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クリプト時代の序言 No.22「アンコンシャスバイアス ≒ まぼろし」

クリプト時代の序言

No.22「アンコンシャスバイアス ≒ まぼろし」


日常生活の中で、
自分が、知り得た情報だけで、
様々な価値を一定の枠にはめて、分類したり、
自分に都合のいい思い込みで、
偏った捉え方をしていませんか?

これには、
アンコンシャスバイアスが、働いています。

無意識のうちに、
その方が、安心安全で、
敵を作らないで済むと思っているからです。

しかし、自分の中に積み上げてきた、
その思い込みこそが、時として周りを苦しめ
自分も傷つく結果に繋がるのです。

身近な捉え方の例をあげると・・・

あの人は、昔は優しかった。

自分だけは、大丈夫。

それって普通じゃないよね。

若いから常識を知らない。

お年寄りはアナログ。


実際は、そんな枠や基準となるものなど存在せず
不確かで、時代や環境でも変化する、
常に流動する雲のようなものなので、
正確な分類などできないのです。
まず、そこに気付くことが必要です。

次に、自分の中に
偏った捉え方があると気付いた時は、
真逆から物事を考えたり
立場を変えてみる。

その時に、損得のない感情で、
行動すれば、周りを苦しめることも
軽減され、それと同時に自分も
ある一定の枠にはめられたり
偏った捉え方を、周りからされているのだと認識していれば
お互い様なので、傷付くことも和らぎ気になりません。

人は、往々にして、
経験や知見を頼りに想像できる範疇で、
完結させる日々を、送っています。

想定外のことが稀に起こるのではなく
身の回りで起こることは、
常に想定外で正解は一つもない。

今、生きている小さな世界の
登場人物たちは、
自分や時代背景が作ったまぼろしです。

そのまぼろしに翻弄されては、
ますます小さな世界で、
暮らしていかなくてはなりません。

いつも笑顔が素敵な人は・・・
善人だよね!
いや偽善者だよ!

そんな二者択一の、枠にはめるよりも、
笑顔が素敵な理由を探した方がプラスに
働きます。


アンコンシャスバイアス ≒ まぼろし

そろそろ、まぼろしを創り出さない世界に
移行しましょう。


SOWAKA

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