荒らし行為等への「私刑行為」と「意味」についての考察と、個人的に考えている対処法

はじめに

ネットを利用していれば、この記事を閲覧している皆様も1回と言わず何百回も荒らし行為に遭遇することはあると思います。そんな、荒らしやスパム行為への(主にそれに対する私刑行為ややる意味を軸に)個人的な意見を書くだけの記事ですが、それでも興味がある方は、読み進めて頂けると幸いです。

荒らし・嫌がらせ行為の必要性と意味

大抵のサービスにおいそのような行為は禁止されているし、是非をいざ対面で問われたとして、例え裏で行っていたとしても、表向きには「荒らしってウザいし最低だよネー」と言うもんですよね。というか、私がその張本人ですが(笑)
まあ、そんな訳で必要ない、早く消えてしまえと思われがちな荒らし行為なのですが、「目には目を」理論の下、対抗手段としてのみ必要な時もあるんじゃないかと考えております。無論、これは極端な例ですので、それをご理解の上読み進めていただければ。

まず、荒らしやスパム行為への注意や自治のような行為では効き目はない

荒らされたからといって、ただ考えもないまま感情や正義感で相手方コミュニティーを荒らし返したり、その本人のアカウントを通報したり(特に、それをわざわざご丁寧に相手に報告しに行く)するといった行為は、「養分」、つまり荒らし行為をやる楽しみや、「相手もこんなことしてきたから」、といったさらなる反撃行為への正当性を与えているにすぎません。
そして、それらの行為は紛れもなく荒らしかつ偽善行為に過ぎませんし、度が過ぎたものになってくると、警察沙汰に発展してもおかしくない結果になってしまいます。
普通のSNS上に存在するコミュニティーであれば、通報と無視でなんとかできる範囲にもかかわらず、特に低年齢層は私刑というか、正義執行を行いがちです。
本人たちは正しいつもりでやっているのかもしれませんが、例えばYouTubeのコメント欄なんかで荒らし行為を行うものが現れたとき、「無視して!」「通報よろしくお願いします」「荒らしやめろ」←のようなコメントがつきますが、これ、紛れもなく荒らしと同じぐらい邪魔になってます。ハッキリ言ってやめろ。
こんなのでコミュニティーが守られると思うなら大間違いであり、むしろ荒らしも無視できないコミュニティーだということが露呈しているだけです。
表層のコミュニティーでは大層なことするよりただただスルースキルを身につけることが無難でしょう。

では、コミュニティーや関係の性質等の要因のせいで、どうにもできない場合に、荒らしや迷惑ユーザーに対して「効く」ものとは何か

それは、現実ネット問わず、何らかの強力な「実害」を与えることです。
軽いものであれば、アカウント凍結等を確実に行える方法を利用し、活動そのものを阻害し困難にするぞ、と灰めかして揺さぶりをかけてみたところ、交渉してくれと相手方から頼まれまして、現在示談中です。
実際、私もとあるマイナーSNSで運営側からアカウントを作れなくなる永久凍結を喰らい、それが一因でそのSNSでの荒らし行為を一時引退するしかなかったので、反撃手段の中でも弱いとされる凍結でも強制的にコミュニティーを追い出されるハメになる場合があり、かなり効果はあります。

例:恒心教と旧荒らし連合軍

恒心教や旧荒らし連合軍の解説を中立的かつ簡単にすると、前者は唐澤貴洋というお世辞にも褒めるところのない、いわゆる「無能」の刻印が押されている弁護士を中心に、面白おかしく騒動を広げたりその弁護士を神格化してみたりと、息の長すぎる炎上コンテンツとして有名な架空の宗教とされています。

後者は、Discordの組織の上層部を中心に、様々な荒らし用スクリプトを開発し、それらと組み合わせる為の大量のアカウントを量産して、Discordのみならず他のSNSやWebサイトでも強力な荒らし行為を行い、いくつものグループを破壊してきたり、DDoSツールを1から作成し政府機関(例:ホワイトハウスやデジタル庁)のサイトを一時的に閲覧不能に陥らせる等の、悪質な荒らしや犯罪行為専門のコミュニティーという特異な性質を持つグループです。

さて、そんな荒らし連合軍と恒心教は、荒らし連合軍のトップの気まぐれのせいで恒心教と衝突することになってしまいました。
しかし、恒心教を信じるものたち、いわゆる恒心教徒は長年の炎上騒動を経験していく過程で、プロバイダーや政府機関にさえ身元や通信内容を隠して安全に言論を発することができる、「匿名化技術」を習得していました。それに加え、人並み外れた特定能力や、「けんま」という名前で、特定された関係者の情報収集や現地調査を目的とした「聖地巡礼」を行える程の行動力を持ち合わせるものもいました。

正しい匿名化を行うと開示請求が実質不可能になるという警察も手を焼くほどの技術を手に入れた彼らの一部、いわゆる「悪いもの」たちは、他の教徒やり取りを行い、特定やけんまを得意とする教徒たちやその他利害の一致する人たちの尽力・協力により、連合軍上層部含むかなりのメンバーが細かいところまで情報を洗いざらいに掘り出され、特定され手に入れた情報を基に着払いの商品を大量に送り付ける、名前を冒用し犯行予告を行う等、生活や精神状態にかなり影響するレベルの反撃、実害を与えたことにより荒らし連合軍の組織自体に亀裂が入り、現在はなあなあとなり連合軍のメンバーから恒心教への攻撃はほとんど見られません。

参考文献:

まとめ

以上の例や、私の経験上「コミュニティーが攻撃される想定は常にしておくべきであり、無抵抗であるという状態は敗北やコミュニティー秩序の他者による変更や破壊を甘んじるものであり、平和的か攻撃的かにかかわらず、自衛と反撃手段は持っておくべきであり、その為の荒らし行為等を厭う必要はなく、相手以上の力を以てして妨害を許さないことが大事で、それが相手の戦意を喪失させてコミュニティーの安定的な繁栄や交流に繋がる可能性は十二分にある」と考えています。
そして、荒らし行為の是非については、「基本的に、何らかの得が自分やそれにまつわるコミュニティーに得がない限りは控えるべきだが、スパムメッセージのように収益や利益が発生するならば遠慮なく行い、自分の利益になる結果を得られるならやらない理由はない」と考えています。まあ、これは再三述べていますが極端な例なので、ほとんどそんな機会はないと思いますが。
皆さんの愛するコミュニティーや仲間を守る為の参考になれば幸いです。


1.私は違法行為の推奨を行っているわけではありません、悪しからず。
2.勝手に参考にさせて頂いただけなので、もしかしたら私の認識に違いがあるかもしれません、私はカラケーをちょくちょくROMっているので、間違いがあれば、名指しで指摘して頂ければ気づき次第修正致します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?