サウナにハマり、世界が変わった

大のサウナ嫌いでした。だって、熱いし、湿気スゴイし、ツライじゃないですか。小さい頃から近所にスーパー銭湯があって、よく行ってたけど、サウナなんて2、3分入ったら、すぐ出るもんで、むしろ、なぜサウナに入るか意味がわからなかった。

その昔、先輩とサウナに入って、「10分耐える」という指令を下され、死にそうになって5分で逃げ出した。「お前、ホントに男らしくないな」と言われた時の傷跡も、大分深く刻まれていたりします。

水風呂もそうで、あんな冷たい風呂に入る理由がわからなかった。おっさんしか入ってないし、子どもがギャーギャー言いながら入ってるイメージしかなかった。

とにかく、サウナの魅力なんて感じたことも、感じようとしたこともなかった。そんな、私がサウナにハマっちゃいました。

■なぜハマったか

GWに友人と旅行に行きまして、男3人で風呂に入る機会があり、そこで作法を教わりました。曰く、サウナとは水風呂である、と。サウナと水風呂を繰り返すことで、境地に達することができるのだと言うではありませんか。半信半疑ながらも、彼の言葉に従ってみたのです。しかし、サウナの1分ほど長く苦しいものはありません。そこにはテレビもないし、とにかく熱い。なぜ、こんな苦行に耐えなければならないのだ!と憤慨しながらも、ここで出たら「超かっこわるい」と我慢し続けました。

「越後のお宿 いなもと」でサウナことはじめ、しました

そして、なんとか5分を耐えきり、言われるままに水風呂に入ります。湯沢だったので、水はとてもいい。所謂五右衛門風呂みたいな小さな水風呂です。ちょろちょろと蛇口から流れる水はきっと天然水に違いありません。

とても冷たかった。とても、とても冷たかった。

水風呂は最初に身体を水に沈める瞬間が一番大変です。まず足を入れ、意を決して身体を水に沈める。それはもう、足の先から頭のてっぺんまで、ピーーンと緊張が走るような冷たさでした。一気に身体が冷え、その温度のコントラストに身体がフニャっとしてきます。でも、寒い。圧倒的に寒い。少しでも動くと身体をまとう羽衣が消えて、水の冷たさが肌を切り裂きます。しかし、これも我慢して、なんとか30秒。一気に数え切り、外に出ます。

そして、また言われるがままに、ふたたびサウナに入ります。

するとどうでしょう。先ほどまでメチャクチャ熱く感じていたサウナの体感温度が全然違います。「あれ、全然熱くない、、、ぞ」。そんな気持ちになった私は、先ほどとは違い、時間の進みを余裕を持ってみれるぐらいになっていました。そして、また5分。外に出て、水風呂。これを3セット繰り返してみたところ、私の体調が劇的に変わったのです。

・身体トゥルトゥル

・頭すっきり

・身体が軽い

・ストレスがゼロ!

・思考がとにかく前向きに!

という風に、サウナ前、サウナ後では私の体調とメンタルが大きく変わりました。そんな初体験があったので、旅行から帰ってきても、「もう一度あの快感を味わいたい」と、私のサウナ熱は熱くなっていきました。幸運なことにジムにも行き始め、そこのサウナが非常によかった。ジムに行って、サウナで〆ることができる環境が、そこにはありました。

それがおおよそ1カ月前の話で、そこからサウナについて調べていくと、サ道というサウナを追い求める探究者たちの存在が明らかになってきました。そして、いいサウナ、普通のサウナ、悪いサウナの明確な基準があることもわかりました。今回は、これからサウナにハマらんとする皆様のために、サウナの世界を少しだけご紹介します。

