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ケトルベルを持って歩く -準備、心構えとアイデア編-

僕のGarmin Connectの記録によれば初めてケトルベルを持って歩いたのは2021年9月7日となっている。その時のケトルベルは30lb(13.5kg)、距離は2km歩いた。少しずつ距離を伸ばして2週間後には普通に5kmを休み無しで歩けるようなった。
最初の頃は前腕がパンパンになり握力が弱くなって行くのだが、前腕が鍛えられると今度は僧坊筋が今まで経験したことない痛みにというか強烈な肩こりのようなものに襲われた。それを克服して距離を伸ばして行くと今度は脚、とにかく全身が痛いくなる。ケトルベルがあることでお散歩が地獄のトレーニングと化して行くのが楽しくなったが、長い時間ケトルベルといることによる問題も多くあぶり出された。それらを回避するための心構えとアイデアを参考にして欲しいが、読まなくてもいい内容なので、暇な人は読んでくれ。

1 ケトルベルを持っている時の外での振る舞い。

ケトルベルを持って歩くという行為の一番のハードルは”他人の視線”だろう。僕はそういうの全く気にしないタイプなので人に言われるまで、気にしなかったが、やって見たいという人の多くがそれを気にしているようだ。
結論から言えば”誰もお前の前髪など気にしてない論”にとなるのだが、令和の時代はそんな根性論で人に説明するのは老害とされているので解決のアイデアを丁寧に説明しよう。

➀ 運動していますというスタイルでオシャレなスポーツウエアを着る。
いかにもというスポーツ用品のカタログから抜け出して来たぐらいのファッションをして歩けば”新しいスポーツ”と錯覚されること間違いない。スポーツをやるキッカケの多くは見た目がかっこいいからだ。清潔感漂うスポーツウエアを身にまとって颯爽とケトルベルウォーキング。
関係ないが僕は雪の降った翌日路面が凍結していることもあってか、通学途中の小学生に”カーリングだ!”と言われたことがあり、それなりの雰囲気を醸し出していれば立派なアスリートに見られる例と言っていいだろう。間違っても普段着でケトルベルを持って歩かないこと。逆にもしあなたがそんな人に遭遇したらヤバイと思うのと同じで、人の警戒モードをスイッチをオンにしまわないように身だしなみに気を付けよう。

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②視線は真っ直ぐに。
人は何かの迷やましいことがあると自然と視線が泳いでしまう。ケトルベルを持ってフラフラした人が外を歩いていたら?
すれ違う人の視線が気になるからと言って自分の振る舞いが怪しくなっては事態は悪化をたどるだけ、しっかり前を見て”トレーニングして強くなる”という意志を全面に出しきって歩くこと。そうすればすれ違った人はあなたの持っているケトルベルさえ気が付かないであろう。もしどうしても人が気になるのであれば濃いめのサングラスをして相手に自分の挙動を悟られないようにしよう。
信号待ちなど最初は苦痛だがそれもそのうち慣れるので数をこなしてくれ。

➂人と触れ合いを大事に。
人から声をかけられことがある。それはもうあなたがケトルベルウォーカーとして社会に認めれたことを意味する。あなたの姿にケトルベルを持った恥かしさや負い目は消え、雲ひとつ無い晴天のような清々しい歩く姿を見て声が掛かったのである。あなたはひとつ上のステージに到達したのだ。おめでとう!そしてあなたはケトルベルのアンバサダーとして活動をしなければならない。
声掛けてる人は、まなぜ自分がこんなものを持って歩いているのか?それは何なのか?丁寧に明るく出来れば笑顔で説明して欲しい。そして、”持って見ます?”と勧めることを忘れないようにすれば、世間とケトルベルの距離が一気に縮めることで、その達成感があなたのモチベーションになることでしょう。

2 安全のためのに。

たとえ5kgのケトルベルでも振り回せば人を簡単に殺傷出来る危険な鉄の塊。
また、絶えず体に負担をかけているので怪我や事故にもなりかねない。
そこで安全に歩くための最低限の決め事を話そう。

➀歩行者とすれ違う時は必ず歩行者と反対側へ。
歩行者とすれ違う時はぶつからない様に反対側の手に持ち替えよう。特に小さな子供などはケトルベルの持っている高さが丁度頭の高さだったりする。また、ハイキングコースなどですれ違いが出来ないところでは他者を優先させて、あなたは安定した場所で両手で持って、相手が通り過ぎるまで待機しよう。鉄の塊を持っている人が予想通りの振る舞いをする人ではダメだ。怖さそうなトラックのドライバーが道を譲ってくれるだけで好印象になるのはそのギャップのせい。ケトルベルウォーカーも歩行者には常に優しくするべし。

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②ストラップを持つ。
特に長い距離を歩く場合、突然として腕や肩が使い物にならなくなる時がある。そんな時ケトルベルを捨てる訳に行かない。どっかに隠して後で取りに行くという選択もありますが、もし盗まれたらあなたは自分のケトルベルにしたことを一生後悔するだろう。僕も山でケトルベルハイキングをした時肩の痛みに耐えかね、何度か谷底へ捨てようかと思ったことがある。しかし、捨てずに家まで連れて帰ったが、山中で”捨てる”ことを一瞬でも考えたことに今でもケトルベルに申し訳ないと罪悪感を持っている。もし本当に捨てていたら・・・。
そうならないためにも写真のようなストラップを携帯しておこう。これなら肩、腕がダメになっても体に掛けて持ち運びができるのでオススメだ。

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次回はケトルベルを持ってみんなで歩いたことを書いてみる。

ケトルベルを持って歩く  -まえおき-
ケトルベルを持って歩く -準備、ケトルベル編-

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