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ケトルベルを持って歩く -準備、ケトルベル編-

ケトルベルを持って歩くといってもそもそもケトルベルを持っていない、どうやって選んでいいのか? 前回の”ケトルベルを持って歩く-まえおき- ”を読んでやってみようと思った奇特な人へ歩き出すまでにすることお話ししよう。

◾️ケトルベルはどこで何を買えばいいのか?

ダンベルさえスポーツ店で売っているところ探すのに苦労するエクササイズ後進国日本。ましてやケトルベルの品揃え豊富なお店なんて無いと思って欲しい。ネット販売ならクリック一つで簡単に買えるが、ネットで靴を買う以上にケトルベルを買う大冒険はない。
重さはどのぐらいが良いのか?
形は?
可変重量型?
グリップ部分は?
ラバー付きが?レビュー見てもよくわからないし・・・。
持っている人が近くにいれば触らしてもらうのがいいがそんな人もいなし、スポーツジムでもあまり置いていないので試しができない。
全ての選択を奪われしまったあなたは多くの人が通って来た道、自分の人生の経験値を信じて購入するしかありません。
それじゃぁこのタイトルの意味がないので、あたなの買い物の参考になるかも知れないアドバイスします。

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1形状
これは重さによってまんまるだったり、丸の側面が平らに加工されているものがりますが、持って歩くならどちらでもいいです。その後ケルトベルのエクササイズなど考えているなら、手首に当たる部分が自分に会うかどうが確かめたほうがいいですが。

2 材質
全部が鋳物で出来ているものから本体は鋳物で持つところが金属だった、プラスチックやゴムでコーティングされているものなどある。もしあなたが集合住宅や家族や同居人が物音に敏感でいつも音を立てないように気を使っているなら、ゴムでコーティングしている方が無難でしょう。家のフローリングや家具に傷をつけてしまっては家庭内でのケトルベルの存続の問題に発展し兼ねません。しかし30cmの高さから落とせば衝撃音も傷も結果は同じですがあくまでもリスクは最小限にしておきましょう。趣味の道具はそういう人への気遣いをしておかないと、厄介な揉めごとの原因になりますので配慮は大切です。
また、ファッションとしてピンクや黄色もいいのかも知れません。これは別のところで書きますが使えば使うほど謎にケトルベルへ愛着が増して来ますのでファーストケトルベルは機能より自分の見た目で選びましょう。

3 固定重量 or 可変式重量?
一見すると可変式便利なものだけど結論から言えばこれはやめた方がいいです。理由は軽めのものを買って、もの足りなくなったら重いもの買って行く方が確実に楽しいからです。あなたの実力向上と共にケトルベルが増えて、増えたケトルベルを見ながら自分の成長を感じニヤニヤするのは楽しいですよ。”よし、8kgだったけど11kgに上げるぞ、来月の給料で11kgを買う!”なんてワクワクしませんか?カチャカチャと可変式の重りを変えるなんてちっともエキサイティングな行為とは思いません。グループでウォーキングする時は前回より重いもの持っているところを見せ、自分のステージが上がったことを知らせましょう。黙っていても人はあなたが前回何キロだったかしっかりと覚えていますから。
ただケトルベルだらけになるのは避けたいので初級ー中級ー上級と3つのステップを踏めば最小で3つケトルベルだけで済みます。しかし3つ持っている人は必ずそれ以上の数になります。

4 重さ
これが一番難しいですね。人によって筋力や体力が違って来ます。4kgが軽いと思って6kgぐらいのものを買って実際5km歩けなかったりします。まずは女性で運動経験少ない人は4-5kgのものから始めて、実力と共に買い足して行くのをおススします。
しかしこれが男性となると難しい。実際の実力にプライドという重さを足した重さを選びがちなのが男性の傾向だからです。”あの人が12kgなら俺は13kg”と根拠に乏しいエビデンスをかき集めて重さを決めるわけで、明らかに自分を見失っています。僕からのアドバイスとしては筋トレをそんなにしていない人は8kgからスタートしてステップアップした方が実力はつきます。
僕がスマフォの電卓アプリで導き出したケトルベルの重さを決める”ケトルベル・ウエイト指数(KBWI)”は【ケトルベルの重さ÷体重=KBWI】を一つの目安にします。この重さは平坦5kmを休憩なしで歩ける重さです。
初心者0.14kbwi以下、中級者0.15-0.17kbwi、上級者0.18kbwi以上。体重60kgの中級者なら9kgのケトルベルが目安になります。

以上僕からのアドバイスですが、正直言えば”まぁ好きなの買えよ”というのが僕の本音。ファースト・ケトルベルはきっとかけがえのないあなたの友達になります。

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次回は時歩き時のに必要な心得と必要なことを書きます。


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