意識低い系受験生のための関関同立攻略 英語編part1

入学早々授業をサボり倒し前期4単位GPA至っては0点代という失態を犯した私ではあるが、一応塾なし現役非進学校(通信教育は使った)から関西学院大学2学部に合格しているのでそれなりに受験生に役に立つ事を発信できるのではないかと思い今回この記事を書くに至った。自分も受験生時代色々な受験系の記事をあさっていたが、いつも思ってたのは有名中高一貫進学校から東大京大などに進学した人の記事はそもそも地頭や環境が違いすぎて全く参考にならないという事だ。一般人が大谷翔平と同じ投げ方をしたからといって165kmの直球が投げられる訳もないのと一緒で、東大生や京大生のやった事を丸々再現したからといって彼等と同じ様な成績になるはずもないのである。そこで地頭が良くない私がそこそこ難しい関西学院に受かったときの体験談の方がまだ再現性があるではないかと思う。初めに言わして頂くが、元々進学校に通っていて高一からごりごり勉強して難関国立に受かってやるぜ!!みたいな人は今回自分が書く記事のターゲット層ではないので大人しく東大生が書いたブログに行きましょう。この記事のターゲット層は非進学校に在籍しているがなんとかして関関同立(文系)に滑り込みたいと思っている人向けである。前置きが長くなってしまったが本編に入ろうと思う

①文法と単語

英語を勉強する上でどうあがいてもやらないといけないのがこの2つである。まず単語を覚えないと何も始まらない。当たり前だが英語を勉強している時に分からない単語に出会っていちいち辞書を引いている様では勉強が全く進まない。勿論過去問を解いている時に分からない単語に出会い、答え合わせした後に調べる事は全然構わないのだが。受験英語では出てくる語彙がある程度決まっているからそれらを暗記するのが重要である。使う単語帳は標準的なものであれば本当になんでも良い。自分は学校で配られたシステム英単語を使っていた。覚える時のコツだがとにかく高速で周回する事である。声に出すなり書くなりなんでも良いが、覚えた!!と思ったらすぐ次に進むのが大事。3、4周目までまうろ覚え状態だったのが5、6周目まで回すとはっきりとした記憶になるだろう。
次に文法だが、これが受験英語の肝となる。巷で「日本の英語教育は文法ばかりやっているからダメなんだ」みたいな事を聞くが全く逆だと思う。ちゃんと文法を学んでいないから小中高と英語を学んできても習得出来ない人が多いのだと思う。(まぁ自分も習得できている訳ではないが)受験英語で出題される和訳、英作、内容一致など全ての設問に英文法の知識が絡んでいると言ってもよい。なので英文法を習得せず受験に突っ込むという事はほぼ自◯行為に等しい。英文法の学習に置いて1番重要なのは理屈を理解する事である。なのでネ⚪︎ステージなどのやたら分厚くて問題数が多いが、文法の理屈やなぜその選択肢を切ったのかについて何にも書かれていない参考書は決してやらないように。もし学校で配られたら即焚書にしよう。おススメの参考書だがまず高校の英文法は中学英文法が元になっているのでそこがあやふやな人は大人しく分からない所だけで良いからやり直し方が近道だと思う。高校英文法でおすすめの参考書は

これがおすすめ。というのも最初に書いてあった通り私は塾には通っていなかったが、通信教育つまりスタサプを利用していた(学校に強制入会させられた)。私が高校1年の時学校の英語教師がうんこ過ぎて仮定法辺りからあまり良く分からなくなっていたが、ふとスタサプの仮定法の単元(高三スタンダード)を見た時衝撃的な分かりやすさに驚いた。その講座の講師が関正夫先生だった。正直スタサプの英語は神だから英文法講座だけでも全部見てすぐ解約するという選択肢もありだと思う。この本にはその講座とほぼ同じ事が紙面上で再現されている。とにかく理由付けが豊富で分かりやすいだけでなく、問題の解く時のポイントが詳しく解説されているので試験での再現性も高い。ただ、この参考書の唯一の弱点は講義系参考書のため問題量がそこまで多くない事だ。なので演習は学校で貰ったものや同じ関先生が書いているポラリス英文法シリーズを使おう。今回はここまでにしようと思う。part2では英文解釈と長文の参考書や勉強法を紹介する


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