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舞台上で起きていることに気づき、物語を創るWS

私がたまたま呟いた、この一言がきっかけでした。(反応してくれた忍翔さんありがとうございます!)
物語を創るにはヒントをシーンの最初で探す必要があるなぁと思って。

思えばインプロ(即興芝居)のWSは受けてきたけど、物語を創るためのヒントを見つけることはやったことがないよなぁ、と我に返りまして。

話は変わりますが、学生で吹奏楽部に所属していた頃、曲の練習より基礎練習が好きだったことを思い出したんですよね。
同じ音をずっと伸ばし続ける、メトロノーム(リズムを正確に刻む機械)に合わせて4分音符や16分音符を同じ音で吹き続けたりなど。

自分の出す音がメトロノームに合うか、強さを変えてみても同じことができるか。
いくらでも探求できて時間が足りませんでした。

書いていて思い出したのが、曲の練習になると「高すぎて音が出ない」「リズムの速さに手と口が追いつかない」など、頭の中で自分に対して批判的なコメントをしていたんだけど、基礎練習の間は心が無になってただひたすら吹き続けることができていたなと。
たぶんその時って、座禅をくんでる状態に近いんじゃないか?(やったことはない)
インプロも禅的な要素もあるらしく、頭で考えていない時のパフォーマンスが良いとも聞くし、今必要なワークってこれじゃないか?(根拠はない)

と、なぜか直感的に感じてしまいました。


話を戻すと、インプロでもそんな基礎練みたいなことをやりたいし今必要だなと思って。
でも相手がいないとできないし、やるなら人数いた方が楽しいよね!と思ったので募集します!


このWSをやる意味

より瞬間瞬間に起きてることに気付けるように、活かせるようになることです。

即興でも脚本でも、シーンワークをすると「シーンを作り切ること」自体が目的になり、瞬間瞬間で細かく起きていることを無視するようになってしまいます。

一瞬だけ目線を外したことや、表情が固くなったこと…など、お客さんにとっては今そこでそれが起きたことが真実なので、本当は使ってほしい!

だけどプレイヤーは自分の頭で描いたストーリーや稽古の成果を見せてしまう。このワークショップは、即興であれ、脚本であれ、今この瞬間に生き続けて芝居をしたい全てのプレイヤーに向けて行われます。


どんなフィードバックがもらえるの?

プレイヤーが違和感を感じる瞬間をまずは明確にしてもらいます。
でもそれをそもそもオープンに出来ない人もいるも思うので、見てて違和感があった場所があったらそれを僕から伝えます。
そしてその違和感がどこから生まれたのかを掘り下げる。
ひょっとしたら自分が勝手に思い込んだ結果かもしれないし、相手からもたらされたものかもしれない。余計な思い込みやパターンがある場合は、それに気付き、それを手放していくために出来ることを伝える。
そして後半では、その違和感を活かしてシーンを作れるようにしていきます。

(講師:忍翔より)


主宰


中島早紀

2022年、即興俳優指導者の忍翔が企画する、初めましてのお客さんと創る即興芝居「Shall We Impro?」へ出演希望し初舞台。初対面で打ち合わせもなく物語が生まれる感動を味わい、即興芝居(インプロ)を始める。
現在はフリーで取材記事演劇のレビューなどの執筆など表現者を広めるため活動中。

2023年8月からイマーシブシアター(没入型演劇)を創作する、ムケイチョウコクへ広報部として加入。独学で動画編集を始めメイキング動画を製作中。 



講師

忍翔(おしょう)

インプロバイザー、俳優指導者。
2010年にインプロと運命的な出会いを果たし、2011年に日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を結成、以降8年間主宰を務める。
2015年にミラノ、2017年にドバイで行われた国際インプロフェスティバルに参加し、主催団体である「International Theatresports Institute(iTi)」のメンバーとなり、インプロの父であるキース・ジョンストンの思想哲学を世界に広める活動を始める。
また俳優指導者としては、若手俳優に無料で100時間の指導を行う『演劇無料塾』を主宰。自由と自立をテーマに掲げ、その経験と知見を惜しみなく伝えている。




詳細


5/30(木)18:30-21:30  
高円寺Ksスタジオ本館 

JR丸ノ内線 東高円寺駅より徒歩約10分。


料金・人数

・7人〜12人。
・興味がある人はどなたでも。インプロのプレーヤーが何に気づきシーンを作っているか知りたい!体験してみたい!という人にもオススメです。

※5/14(火)までに最低人数7人に満たない場合は開催中止。

・7人   ¥4000
・8-9人  ¥3500
・10-12人 ¥3000


※当日現金払い(お釣りがないようにお願いします)、LINE PAY、PayPay、銀行振り込み(手数料は自己負担)にて。

※後払い、分割払いもOK、申込時に書いてください


キャンセルについて

5/14(火)まではキャンセル料かかりませんが、5/15(水)以降のキャンセル料は100%(人数によって異なる)です。


申し込み

名前、支払い方法を書いて下記のいずれかで連絡ください!

・LINE、XのDM
・メール saki.contact1014@gmail.com
・こちらのフォームから

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