※とはいっても私はまだ初心者ですので、上級者の方々は無駄なツッコミはしないよう、御願い致します

サウナ—になるために知っておきたい5つのキーワード

■リスペクト、フィンランド

サウナってのはどこにもあります。街の銭湯にも、スーパー銭湯にもそれこそどこにでも。しかし、サウナ—の方々が評価するサウナというのは、サウナの本場フィンランドへのリスペクトがあるか否か(だと思います)。白樺の束「ヴィヒタ」の存在、温度、湿度、サウナの形状などなど。フィンランドへの経緯があるかどうかが、サウナ—に認められるサウナかどうかを決めるのです。

■ロウリュ

諸説ありますが、ロウリュというのは、サウナを温めている石に水をかけ、蒸気を発生させること。これにより、体感温度は一気に上がります。スタッフがタオルを持ってきて、バッサバッサとあおいでくれるアウフグースをやってくれるところもあり、そういった施設は大方名サウナと言われています。

ロウリュの詳しい解説

■15℃こそ、至高

水風呂の話です。サウナ—のブログなどを探っていくと、サウナとは水風呂も含めた行為であることが理解できます。そんな中で、至高とされている水風呂の温度が15℃。

普通、20℃ぐらいが多いのですが、それだと真のサウナ—は“のぼせるそう”です。氷が用意されていたり、15℃前後に調整されているサウナこそ、本当の意味でのサウナなのです。

■ととのう

これは、サウナでの温冷温冷を繰り返した末に到達する、ある意味悟りの境地みたいなものです。私が最初に湯沢で体験した気持ち良さも、よくよく考えると「ととのう」状態に達していたのでしょう。

ととのうためには、サウナ、水風呂、休憩(外気浴)を繰り返す必要があり、ある時、身体の芯からジワジワと熱が上に上がってきて、頭に到達し、ピキーーーン!!と身体が異次元に到達するのです。

※以前、朝ジムサウナ後に、会社のソファで休んでいたところ、足先からジワジワと温かくなってきて、その熱が身体を包み込み、昇天したような気持ちで眠りに落ちたことがありました。後々考えると、これはスクワット他による代謝の向上も大きかったのですが、あの瞬間、自分はとてつもない高揚感に襲われたのです。

初心者には、「サ道/タナカカツキ」のマンガがオススメ。ととのう、についてはこちらのマンガで疑似体験できます

ととのう、についてサウナ—の方々が語り合っているのが、こちら。ここまでの境地に達したい。

■良いサウナとは

じゃ、どこに行けばよいのかと。サウナ界の中で、推されているサウナがこちら。

タイムズ スパ・レスタ

池袋にある、タイムズのスパ。子どもが入れないので、大人のリラックス空間。自動ロウリュや16℃設定の水風呂が心地よい。

スパ・ラクーア

言わずとしれた大型スパ。サウナの種類も多く、一日中遊べる

スカイスパYOKOHAMA

いま一番行きたいスパ。14階かつ、サウナの窓から横浜の夜景が望める。

言うても、僕もまだ全然初心者なのですが、サウナの魅力を知ると、銭湯とかスパで見ていた景色が一変するんですよ。今までは、座って休んでいるおっさんとか、まったく眼中になかったり、そもそも中心を風呂と考えているので、サウナはあくまで副次的なものなはずだったんです。

しかし、サウナを知ってしまうと、もはや風呂が眼に入ってこないんです。休んでいるおっさんは皆心地よく「ととのう」状態に見えてくるし、水風呂で苦虫を噛み潰したような顔をしている人は、その先にある桃源郷への道すがら。大先輩に見えてくる。

サウナでチラチラと周囲を伺っている人は、より高みに上ろうとしている(サウナは高いところほど、温度が高くなるので、そのポジションが空くのを狙っているという)。とにかく、近年では体感し得ないほどのパラダイムシフトが自分の中で起こり、それもまたサウナに夢中になる要素の一つなんですね。

とにかく、サウナだけに熱が冷めないうちに、書き記しておこうと。

ああ、またサウナに行きたくなってきた……。



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sowtaman

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