見出し画像

「俳優ウィリアム・シャトナー」が語る地球に対してできること

【挨拶】

こんにちは。宇宙地球館です。

さ、本日もnoteを投稿をさせていただきたいと思います。

【概要】

2021年10月、ジェフ・ベゾス率いるBlue Origin(ブルー・オリジン)の

宇宙旅行カプセルから降り立った俳優のウィリアム・シャトナーは、

すぐに「概観効果」を経験しました。

地球の美しい生物圏が歓迎されない暗黒の宇宙と隣合わせになることの

脆弱さと驚嘆に対する畏怖の念だ。

彼による飛行後の説明も私の琴線に触れました。


1972年4月にアポロ16号が撮影した地球


人類の起源と存在に関する多くの哲学的質問への答えが

そこにあるように思えます。

それは、私たち人間はまだ、シャトナーの分身ともいえる

『スタートレック』の「ジェームズ・T・カーク船長」が

私たちに信じ込ませてきたかもしれないかたちで、

宇宙に属してはいないということでした。

スタートレックカーク船長演じたウィリアム・シャトナー氏


地球は太陽系の中でも、天の川銀河のこの部分の中でも

稀な存在であるようだ。地球のような惑星が

どんな頻度で進化するのかをいうにはまだ早すぎるが、

あまり頻繁に起きることではなさそうです。

しかし、太陽系を植民地化し、

Earth 2.0(第2の地球)を目指して冒険の旅に出る前に、

私たちはまず、

自分たちが地球に作り出してきた無秩序を一掃する必要があると

思います。

1人の指導者や1つの集団だけで、

この地球という驚異の天体(45億年にわたる壮観な宇宙の進化の産物)を

脅かすことができるというその概念だけでも、

全人類の魂に火をつけるのに十分なはずです。

以前にも指摘したことだが、

限定された地域の核戦争であっても全世界に壊滅的な打撃を与えることを、

2014年にEarth's Futureに掲載された論文の大気・気象モデルは

説明している。15キロトンの弾頭100発の撃ち合いが起きれば、

地球大気を保護しているオゾン層の大部分を一時的に破壊するだけの

黒色炭素が放出されます。

だから、私にとっては核による最終大戦争の方が、

気まぐれな気候変動や壊滅的小惑星衝突よりも恐ろしい。

しかし、この3つすべてを抑制する必要があります。

そのためには、地政学的外交戦略と地球の気候と天然資源を

どう扱っていくかについて膨大な変更が必要になります。

【地球近傍天体が衝突する脅威は?】

NASAが最近成功した小惑星の方向を変える

デモンストレーションミッションである二重小惑星方向転換試験(DART)

で使われたテクノロジーは、

予期せぬ衝突体から地球を守るために役立ちます。

地球でやるべきことはまだあるが、

仮想宇宙探査が地球や太陽系そして宇宙で、

人類がどんな立場にあるかの理解を深めることを忘れてはなりません。

それはさらに若者たちが物理学や天文学、宇宙生物学、ロケット科学を

学び、いつか私たちを彼方の星へと連れて行ってくれる

きっかけになると思います。

しかし、太陽系外への旅行時間を十分短くできるだけの物理法則を曲げる

推進技術ブレークスルーの研究には、十分な努力がなされておりません。

しかし、シャトナーも正しい。

人類に必要なものはすべてここ地球にある。

宇宙をさまよいたい願望は、もう少し待たなくてはならないかもしれない。

今のところ、世界を離れる方法の選択肢はほとんどないですよね

この美しい地球を守りつつ宇宙へ進出するのが理想かな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?