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〈読書メモ〉夢をかなえるゾウ/水野敬也

〈あらすじ〉

「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。ベストセラー『ウケる技術』の著者が贈る、愛と笑いのファンタジー小説。

〈感想〉

2022年最初の1冊は自己啓発本の金字塔として有名な『夢をかなえるゾウ』
初夢ならぬ初読はこの夢ゾウにするっていうルールをかれこれ10年以上続けている。

この本は、2007年に発売され自己啓発らしくない自己啓発本として一世を風靡した作品。ほとんど主人公の「ぼく」と謎の生物(神様)の「ガネーシャ」、「釈迦」の会話で成り立っているため、普段本を読む習慣がない人でも読みやすくなっている……おっとその前に皆さんガネーシャってご存知ですか?知らない方はガネーシャをググってからこの本を読む事をお勧めします。
まぁ、そんなこんなで2008年の売れた本(一般書籍部門)になり、日経MJが同年上半期に発表したヒット商品番付にもランクインしたりと、何かとすごい本なんです。

同じ本を何回か読むと印象が変わるけど、この本は特に変化を感じる。
読む度に自分の成長(環境、心の変化、考え方)と共にその年その年で感情移入する場面が変わって面白い。

今年は特に、1年間社会人として経験した上で読んだから、初めて主人公の「ぼく」と自分を重ね合わせる事ができた。
確かに家に帰ったらダラダラ過ごすし、新しいことやるぞ!と決意してやる気に満ちても3日続いたら満足してなあなあにしちゃったし、本当の自由を手に入れた上で“やりたいこと”を決断する凄さを知った。確かに簡単に決めれないよね。

いつもは全部読んで「ガネーシャの課題を出来るだけやろう」で終わるけど、読んでいるうちに「このままOLだけやって人生終わりたくない」「若いし、自分のやりたいことできる限り叶えてみたい」とぼくと同じ心情になってきた。
なので今年はやりたい事+ガネーシャの課題に力を入れてみよう

【今年力入れる課題】

・1日何かをやめてみる
・決めた事を続けるための環境を作る
・応募する

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