見出し画像

台湾好きが中国語を勉強するジレンマ

 中国語学習者が勉強を始めたきっかけは様々だと思います。仕事上の理由だったり、旅行がきっかけだったり、純粋な好奇心で始めたり。
そんな中私は、台湾ドラマがきっかけで勉強を始めました。だから、基本的には台湾のことをもっと知りたい、理解したいというモチベーションで勉強しています。

 ただ、日本で市販されている中国語のテキストの多くは、大陸の普通話がメインで取り扱われています。もし台湾華語をマスターしたいという場合でも、普通話で土台を作ってから学ぶのが普通だと思います。
実際、私も発音は拼音で確認し、普段中国語を書く時もほとんどの場合が簡体字です。本当は注音記号と繁体字を使いたいのにと思いながら、学習効率のためにそうせざるを得ません。

 さらに、中国語を教えてくれる先生の多くは大陸出身ですよね(まあ、人口比を考えれば当たり前か)。だから、大陸の生活・文化については詳しく教えてくれますが、台湾のことを聞いてもいいのか。
そもそも、中国と台湾は政治的に難しい問題を抱えているので、安易に台湾の話題を出していいのかとも考えてしまいます。そこら辺は、全然気にしない人もいるし、敏感な人もいるとは思うのですが、「台湾が好きで中国語を勉強しています(実は、大陸にはそれほど関心がない)。」と大きな声でいうのは憚られます。

 別に大陸のことが嫌いなわけではなく、むしろ大陸出身の友人が出来て色々話を聞いてからイメージが大きく変わったのですが、やはり台湾が1番のモチベーションなので、モヤモヤしながら今日も中国語を学んでいます。

サポート頂けましたら、語学のスキルアップに使わせて頂きます!