相続専門税理士レオさんの語りブログ

相続専門税理士の森本友治(ニックネームの由来は森本レオです)です。石川県金沢市、相続専…

相続専門税理士レオさんの語りブログ

相続専門税理士の森本友治(ニックネームの由来は森本レオです)です。石川県金沢市、相続専門を志したのは24歳で以来資産税業務に従事。これまでの相続税申告件数は200件超‼️相続の知識はもちろん、相続の現場で大切に思う事、相続のギモンや情報を伝えていきます✨スキ、コメント大歓迎です♪

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

相続専門ブログ始めました

初めまして。相続専門税理士の森本友治(モリモトトモハル)と申します。レオさんは大学時代のニックネームで、昭和の癒され声NO.1の森本レオさんが由来です(覚え易いでしょ) 【自己紹介】出身は富山県で1977年生まれ、立山連峰が綺麗で素敵なところ。歴史大好き(独眼竜政宗以降の大河ドラマと三国志ならいくらでも語れます!)。大学卒業後、石川県金沢市の会計事務所に入社して今年で20年目。24歳のころから資産税の業務に従事し、相続税申告件数は200件以上経験。 相続の仕事をして18年

    • 『ほったらかし遺言』、それ大丈夫?【前編】

      そもそもですが、あなたが作った遺言書、内容覚えてますか? その遺言書って、あなたに万が一のことが起きたとき、今の想いを実行できますか? そんな質問をぶつけると、ほとんどの方は過去作った遺言書の内容をあまり覚えていません💦 だから、どういう状況になったら遺言書を作り直さないといけないか、をよく理解していない人も多いかと思います。 今回はそんな『ほったらかし遺言』について前編後編に分けてお伝えしたいと思います。 ▼目次 ■ 『ほったらかし』になる理由 ① 面倒くさい ② 1

      • 相続税対策の真の目的は「節税」ではない!

        おはようございます! もうすぐ8月も終わり。残暑は厳しいですが、夏のやり残しがないようにしっかり楽しみましょう♪ 今日のテーマは「節税の真の目的」について ▼目次 ■相続税対策の真の目的とは? ■節税だけで大丈夫? ■本当の効果がわかるのは相続発生時しか分からない ■まとめ ■相続税対策の真の目的とは?相続コンサルタントの豊田剛士氏は著書の中で「相続対策の本質」について以下のように述べています。 相続対策や資産を守る、殖やすという定義が明確でなかったり、定義を間違え

        • こんな遺言書はダメ3選🙅

          8月も中盤に差し掛かり、お盆の時期を迎えます。 昨年はコロナの影響もあってお墓参りもできませんでした。それでも、今年は2年ぶりにお墓参りに行ってこようと思います。 2年分の報告、子供の成長、自分の将来の想い、をしっかりご先祖様に伝えてこようと思います。 ▼目次 ■ ダメ遺言書3選  ① 相続割合だけ書いてある  ② すべての財産を網羅していない  ③ ”税金カチ無視”遺言 ■ 他にもあるぞ!ダメ遺言書 ■ まとめ さて、今回は前回(2か月ぶりですが・・・🙇)に引き続き

        • 固定された記事

        マガジン

        • 相続対策の心得
          13本
        • 相続税情報(節税・申告・税務調査など)
          8本
        • 実務家必見!おススメ相続本
          2本

        記事

          遺言は○○のための手段である!

          私は、2015年10月吉澤塾第3期生として入塾しました。 『吉澤塾』とは、株式会社吉澤相続事務所の吉澤諭先生が主催する相続実務のプロフェッショナルを目指す人のための講座。 相続を取り巻く環境や相続手続き、生命保険、相続手続き、不動産などについて、知識だけでなく、講師の豊富な実務経験に基づいて、実務に強い相続コンサルタントの育成を目的として研修を行っておられます。 第5回『遺言』の講義の日。この日の衝撃は今でも忘れられません。 私は、それまで相続実務を14年やってきて、遺

          遺言は○○のための手段である!

          相続の仕事は【丁寧】であるべき!

          北陸はゴールデンウィーク中天気が悪かったし、その後は石川県でも新型コロナウィルス感染者が増えて緊急事態宣言、そして、まん延防止措置。 家族で外出する機会も減ってしまい、気が晴れない日々が続きますね💦 そんな中なので以前のように東京や大阪に行って色んな方とお会いすることもできない日々が続きますが、4月やGW期間中はZOOMを使って多くの方と情報交換することができました。 相続と保険の親和性についての知識習得 相続ビジネスの将来 自己紹介や伝え方のあり方 など これまで、お

          相続の仕事は【丁寧】であるべき!

          事業承継が進まない理由は○○だから!

          4月は入学式、入社式、進級など「節目」の月。うちの子供も急に、自分で髪を乾かしたり、歯磨きしたり。 自分自身の中で何かの節目を感じたのかな、と思います。 節目ごとに成長する機会がある大人になると、この「節目」は自分自身で意識しなければ、成長する機会を失ってしまいます。これは、会社も個人も同じかもしれませんね。 さて、今日は「親子の事業承継」について。 「なかなか先代が株を譲ってくれない」 「社長を譲ってくれない」 「税理士から親を説得してほしい!」 こんな相談は昔から

          事業承継が進まない理由は○○だから!

