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サン・ジョルディの日

スペイン生活 221日目

今日はついにサン・ジョルディの日。(サン・ジョルディはバルセロナの守護聖人。彼が倒したドラゴンの血がバラになったと言う伝説があるらしい)

でも私は朝一でエンカンツの蚤の市まで。日本へ帰国するにあたって、スーツケースがもう一つ必要で、昨日Primarkとかバザール、エル・コルテイングレスで見てみたけど結構高い。友達曰く、エンカンツが安いよとのことで行ってみた。トータル3つも一人で持って帰れるのかしらと思いつつ。
月・水・金・土で行われているらしい。早速行ってみたけど、ホントに色んなものが売っている。

エンカンツの蚤の市

洋服や下着、ランプや靴、本、そして圧倒的にガラクタにしか見えないものたち。

本も地面にそのまま置いてある

そんな中にスーツケースを売っているお店が3軒くらいあって、見て回った結果、35€で中より少し大きめサイズのスーツケースをゲット。

そしてサン・ジョルディの日はランブラス通りやパサージ・デ・グラシアに本屋さんがいっぱい出るとのことなので、行ってみた。

テントがたくさん

すごい人出でもはや本が見れない。笑 でも売ってある本が圧倒的にカタランが多い。さすがカタルーニャのイベント。
そしてバラを売っている出店も多くて、ランブラス通りとかの大きい通りだけじゃなくて、我が家の近所でも5か所くらいに出店が出て、バラを売っていた。
あとはプラサレアールにも本屋さんがいっぱい出ていたし、サン・ジャウマ広場へ行ったところ、楽器を持った人たちがステージにいて、何か始まりそうな予感。
そして19時に笛の音色とともに演奏がスタート!更に近くにいた人たちが円になってダンスを踊りだした!たぶんこれが噂のサルダーナ。ガイドブックに、カタルーニャの踊りで、週末のカテドラルの広場で踊っている人たちがいるとの事だったけど、未だに見た事がなかった。でもきっとこれがサルダーナだと信じてる。

サルダーナ

そして悲しい事に誰からもバラを貰う予定はなかったけど、既婚者のクラスメイトが旦那様も連れてきていて、何と旦那さんが気を利かせて私たち独身女子4人にもバラをくれた。気を使わせてごめん!でもありがとう!!地下鉄や街を歩いていても、みんなバラを持っているのでちょっと悲しかったけど、一気にテンション上がった!そして旦那さんはスペイン語はほぼ話せず、英語だけらしいのだけど、それでもコミュニケーションを取ろうとしてくれるあたりがめっちゃ良い人だった。(私以外の友達はほぼ英語が話せない)私のクラスメイトである奥さんもめっちゃ良い子だし、とてもお似合い夫婦で、見てると何だかほのぼのする。

バラ、ありがとう!

そしてもう一つ付け加える事があるとすれば、今日の天気は荒れ狂っていた… 元々、天気予報は雨になっていたけど、朝は晴れ間がのぞくくらいの曇りで、スーツケースも濡れることなく買いに行けたし、集合した時もまぁ曇りだったのに、突然あられが降り出した。しかもものすごい勢いで。

二度目のあられ

ついでに言うならカミナリまで鳴っていて、ちょっとシンガポールを思い出す。笑 と言うか、バルセロナでカミナリ鳴ってるの初めて聞いたわ。
晴れたかと思ったら、またあられが降って…10分くらいしたらまた止んで晴れて…そしてまたあられが降ると言う変な天気だった。そしてもう4月末なのに寒いんだよね。未だに12~14℃とか。一体いつになったら私のダウンジャケットはスーツケースにしまえるのか…むしろ日本はもう暖かいのか気になるところ。

今日のトップ写真はプラサレアール。テントがたくさん張ってあって、みんな本を売っていた。しかし雨なので、本にビニールをかけているお店もあったり。

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