて、自分の知らない世界に入った時点でそれが大きな違いというか。 体験した結果、もしかしたら好きなのかもしれないなと思ったり、将来を考えたときにキャリア以外のこともちゃんと考えるようになったり、というのは大きいです。

中長期的に見て自分の人生に生きてくる。自分の人生のサンプルになるという価値が大きい

ースリールの子育て、ワーク&ライフ・インターンで印象的だった出来事はありますか?

松田:子育てをしたということと、あと二つあって、一つはサイボウズの青野さんに出会ったこと。もちろん学校の先生とか尊敬することはあったんですけど、青野さんほどこうなりたいとか、この人かっこいいなとかと思えたのは初めてだったのでそういう意味では大きい出会いでした。

もう1つは、人に会うことや勉強会とかで他の大学とか知らない世界に行ってみるって大事なんだなと思って。スリールが終わってから行動することが怖くなくなってきたというのが一つあるかもしれないですね。

ー企業のインターンシップとスリールのワーク&ライフ・インターンは何が違いましたか?

松本:圧倒的に違うのは一般的なインターンは就活というゴールに向けてプラスαになるかで、就活が終わった時点でそれは終わるんだと思っています。有意義なインターンに参加したという実績になりますが、それは副次的な価値です。10年後どうしたいのか、そこの部分で見ている方向が違うのかなと。

企業内インターンで通じて得られる経験だったりとか、そこで出会える大人の姿って一側面でしかないと思うんです。ワーク&ライフ・インターンだと、その人がなぜ共働きを選んでいるのかとか、会話を通じてその人の働く姿を知ることができるし、だからこそ真剣に人生を考える上で大きなインパクトを及ぼし得るのではと思ったりします。

松本:私もバリバリ働きたいと思っていたんですけど、そういう人は家では完璧なんだろうなと思っていたんですね。パジャマで私たちのことを迎え入れるご家庭もあるし、肝心なところで完璧じゃないんだなみたいな。自分が同じような生活をしようと思ったときに家庭内ではあそこは抜いてこういう具合にやるのかなとか、具体的にイメージできました。

潮:企業のインターンは企業のことを知ったりとか働き方を知ったりとか、そういうことを学ぶインターンだと思うんです。ワーク&ライフ・インターンは生活のリアルも知れるし、企業内インターンでは分からないことが知れる。家ではこんなふうに生活をしているけれども、会社ではこういうふうに生活をするとか、そういう生活面を見れると思います。

ロールモデルに出会えたり、第二の家族にできたり、知らない世界の扉が開けたりと可能性の幅が広がる

ーそれぞれの経験も似ているようで違うと思うんですが、参加して一番良かったなと思うことは何ですか。

潮:参加して一番良かったことは、まず自分がこうなりたいと思えるロールモデルに出会えたことです。いろんな社会人に会うかもしれないですけど、ここまで自分の考え方を変えてくれたのはやはり大きいかなと思いました。

松本:私はインターンをして3年ぐらい経ってるんですけど、未だに年に1回か2回、インターン先だったご家族と一緒に出かけたり、Facebookのグループがあって時々みんなで近況報告みたいな、そういう関係性を築けている。知り合いの家族とはまた違うけれど、自分の実際の親とも違うし、私にとっては第二の家族的な存在というのが一番大きかったかなと感じます。

ご家庭によっては私にさらけ出していろいろ話をしてくれるし、なんとも不思議な関係性を築いているなという感じです。今年は2月にお子さん二人と私とインターン生で上野の博物館に行ったんです。「博物館最近好きで」みたいな感じで行ったり、クリスマスパーティーで年に1回会ったりしています。

嬉しかったことを共有できる人がいて、純粋に喜んで「すごいね」「いいじゃん」と言ってくれる場所があるというのが、結構大きいのかなという感じですね。

松田:知らない世界を知ったというか、ロールモデルという概念がなかったところからロールモデルを見つけられた。子育ての楽しさや難しさ、大変さみたいなところも知れました。知らない世界を知ったというところが、すべてに通じてくるかなという気がします。

ーいろいろな体験ができるワーク&ライフ・インターンが、日本中の学生の必修科目みたいな感じで体験できるようになったらいいなと思いますか?

松本:そうですね。思いますね。結局のところはやっぱり本当にそうしたいと、義務だと良い方向に作用するのかなとか。

潮:将来のことを今考えなくてもいいという学生が多い中で、得ようと思わないと得られないものもあると思うんです。時の流れに任せてみたいな感じのところだと何も意味がないと思うので、やっぱり目的意識とか何か意識がある人が学ぶのかなとは少し思います。

価値を高めて誇れる自分になりたい

ー就活中だったりこれから就活をするとか、それぞれのライフステージがあると思いますが、 今後チャレンジしたいことや豊富をがあればお願いします。

松本:10年後に私は、一つの会社というよりはいろんなところに関わって自分が提供できる価値で起業するのが目標です。同期と起業をして2年ぐらいハンドメイド領域で広告デザインをやってたんです。新しいものを8月に出すんですけれど、直近の目的としては絶対一番になると今そこに掛けています。でもそういう働き方を今からできるかというとできないから、残りの10年間はいろんな経験をして自分の価値を高めていこうと考えています。


潮:直近だと一番が就活になっちゃうんですね、正直。就活中もこの会社で自分がどうしたいか、自分がなりたい姿になれるような生き方がしたくて、今就活をしています。長い目で見れば、自分のなりたいような家族を作って、思い描くような家族ができたらいいなと思うんですけど、やっぱり直近に目がいきます、私は。

松田:就職活動を通して、スリールもそうなんですけど、自分自身にも他人にもちゃんと誇れるような生き方をしたいというのがあって。関わる人全員が幸せになると思える仕事をしたいですし、キャリアの上でもライフの方でも、自分の子どもが生まれた時に「俺はこんなことを頑張っているんだぜ」と言えるような生き方をしたいです。そういう意味でキャリアとかライフを今後選択する時に、どっちの方が自分に誇れるかというので選んでいきたいなと思います。

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以上、スリールの「ワーク&ライフインターン」に参加したOBOGのお三方にお話を伺いました。

僕自身、彼らと話していて感じたことは、「嘘偽りのないリアルな家庭にインターンしたからこそ、解像度高く、前向きに未来を捉えている」ということ。

こうしたワーク&ライフインターンを体験する機会が、もっともっと多くの学生に広がったら素敵だなと思っています。

少しでも共感した人は、以下のクラウドファンディングのページから支援してみてくださいね!


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西村創一朗(複業研究家)

複業研究家/HRマーケター。元学生パパ。HARES代表取締役/ランサーズ株式会社 タレント社員。NPO法人ファザーリングジャパン理事。30歳3児(11歳👦🏻/7歳🧒🏻/3歳👧🏻)の父。首都大学東京法学系卒。お仕事の依頼は→ s.n@hares.jp

nマガ-西村創一朗の人生を編むnoteマガジン-

nマガは、西村創一朗 @souta6954 の日常を徒然なるままに書き綴るノートです。
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