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ステロイドパルス入院五日目 ~ひたすら眠い副作用

8月27日(土) 6時、目覚めても手足が重い朝。
今日は検診が来るまで寝ててやると思いつつ 30分もすると起き上がれるように。
身支度するも土曜日は検診もゆっくりなのか 7時半頃いろいろ測定。
血圧95−129、体温36.9℃、血糖101、体重49.0kg。
昨日から おままごとサイズの腎不全食なのに体重が増えるとは何たることだ。
手足の熱っぽさは継続。むくみはナシ。顔の膨らみも昨日から大きく変化ナシ。


朝食。ご飯ができましたよー。

低蛋白ご飯130g、ほうれん草のみそ汁、レンコンきんぴら、菜の花の辛子和え、ふりかけ、カロリーミックス
(566kcal、たんぱく質6.8g、脂質6.9g、塩分1.66g)

ふりかけが付いてきたけど、ご飯の絶対量が少ないので全部かけられない。
カルシウム配合!と大書きしてるけど全部かけないからって欠乏することはないよね。
初見参のカロリーミックスなる甘いネクターのような飲み物。
こーでもしてカロリー補填しないとエネルギー不足になるのかと感慨深く眺める。

食後にプレドニン5mg×6、バクタ配合錠×1。
プレドニン飲んだら また昨日のような体調変化があるかと 飲む前から動悸がする。


そして食後2時間、爆睡。
部屋の清掃やnyoカップの回収、バスマットの交換が行われてる気配を遠く感じながら ひたすら眠っていました。
ステロイドって身体の機能を亢進するんじゃなかったっけ。
何だかジッとしてらんなくて とにかく歩き回りたい衝動に駆られたりするんじゃなかったっけ。
このプレドニンを服用している状態が今後しばらく続く日常になるわけなので 興奮が収まらないのも困るけど、
こう寝続けるのも問題なんでは。

11時、検診。血糖133、血圧77−133、体温37.2℃。
発熱してるなァ。
採血器に針をつけず血を取ろうとした愉快な看護師のお兄ちゃんにアイスノンを持ってきてもらう。
頭に当てると、あぁ イイ気持ち。
もっと早く持ってきてもらえばよかった。


冷却しつつ昼食。

低蛋白ご飯130g、魚のタルタルソースかけ、こんにゃく炒り煮、トマトマリネ
(528kcal、たんぱく質14.4g、脂質21.3g、塩分1.54g)
出たな、味が付いてない茹でただけの野菜ッ。
さぁ どのオカズに混ぜ込んで食べてやろうか。


13時半、旦那来訪。
Tシャツがそろそろ品切れになってきてたので助かった。
熱っぽさと身体のダルさが抜けないので 横になったまま話など。
14時、高校時代の同級生のお見舞い。
旦那そっちのけで女子会モードに突入。
旦那早々に退散。済まぬ。

今回来てくれた彼女も子宮内膜症やら胆嚢摘出やら色々やってるので病院話に花が咲く咲く。
そして入院生活が半分過ぎ、点滴と服薬だけでゴロゴロしていることへの拭いがたい罪悪感と 一方普通じゃ得難いパラダイスな日々を惜しむ気持ちも吐露。
ふんふんと話を聞いた彼女、月末に扁桃腺摘出手術が控えていることも踏まえて
「今のこの入院はメインの扁摘手術よりも先に来てしまったデザートみたいなもの。楽しまなきゃ損」
という至言を残して帰っていったのでした。

くよくよしたって仕方がないとは分かってるんだけど、デザートに例えると あ、美味しく頂かなきゃ と素直に思える不思議。
2時間ほど女子トークを楽しんだ後は アイスノンを枕にしばし休息。


17時、検診。
血圧77−113、体温36.8℃、血糖107。
精神の安定がバイタルの落ち着きをもたらしたか。


今日は運動もせず夕飯。

低蛋白ご飯130g、スパニッシュオムレツ、ごま和え、野菜ソテー
(506kcal、たんぱく質14.8g、脂質16.7g、塩分2.18g)
食後ランソプラゾールOD錠×1
(食後の服薬を時々書き忘れてますが ちゃんと毎回お利口に飲んでます)


食後も横になってウトウトしたりスマホを眺めたり。
21時、血糖171。

ステロイド錠剤服用2日目にして、旦那と友人来訪時以外はほとんど寝て過ごす状態に。
消灯時間頃になって眠気が薄れてきた気配だけど、
もぅ本腰入れてしっかり寝ちゃう。
そして明日朝バシッと起きて色々やる。
入院中といえど建設的な過ごし方ってのはあるんだ。
虚無感を覚えるような一日の終わり方はゴメンだ。
てことで この日はこれでおしまい。

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