          確定申告期こそ税理士に色々相談しちゃおう!(個人・相続編)

          今年の確定申告の期限は1か月延長され4月15日となりました! 例年は2月16日から3月15日までの1か月間。ただ、実際には新年が始まると「この時期がいよいよやってきたか!」とお客様と準備に入るので、1か月延長されても予定通り3月15日に提出された方のほうが多いでしょう。 それでも、この時期かなりの長時間労働に及んでしまう税理士業界の1人としては、「できれば4月15日で常態化しないかな」という希望も持ってしまいます。 ちなみに、アメリカの確定申告期限は通常4月15日のよう

          確定申告期こそ税理士に色々相談しちゃおう!(個人・相続編)

          今後、税理士は法人型コンサルティングと相続型コンサルティングに二分されるワケ

          先日、税理士の勉強会で、ある先生が今後の税理士業界の行方について発表して下さいました。 「100人以上の大規模事務所に集約していく」 「都市圏の大手会計事務所が優良顧客をターゲットに地方に進出してくる」 そんな中で、100人未満の中小事務所はどのように生き残り戦略を考えるか? 記帳代行や税務会計等の過去にフォーカスするのではなく、経営計画や経営方針など未来にフォーカスしたコンサルティングにシフトする。 AI、RPA、クラウド会計等のデジタル化が進めば、法人顧客を主とす

          今後、税理士は法人型コンサルティングと相続型コンサルティングに二分されるワケ

          私が24歳で相続専門を目指したワケ

          私が大卒で会計業界に入った時(20年前ぐらいですが)の会計事務所の仕事って、主に「記帳代行・税務代理・税務申告作成・税務相談」でした。 毎月法人を訪問し、現金出納帳、預金通帳、請求書等から仕訳を起票(当時は科目印を押してました。すいません、マニアックで💦)し、会計ソフトに入力し、試算表を作って、経営者に報告する。 年末年始は年末調整があって、償却資産税の申告があって、1月から3月にかけては確定申告で午前様(今はないです、違法ですから(笑))。 3月を決算にしている法人は一番

          私が24歳で相続専門を目指したワケ

          新年あけましておめでとうございます

          明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 2020年はすべての人類にとって、そして自分にとっても激動の1年でした。 今まで「普通にできたこと」が出来なくなりました。 仕事場に行けない、親族と会えない、病院に行けない、旅行・出張に行けない、飲み会に行けない・・・etc それによって大変厳しい状況になった人や業界も多かったはずです。 一方で、一部のヒトには以下のプラスの面があったのも事実です。 仕事場はオフィスではなく在宅でもできる(もの

          新年あけましておめでとうございます

          親・きょうだいの関心に関心を持とう!

          私は今年の5月から「話し方の学校 ベーシックコース」で話し方を学びました。 本来は東京でリアル講義を受けているはずでしたが、今回のコロナ騒動もあって残念ながらZOOM受講😥 「話し方の学校」は鴨頭嘉人氏(通称:鴨さん)が校長を務める、パブリックスピーキングの学校。 私も講演やセミナーを引き受ける事があるので、一度「話し方」について本気で学んでみたいと思ったのがキッカケでした。 うまく話せるようになるためには、どうすればいいか? うまく話せる技術や話法は? どんなテクニック

          親・きょうだいの関心に関心を持とう!

          相続対策のタイミングとは?

          「相続」と向き合う仕事をしていると、残念ながら「相続対策」をしてから暫く経過した後に実際に相続が発生した、というケースがあります。 入院することになったから万が一のために。 末期ガンが判明したから妻や子供のために。 親が認知症でもう危ないと言われたから今のうちに。 本人やご家族が現在の病状を一番よく理解しており、その本人を目の前にして相続の話をするのは、相続の専門家とは言っても、なかなか話にくいものです。 そもそも、相続対策といっても、よく言われるような「争族対策、節税

          相続対策のタイミングとは?

          相続相談、誰に聞けば近道か?

          最近、腕が痛くて病院に行きました💦 その先生はいつも優しく接してくれて、真摯に話も聞いてくれて、腕や手の状態もしっかり時間をかけて触って診てくれて、とても信頼しています。 骨も神経も筋肉も大きな異常なし❗️ でも、なかなか痛みが取れません、、、。 先生は信頼してるけれど、そんな時何となく自分が不安になってしまう事。それは、 いったいどこに行けば治るのかな? どうやったら治るのかな? 何が問題なのかな? 整形外科なのか、脳神経なのか、はたまた、整体なのか、カイロプラク

          相続相談、誰に聞けば近道か?

          その生命保険、相続税かかりますよ!【その②】

          今回は前回の続き。税務調査で指摘されやすい以下の2点につきお話したいと思います。 ②保険料の引き落とし口座が被相続人口座である「生命保険契約に関する権利」って聞いたことありますか? 「生命保険金は相続税の対象になる」と言われた場合、通常皆さんが思い浮かぶのは死亡保険金(被相続人=被保険者=保険料負担者、相続人=受取人)ではないでしょうか? 死亡保険金以外で相続税の対象になる代表例が「生命保険契約に関する権利」です。 例えば、以下のような保険契約があったとします。 被

          その生命保険、相続税かかりますよ!【その②】

          その生命保険、相続税かかりますよ!【その①】

          「生命保険」、相続では必ず出てくるワードですよね。 生命保険金は、被相続人が亡くなった後の遺された遺族への生活保障、相続税の非課税枠、原則特別受益の対象外、など、相続の現場で無くてはならないものです。 ただ、残念ながらごく一部の保険担当者の説明不足から本来の目的から外れた形で保険に加入しているケースが過去にありました。以下、実際に経験した事例も交えてお話ししたいと思います。 ①非課税枠を完全に超過している生命保険金には相続税の非課税枠があります。被相続人が亡くなったとき

          その生命保険、相続税かかりますよ!【その①】