最近の記事

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毎日寒すぎて 春は一生来ないのではないかと思っていたけど そんな私の悲壮感を嘲るようにあっさりあたたかくなって 知らないうちに桜は散って 春もまた終わろうとしている 最近、私は他人と長く繋がっていることができない人なのだという考えが 自分の中で濃くなっている 最初の方は頑張って道化師のように振る舞い でも余裕がなくなってくるとそれができなくなり そして 自分の纏っていた殻が剥がれていくのが自分でもわかり そうすると ああもうここから消えなくては という気分になってしまう

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      どこにいても結局 ぽつんとひとりな気がするのは ひと通り頑張ってみたつもりでも 結局みんな遠ざかっていく気がするのは もう仕方のないことなのだろう 最近は 他人と同じような幸せを ただ、ひととおなじようなしあわせを と頭の中で繰り返している日々で 頭の中で 結局死ぬことしか考えていない私と これからのキャリアや家庭を想定して行動しているひとじゃ そりゃあ違うんだけど 成功とか愛されるとか わかりやすい幸せが欲しくて ずっと飢え続けている 淋しい苦しい 欲しい、欲しいと

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        週末、久しぶりにベッドの上で 鬱で動けねー…になっていました 苦しみにはまらないように 考えることをやめようとしたら ただただ寝ているだけの自分になって というかもう慣れているのか 無意識に過眠に傾いていって syrupさんの光のようなで わからなくて考えることやめたら 楽になって大切なものなくしたって 歌詞があって Galileo Galileiの明日へでも 迷いを捨てれば馬鹿になった て歌詞があって。 何もかもわからなくなって 考えることやめたら、全部捨ててしま

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          毎年10月〜12月に調子が悪くなる傾向にあるんですけど ここ2.3日明らかに調子わり…と思っていたら見事に10月になっていて だからかあ…と こんなにあからさまに…? のどちらの感情も抱いています syrup16gにYou Say 'No’という曲があって 鬱絶頂期の時は、すごく助けられていた 苦しくて呼吸がうまくできない時に この曲を流すと、不思議と前奏でうまく呼吸が整えられて 少し自分を落ち着かせることができていた 明るくも暗くもない歌詞とメロディーが多分丁度良かっ

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          汚い海と工場の煙の灰色から 茶畑の鮮やかな緑へ 色彩は変わっても、私は変わらず現実逃避の手段ばかり探していて 過眠に傾いたり、小説を読まなきゃと本屋をうろついたりしています うつ病は治ってきてると思ってるけど 2ヶ月に1回の通院で薬が減らされないことに毎回安心しているし ふと帰ったら首を吊ろうと考えることもしょっちゅうある だけど、苦しさで起き上がれなくなったり 淋しさや虚しさに苛まれて、頭を抱えてどうしようもなくなったりすることはほとんどなくなって 淡々と明日を待って

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          人生はひとことで言えば楽しかった 思い出したくないことも たくさんの恥ずかしく抹消したいことも 当時は必死にできることをやっていたのだろうと 肯定できるような、やっぱり抹消したいような気持ちである 身近な騒がしさの中でも いつも自分がぽつんと入れない気がしていた ひっきりなしにざわざわ聞こえて 耳を塞ぎたくなったし、 実際に塞いで耐えることもあった 突っ伏すことは気休めでしかなかった 治ったつもりの鬱も まずまだ薬は減ってないし そもそも結局怠けなのか鬱なのかわかってな

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          8月ですね 先日入ったコンビニでスピッツの渚が流れていて 夏かあ…と思いました うだうだと過ごしてるだけの日々と 海とか青い夏の景色が自分の中で全く絡み合っていなかったから そっか私はこういう季節の中に今いたっけかと思って… 18:30頃でも明るい空をお部屋の窓から見つつ この時間でも空が明るい時期はもう終わっていくんだろうな…とかなしい気持ちになっていました だんだんと涼しい風が混じって 空気が揺らいで 夏が消えていきますね plentyのひとつ、さよならを思い出し

