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元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術 【要約】

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「親しみや信頼は意識的に作り出せる」

皆さんこんにちは、sparkyです。
質問のやり方を学んだことはありますか?
質問は相手に聞くだけだから簡単というのは間違いです。
相手から自分の知りたい情報を聞くためには、相手といい関係を築くためには質問のやり方を知る必要があります。

心に入り込む技術がつまった一冊になっています。
それでは、本編スタート!


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✅非指示会話摂取法

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🔵非指示会話摂取法
👉こちら側がどのくらいの知識を持っているかを
 相手に知らせない状態で相手の知識を引き出す
    方法です。

👉オープン・クエスチョンとは・・・
 「それについて、どう思う?」や「それは、
     どんなメリットがあるか?」
    「それ、具体的にはどうやったの?」
 このようにYes・NOで答えることができない
    質問を言います。

 このような質問は、相手の興味を表わしています。
 相手の関係を築くと共に沢山の情報を得ることが
    できる。

👉クローズド・クエスチョンとは・・・
 「あそこに電話した?」や「あなたも同じ考え
      なの?」
 「いつ?」などYes・Noで答えられたり一言で
     答えが決まる質問をいいます。

 相手をあるポイントに向けて、会話を方向づけたり
 相手のはっきりした答えが知りたい時には
 クローズドクエスチョン。

👉質問には必ずふさわしいタイミングがあります。
 オープンクエスチョンをいつ使うのか?
 クローズドクエスチョンをいつつかうのか?
 これを経験によって学んでいくことが大事です。

 質問により会話を望むべき方向に持っていき
 相手に対する興味を示すこともできる。 
 質問の答えによって相手の心の内を知ると共に
 相手の人間性について認識が得られる。

👉会話というのは話している人が会話をリードしている
 のではなく、質問をしている人が会話をリードしている
 ということ。
 質問する側➡アクティブ
 質問を受ける側➡受け身

✔相手から何か情報をえたい場合は、質問側になること。

🔵質問の種類

👉オープンクエスチョンやクローズドクエスチョンの
 他にも質問の種類があります。

〈循環クエスチョン〉
「君が僕の立場ならどうする?」や「昨日、君が
何をしたかを知ったら奥さんはどう思うかな?」
この質問は、人を動かしたり考えさせたりさせる質問です。
物の見方を変えさせたり物事を別の角度から光を
当てることができます。
答える側は、自分の信条や限定された思考のフィルターを通さずに出されることが多いです。

〈暗示クエスチョン〉
「状況が早く変わってほしいと思うだろう?」
「あれは、良かったな?」「疲れているでしょう?」

相手にある情報を確認させる質問です。
信頼を築くためのプラスになりません。
相手のことを決めつけるような質問ですのでしない方がいいです。

〈逆クエスチョン〉
「それ、どういう意味?」「具体的にはどういう
こと?」など相手に聞き返すような質問です。
確信がない時は逆クエスチョンを使うことによって
状況を上手くコントロールする。
この質問で時間が稼げるので、次のテーマを考えたい
時などに向いている。

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✅目標設定の公式

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👉自分がやりたいことや成し遂げたいことを
 目標に掲げても目標の成功確率は下がって
    しまいます。
 重要なのは、目標を立てる前に目標の立て方を 
    知ることです。
 達成可能な目標には、立て方が存在します。

🔵SMARTの公式

S(SPEZIFISCH)明確的
M(MESSBAR)計測可能
A(ATTRAKTIV)魅力的
R(REALISTISCH)現実的
T(TERMINIERT) 期限を決める

〈明確的〉
👉達成可能にするために、できるだけ正確に
 思い描ける目標を立てること

〈計測可能〉
👉基準を明確にして目標を達成したと確認
 できるようにすること。

〈魅力的〉
👉目標が魅力的であれば、達成するのが楽しく
     なります。
 目標が魅力的でない場合は、その目標を達成して
    得られるメリットを想像して魅力的に
    変えましょう。
 達成したらお金持ちになれるとか女の子にモテる
 とか心の底から望むメリットであれば、目標達成の
 強い原動力になります。

〈現実的〉
👉目標は、あなたにとって実現可能であることが
     大切です。
 自分にとって現実的かどうかは、やってみないと
    わからない
 ことが多いです。

〈期限を決める〉
👉
目標を立てる時にしっかりと期限を決めること。
 目標を何となくの夢ではなく目標に変えるものは
 期限があるかどうかです。

🔵目標を設定するだけでもやる気が出る

👉目標を設定すると脳内にドーパミンがでるので
 目標を細分化し何度も達成することにより
 目標達成ループに入ることができる。

👉目標は「○○しない」でなく「○○する」
 で立てるということ。
 肉を食べないようにするや部下を叱り飛ばさない
 という目標は、いい目標とは言えません。
 「やるべきではないこと」を言語化しているから
    です。
 やるべきでないことを言語化すると脳がその部分を
 意識してしまい、結果的にそれを繰り返して
    しまいます。
 部下を叱り飛ばさないと言語化していると、部下を
 𠮟っているところをイメージして、その通りの
 行動をとってしまう。

👉やるべきことを言語化する
 肉を食べない➡野菜を食べるようにする
 部下を叱り飛ばさない➡部下を褒める

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✅皆から好かれる人になる方法

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👉皆から好かれる人は、周りの人の良い面に
    注目している。
 相手の事を苦手な人だと思いながら
    接していたら、その感覚が意識的にも無意識的
    にも相手に伝わってしまいます。
 うわべだけで相手の事を褒めても、相手は
    違和感を感じてしまいます。
 言ってることと表情の不一致に気づき、
   それが不信感に繋がります。

👉相手の価値を高く評価して称賛することが良い
 関係の基礎となります。
 苦手な人でも、その人の良いところを
    見つけましょう。
 どんな些細な事でもいいので1つ見つけて
    ください。
 そして、それを紙に書いてください。
 紙に書くことで、脳にその情報に注意を向けるべき
 だと教えることができます。
 カラーバス効果という心理効果によって、その人の
 良いところがより目につきやすくなります。

🔵カラーバス効果とは・・・

👉ある色を意識することで、その色ばかりに
     目が行ってしまい
 普段よりもその色を多く感じるという
    心理効果です。

👉自分が赤い服を着ていたら、周りの赤いものが
    より目につく。
 犬を飼い始めたら、街中で犬の散歩をしている
    人が目につくようになります。
 人間は意識したものを無意識に収集してしまう癖が
 あるんです。

👉相手の良いところに注意えを向けようと強く意識
 すれば、良いところがどんどん見えてきます。
 逆に苦手だと意識してしまうと、嫌なとこばかり
 見えてきます。

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✅最後に

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いかがだったでしょうか。
人の心に入り込むには、相手に好かれることが必要に
なってきます。明るいとか、話が上手いとか好かれる
要素は色々ありますが、ほとんどが後天的に手に入ります。
最初は、ぎこちない会話でも何度も繰り返せばスラスラと話せてきます。

質問にあんな種類があったのかと驚きました。
会社で苦手な人の良いところを見つけていきたいと思います(笑)

今回は、以上になります。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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それでは、また次回で!


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