「フェンシング(フルーレ)」の感想

ルール説明

見た動画

2018フェンシング世界選手権フルーレ男子決勝です。

感想

 フェンシングを見た感想として、まず剣が非常に見辛かったです。そもそも剣が細いのに加えて、剣がしなるのと剣のスピードが非常に速いので、素人が見ると剣の動きが相当分かりづらかったです。ハイライトで得点シーンが見れて初めて、これはこういう動きだったんだなとわかる感じです。

 そのため、得点が入るシーン自体も、正直よく分からないものが多かったです。素人が見ると、間合いを図りながらお互いの剣をさばきつつ、電光石火で気がついたら点が入っているという感じでした。レベルが高すぎて、何が起こってるのかさっぱりという感じです。ただ、このように一瞬で勝負が決まるからこその緊張感も物凄く、面白かったです。

 分からないと言えば、攻撃権の移り変わりも、あまりよく分かりませんでした。フェンシング協会は、フルーレについて以下のように説明しています。

剣を持って向かい合った両選手のうち、先に腕を伸ばし剣先を相手に向けた方に「攻撃権」が生じます。相手がその剣を払ったり叩いたりして向けられた剣先を逸らせる、間合いを切って逃げ切るなどすると、「攻撃権」が消滅し、逆に相手が「攻撃権(すなわち反撃の権利)」を得ることになります。http://fencing-jpn.jp/about/

 この攻撃権が、どのタイミングで移ったのか、素人にはちょっと分からなかったですね。攻撃が交互に行われているのは分かっても、どこまで剣を逸らしたり逃げ切れば攻撃権が移るのかが、さっぱり分からないまま一試合を見てしまいました。

 正直、最初に見るフェンシングの動画としては、フルーレではなく、他のルールを見た方が分かりやすかったかなと思いました。次回以降のお楽しみですね。

 一試合を見た感想としては、素人ながらに達人同士の緊迫したスピード感のある戦いが行われているのが分かって、非常に興味が持てました。その一方で、素人が見ると何がどうなっているのか速すぎて分からないシーンも多々あったので、もうちょっと良い目を持てれば、観戦するのがもっと楽しくなるのになと感じました。

 

いろんなスポーツの動画の感想を書いています。「本やらなんやらの感想置き場」という、本やら映画やらの感想を書いているブログもやってます。