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          春ってこんなにもどかしかったっけ、と考える4月でした とか言ってたらきっとすぐ 夏になりますね… 夏は 「終わる」ということに重きを置いた季節な気がして 夏が来ると感じた瞬間から終わりをイメージしてしまうので 心が苦しい季節と思ってしまいます 幻みたいでゆらいでいて 記憶がおぼろげで 全部うだった空気の中揺らめいて消えていくような 残ったのは お布団の中で起き上がれない自分と虫の音だけ 先日、あるロックフェスに行きました 行きの電車の中で本を読んでいて 曇っていたか

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          先月、お友達と学校帰りに海辺でアイスを食べました トンビが飛んでいて こういう時びびってアイスなかなか食べられない性格なんですけど 少しあったかくなってきて 並んでアイスを食べて なんか良かったな… トンビといえばスピッツに トンビ飛べなかったって曲があります 初期のスピッツらしいちょっと不思議な曲なんですけど、とても好き この明るいのに淋しくせつない感じを嫌でも感じてしまうのが 聴くたびに、 私も飛べないよ…て思う ひとりだし、夜の寂しさを安売りして 布団でつぶされ

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          過去の自分が好きだったものを見るとせつなくなります 昔の記憶はもうはっきりなくても 心が嫌な感じにくすぐられて どうしてもそれを嫌いになれないという感覚 過去の自分と今の自分が繋がっているという事実をどうしても考えたくない 過去の自分は まだ何にも知らず笑っていて それなのに今こうなっちゃったから 昔の自分のことを思うと耐えきれない すごく痛い気持ちになる the cabsのanschlussについて書きます まずcabs自体、最近聴くようになった… 元々歌詞にすごく惹

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          2014年から携帯に日記をつけているのですが 去年の12月に「遺書」という題名で書いたものがある 実際今も私は生きているので 遺書でもなんでもないけれど 陳腐で痛々しいだけの文章なんですけど コピーしたものをそのまま載せておくことにします ___ 遺書 何を書けばいいかわからないですね 恥の多い存在と人生、かき消したい記憶ばかりだったなと思います 今はみんなと比べて自分だけ 全てにおいて劣っているように思えて お友達、すれ違う人、電車にいる人 私だけとてもだめな人

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          たまに、自分が人ひとり分の小さな穴にいるような感覚に陥ります その穴の存在をみんなはわかってはいるから 落ちないようには気をつけるけど でもその中に何かあるとか 誰かがいるかとかは気にしない 穴の中からは空の移り変わりがぼんやり見えたり 外からにぎやかな声が聞こえたりする 誰かの蹴り飛ばした砂が落ちてきたり どっかから飛ばされた楽しそうなことが書かれたチラシが落ちてきたりして 私はそれを嬉しいような虚しいような気持ちで眺めている そんな感覚 みんなと一緒にいても 少し

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          Galileo Galileiは 結局は仲の良い人や恋人にもどこか近づけなかったり そのひとに対して近くても淋しさを感じたり もがいて、でも 何かを言っても届かないこと 汚いとか壊れそうとか、おかしくなりそうとか そういう感情を 持ってても大丈夫って肯定するんじゃなくて おかしくないよって否定するんじゃなくて 君はわかってくれるかなって 対象は君で いつも君がいて、 それでもやっぱりひとりきりで どうしたら良いかわからなくて、見えなくて 悩んで 恐怖とか暗いもの、そういう

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          こういうのを書くと 後々黒歴史になることはわかっていながら 粃糠という名前にしました あとで変えたくなるかもわからん… ずっと遠くへ行きたい、と思い続けていたのですが 私が思う遠くは、この世には存在しないだろうということに最近気がつきました 多分どこへ行っても、 遠くへ行きたい 誰からも見えないところに行きたい と思ってしまうと思う じゃあどうしたらいいのだろう 実際、どこへでも行けるのだろう けど、現実にそんなことは起こらないのだろう 私は行動しないのだろう みんなが