CUPS II (カップの2)

若者と乙女が互いに誓い合っています。 二人のカップの上に はヘルメスのカドゥケウス(ギリシャ神話の神ヘルケスの 杖) がありその大きな翼の間にはライオンの頭が見えます。 人間関係において、親密な関係が築かれることを示してい ます。より深い絆で結ばれお互いに有益な関係になるでし よう。トラブルを抱えている場合は和解のチャンスです。

〈逆位置の意味〉
偽りの愛 愚かさ 誤解 親しい人とのトラブル 不釣り合いな関係性 緊張感 共依存 破談 互換性の問題 表面的な愛情 分離感 心が通わない 別れ 不和 感情の相違 心を開けない 誤算 誤解 愛情関係の破綻 一方通行 不満

秋だというのに変に騒がしくなったと思うのは気のせいかしら。

金木犀のピークは過ぎて、お化けや魔女がいつ来てもいいようにお菓子の用意してたけど小さい魔物は明るいうちにイタズラを終えるらしい。本物の夜、都会では魔物にバレないようハチ公は幽閉されるし、退避しようと店の中に逃げ込んだら聖なる灯りが灯されはじめた。私がいるのはどの季節?

急かされているのか、名残惜しんでるのか、考える余裕もくれなくなった。
秋を求めて街に出るか自然に籠もるかの2択になっているけど、私は永遠に後者だ。秋のプレイリストを開いても再生ボタンを押す直前に「みんなと一緒は嫌」と意地のような防衛本能のような何かが働き知らないジャズバンドのプレイリストを廻す。

紅茶とお菓子(もしくはケーキ。モンブランがいいな)それとアンニュイな気分になる本を開いて目に入った言葉を呟く「僕はどこに居るんだろう?」って。

秋の象徴もゆったりと移ろいゆくのなら、自分で秋作ったほうが良くない?と思ったり。駅前のギャラリーにアート見に行ったり、創ったり、帰り道にどんぐり拾ったり。

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