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「少人数でもやれることがある、PTA図書係の定例会で得られたこと」

                                                                                           2003.11.21記録
私は長男が通う小学校で、PTA活動の図書係を引き受けています。(当時)
この頃この学校では保護者全員に平等なように、一人一役でみな何かしらの係を担当しなければならないのです。
でも働いている人や活動に対して消極的な人は、とりあえず名前を連ねておこうという場合があり、必ずしも快く参加してくれている人ばかりではありません。
 
わが図書係もご多分に漏れず、当初の会合でほぼ全員出席していたメンバーも少しずつ回を追うごとに参加者が減り、今では同じ顔ぶれしかお目にかかれなくなりました。
 
この日も月一回の定例会で顔を出してきたんですが、四人だけ。
係長さんは割り切っていらして、やりたくないと思っている人に無理して声をかけなくていいとおっしゃっていました。できる人が、やりたい人がやればそれでいいと…。
やる・やらないは個人の考え方の違いだから、本人がやりたいと思ったときだけ参加してもらえればいいと言われました。
 
いつも活動していて損だとか、やらないで済む人は得だとかナンセンスに思えます。
できる時にできることをただやるだけですが、その中に自分にとってとても有益なことが転がっているかもしれません。でも特別なことがなくても、PTA活動は子どもたちの学校生活が少しでも楽しくなったり便利になったりするためのお手伝いなので、そこに子どもたちの笑顔があるしその笑顔を見られることが幸せ。
 
それでも、今回は四人という少人数だからこそできるお話が各個人からいろいろ飛び出しました。
皆で「今日はなんだか、いい話ができて充実した会合だったよねえ」なんていいながら、ちょっと感激でした。
 
前回の読み聞かせの感想や、図書係ニュースに載せる意見、それが発展して、先生たちや学校、地域での子育てに関して感じたこと、子育てしている自分たちの心の問題にまで話は発展していきました。とても楽しくて充実した日になりました。
そんな私たちの熱い気持ちを、全校生徒の各家庭に配る図書係ニュースに、少しずつ織り込めていけたらいいなと思います。
 

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