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キャパオーバーを感じたら Vol.62

旧年は大変、お世話になりました。
本年、初のnote更新です。
よろしくお願いいたします。

さて、弊社は年末年始休暇を経まして、5日より全店、稼働しております。長期の年末年始休暇ですが、シフト制でオペレーションを何とか回すのが一般的な小売業やサービス業としては珍しいのかもしれませんね。確かにリユース大手各社の店舗は大晦日と元旦のみ休暇という店舗も多いですしね。
従業員には好評の年末年始休暇以外に5連休取得制度(※100%取得)も用意しているため、休日に関する不満が少ない会社です(笑)

また、過去最高の業績を続伸するペースで年を締めくくることができました。昨年も従業員の皆さんに助けられた1年だったと思います。ありがとうございました。

一方、経営者として、個人としては、様々な葛藤や新たな課題にぶつかり、苦悩することも多く、なぜなんのためにと、自問自答する機会が多かった1年でした。でも、安心して任せられる経営陣や成長著しい社員の存在に心強さを感じることもできた1年でした。やはり、人は様々な葛藤やエゴを抱え、直面しながらも強く生きていかねばならない、そんな生き物だと思いました。自分のキャパを大きくするために必要な考え方を整理できました。

キャパは存在する


乗り物を例にすると、キャパオーバーなのに、そのままアクセルを踏み続けると、オーバーヒートして停止するか、分裂分解してしまう危険性があると思いますが、人間も同様にキャパオーバーなのに、新たにぶつかる問題を課題に変えて抱えながら未解決のまま走り続けると、思考は停止し、酷ければ再起動するまでに時間を要する精神的なダメージを受けることさえある。

キャパオーバーの状態に陥ると目の前の問題に必要以上に焦ってしまったり、冷静な判断が出来ないことによるマイナス結果に直面し、自己肯定感が著しく低下したり、なんだか日常に息苦しさを感じたり、気付いたら自然と涙がこぼれたりするなどの症状もあるようです。

やはり、自分のキャパを知り、優先順位を決めて、優先順位が低いものは抱えない「セルフマネジメント」が大事だと思います。

無理せず捨てて、器に空きをつくる


創業してから22年が経過、設立18期目の会社を牽引する代表取締役。
並大抵のことではビクともないハートに変わったと自負していましたが、家族や親族、交友関係含め、色々なことが重なり、人生の転機になりそうな気配も感じつつ、成長する事業や中期的な個人のビジョンを整理していく過程で感じた自身の弱さも痛感しました。
ただ、根拠のない自信、いわゆる弱さに触れた時、キャパオーバーを感知したら、優先順位の低いことが自然と自分の器から溢れて、流れて、捨てれば良いとシンプルに考えることができました。ある意味、不得意なことはやらないという選択も近いかもしれません。

自分の器の容量を増やすために捨てるもの


キャパオーバーの要因は抱え込み過ぎ。
容量オーバーの状態。容量オーバーになったスマホは使用頻度の少ないアプリの削除や写真や動画の削除などが提案される。
だから人も同じく、容量を増やすためには捨てる(削除)ことから始めると良いのではないかと思います。

良いも悪いも人は人に影響を受ける生き物。
人づきあい、所謂、人間関係を整理するだけで自分の容量は増やせる。

①ネガティブな人と距離を置く

自分にとってポジティブではないと思う人と付き合う無駄な時間を減らし、ポジティブだと思う人との時間を増やす。シンプルですが、改めて、重要な基準だと思いました。
経営者だから(?)かもしれませんが、ビジネスパーソンとして活躍することを望む人、何事も恐れずに挑戦する人、利他の心を持って人に接することができる優しい(=強い)人、新たな気付きを貰えるような人、そんな人と過ごす時間を増やしていきたいからこそ、ネガティブな人との距離は置いて自身の容量を空けておきたい。

②時感覚と金銭感覚が合わない人と距離を置く

弊社には自分のありたい姿を可視化する「ドリカムシート」が存在する。
自分の数年後、10年後の夢や目標を描いたもの。
描いてみて思うことは、多くの夢や目標は経済的事由が大きく影響してくるということ。逆説的に言えば、人生の豊かさは「時間」と「お金」の使い方で決まる。だから、「時感覚が合わない人」や「金銭感覚が合わない人」と過ごすことに強いストレスを感じる。合わない人と適度な距離感を保つことが自身の容量を空けていけると思います。

まとめ


キャパオーバーな時には、自分の器の容量を増やすために先ずは捨てるものを選択するということ。
弊社は「5つの価値観」に共感できる人を採用しています。「5つの価値観」の一つに「主体性」と「一体感」があります。
主体性を発揮する先輩、一体感を醸成するために風通しの良い環境をつくる先輩が多いのも特徴です。
また、先述させていただいた「ドリカムシート」を社内で共有しているからこそ、時感覚や金銭感覚まで垣間見ることができるので、キャパオーバーになる前に気軽に相談できる環境が用意されていると思います。







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