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今年大切にしたいことば。「すみなすものは心なりけり」

「おもしろくもなき世を、おもしろく」
言わずと知れた、高杉晋作の言葉。

年の瀬に一年のふりかえりと、来年の目標をたてております。いつものように、Macを白黒反転させて、文字拡大をして入力しているわけだが、もし今の時代でなければ強度の弱視である僕は、自分の書いた文字を見ることはできなかっただろう。

送られてきた長文のメールも、さまざまな本も音声変換すれば普通に読める。技術の発展は本当にありがたいし手放せない。もう後戻りはできませんね。

同じように、僕の目は普通に景色を見たり、誰かの表情を見極めることはできない。これも後戻りのできない事実。

できなくなったことを悩むよリ、それをどう乗り越えてゆくかを考える方が、おもしろい。来年は目で見なくても、利用できる色々なアプリをガンガン試してみようかな?なんて計画も盛り込んでいるのだ。

網膜投影カメラや、スマホをドライブレコーダーのように使えるアプリなど興味深いものが多く出ている。

障害者用に開発された商品や、製品、ユニバーサルデザインは健常者にとっても便利なものはたくさんある。

コンタクトレンズや補聴器は今や当たり前に使われているし、ウオッシュレットも元来は医療補助器具として開発されたもの。

シャンプーのボトルキャップにギザギザがあるのはリンスと区別するため。iphoneのSiriも最早なくてはならない人は多いのではないでしょうか。

「すみなすものは心なりけり」
人生をどう生きるのか、楽しいと感じるのか、それとも辛いと感じるのかは、その人次第である。まさにその通りだ!

おもしろい時代ですね。人とは違う状況で、それを乗り越えるアイテムが揃っている。今は個性の時代、この体験が武器にもなるってことで、もう可能性しか感じない!

来年も陽気に、ワクワクしながら生きてゆこう。


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