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社会人になることを決めたあなたへ。「意識高い系」で行こう

おはようございます。
2016年4月1日。今日という日はいつもと違って特別な日。

新たな年度の始めで、新しい職場で今日という日を迎える人も多いでしょう。

僕は職場こそ変わりませんが、社会人5年目という節目を昨日で終え、今日から社会人6年目に突入します。もはや老害ですね…!笑

そして今日、忘れてはならないのは日本中で数十万人の若者が入社式に赴き、社会人としての「はじめの一歩」を踏み出すということ。僕も、人事に異動してからはじめての入社式なので、入社式の会場へ電車へ向かっているところです。

晴れ晴れしい気持ちで今日という日を迎える人もいれば、不安と不満が入り混じった気持ちの人もいるでしょう。

「私はここでやっていけるんだろうか?」
「本当はこんな会社になんて入社したくなかった」
「もっと学生でいたかったのに」

など、いろいろな思いが錯綜していることがわかります。

でもあなたは、社会人になることを自ら決めて、ここにいる。

どんな思いを持っていたとしても忘れて欲しくないのは、あなたの人生はすべからく、あなた自身が決めて辿り着いているということ。

20歳になったら自動的に迎える「成人になる」ことと違って、

「社会人になる」ということは自動的にやってくるものではありません。

「就職をしない」という選択肢もあったけれど、あなたは就職することに決めて、いまここにいる。

「他の会社に入社する」という選択肢もあったけれど、あなたはその会社に入社することに決めて、いまここにいる。

そう、いろんなことがあったかもしれないけれど、100点満点の決断じゃないかもしれないけれど、間違いなくあなたは、あなた自身で決断をして、いまここにいるのです。

人生の選択肢に正解なんてありません。
決めて断ち、選んだ選択肢を自ら正解にするプロセスこそが人生です

自ら選んだ選択肢を、自ら正解にしよう。

人生で一番幸せな状態というのは、どんな状況だろうと、自ら選び、自ら決断した人生に対して、自分でYesと言えている状態です。

きっとあなたは、想像以上に辛い状態に追い込まれます。

「あれ、自分ってこんなに出来ない人間だったっけ?」
「なんで俺はこんなところに入社してしまったんだ!」
「ああ、やっぱりああしておけばよかったかな」

そうしてめまぐるしく日々を過ごしているうちに、どんどんと自分の人生にYesと言えなくなってしまうのです。

その現象を「目線が下がる」と言います。

目線が下がると、思考が受け身になります。

受け身になると、いかに面倒なことから自分を遠ざけるか?ということを優先して考えるようになります。
そして、そんな自分をふと振り返った時に、自己嫌悪に陥り、さらに目線下がる。

このバッドスパイラルに入ってしまうと、非常に苦しいです。

とにかく、前へ、前へ、前へ。
Look up ,not down.

目線は絶対に下げないこと。
これが一番大事です。

「意識高い系」で行こう。

よく、「意識高い系」ってdisられるじゃないですか。
でも、僕は「意識高い系」で良いと思うんです。

若いうちなんて、意識くらいしか高いものがないのですから。僕もそうでした。
意識すら高く持てずに、どうして成長できるのでしょうか?

意識を高く持ち、理想の状態を描き、現実の自分を捉えて、理想と現実のギャップを埋めるために行動し続けることしか、能力を高める方法をはありません。

この図で言うと、新社会人の皆さんは「能力は低いが意識は高い」というポテンシャルを秘めた「人材」なんですね。

意識を高く持て続け、理想の状態に向けて学習・行動し続けられさえすれば、少しずつ能力が高まり、やがては「人財」になることができます。

しかし多くの場合、たくさんの壁にぶつかり、うまくいかないことの連続に遭遇する過程でどんどん目線が下がり、どんどん意識が下がり、気づかぬうちに「人罪」に成り果てます。

「人罪」は、会社とか政治とか上司とか、常に誰かの悪口を言って環境のせいにし続けます。そうして、周囲の人たちの意識を下げてしまうのです。

あなたには、そうなっては欲しくない。

だから仮にそういう「人罪」な先輩を見たら、このひとみたいになってはいけない、という反面教師として参考にするのが良いでしょう。

あなたなら、きっと自分自身の選択肢を正解にして、自分自身の人生にYesと言える人生を送れるはずです。

「意識高い系」と揶揄されようとも、意識だけは高く持ち続け、理想に向かって行動し続けましょう!僕も頑張ります。

それでは、入社式の準備に行ってきます。たくさんの新入社員に会えるのか、今から楽しみです。

"Now or Never."
今やるか、一生やらないかは、あなた次第です。

#入社式 #新社会人 #新人 #贈る言葉 #キャリア

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