ヤマハSG2500を改造した
現在、4本のギターを改造するというアホな企画に取り組んでいる。
とりあえず1本目が完成。
ヤマハのSG2500という古いギターのピックアップをヴィンテージタイプに交換した。
よく言われているように、エレキギターは、実は「木」が大事。
いくら良いピックアップでも、ゴミギターに付けたのでは意味がない。それで、SG2500に白羽の矢を立てた次第。
このギターは1980年代に人気があったもので、当時の日本のギターは、とにかく材質重視で、弾く人間の都合なんか考えてないものだから、思いっきり重い。たぶん5キロ近くある。
それで、最近のジャパンヴィンテージブームに乗って、美品は30万越えしているのだが、そんなのはどうでもよい。
買ってすぐ、オリジナルのピックアップが気に入らなかったので、楽器店に持って行って、セイモアダンカンのやつに変えてもらった。どういう依頼をしたか、よく覚えていないが、たぶんハードロックをやりたかったので「ハイパワー」化を頼んだのだと思う。(外してみたら、特にハイパワーということでもなく、ダンカンの定番の組み合わせだったが)
で、とにかくよく歪むピックアップだったのだが、最近は趣味が変わってそれが気に入らなくなっていた。
だから、「材質が良い」「音を変えたい」というおあつらえ向きのギターだったのだ。
で、ピックアップを交換したら、大成功。予想以上に良い音になった。
だが、そうなると他のところが気になってきた。なんかね、特に3弦がびびる感じなのだ。「ナットかなあ?」と思ったのだが、ナットの交換はかなり難易度が高いので、試しにブリッジのサドルとナットにヤスリをかけて油をさしてみた。すると、問題が解決。そっか、古いギターだから、その辺のメンテが必要だったのだなあ。
そう気づいて、他の古いギターもメンテした。すると、チューニングが安定したりして、やっぱり手入れは大事だなと改めて痛感した次第。
ちゃんちゃん。
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