5月8日 マツバギク　ゆったりとした気分

3年前は村上春樹が大半を占めていた本棚、それに加え読みかけのシリーズ物の続きとか、アニメ見てハマった原作（よふかしのうた、ブルーピリオド）と家から持参したもの（HIGH SCORE、東京喰種）がちらほらある。

今は詩集が大半になり、村上春樹関連は最高時の三分の一くらい、後は画集その他小説が増えた。漫画も浅野いにおや大友克洋作品に変わり雰囲気が変わった。

突然ですが、皆さん持ち物のキャパってどれくらいですか？掃除できるできないって話じゃなく単純に。

私は昔から物を多く所有するのが苦手で、我慢できるラインを超えたらどっと断捨離してしまう。
意図しないタイミングで、なにかに憑かれたように淡々とゴミ袋や段ボール箱にいろんな物を投げ入れる。

それは書籍に限らず、服、文房具、学校の用品に連絡先まで。最近は「人間関係リセット症候群」という言葉が流行っているけど、その言葉が出てくる前からやっている自分はまた別のものだと思う。

小学生の頃、衝動的に捨てる行為をしてたら「もったいない」と親に注意されたけど、今思えばフラストレーションの吐き方がわからないから物を捨てることでぶつける先がない気持ちや不満を捨てようとしていたのかもしれない。　
中学は卒業したタイミングで、高校と大学は携帯番号とアドレス、LINEのアカウントに至るまで全て消して自ら音信不通になった。
だから私のことを覚えている人がいたとしても、生きてるか死んでるかも知る術がない。（小中は母のつながりが強いから、死んでないくらいは伝わってるかもしれないが）

そんな風に近辺のものを減らす作業を繰り返したら、実家にはほぼ自分のものがなくなった。少しの部屋着と本が数冊あるのみ。
自宅は、それなりに物はあるが内容物の入れ替わりは不定期に行われる。それは漫画数冊の入れ替えだけで済むときもあれば、ゴミ袋（45l）が3つ満杯になるときもある。ミニマリストになりたいのかって聞かれると、うーん、そうでもない。
動画見るのは好きだけど、その領域に行きたいと思わないし、何しろ病院通いのお薬ジャンキーだから物がなくなったら薬が机上に乱立する。何のメッセージ性もない。

この生活はずっと続くかもしれないし、ある時点でピタッと収まるかもしれない。
どんな選択であれ、なるようになるでしょう。たぶん。