SWORDS Ⅹ(ソードの10)

〈意味〉

カードにあるすべての剣に刺されて、うつ伏せになっている人の姿が描かれています。最悪の状況が終わり、前へ進む準備ができていることを示しています。夜明け前の暗闇の状態で、もうすぐ新たな一日がはじまろうとしています。

〈正位置の意味〉

痛み 苦痛 悲しみ 不幸 孤独 終わり これ以上ない 攻撃される 裏切られる 知らせに落胆する 夜明け前の暗闇 始まりの為の終わり すべてを受け入れて前進する 岐路 悲しみのどん底 絶望 心の痛み 辛い思い 失敗 挫折 破滅 最悪の状況 自業自得 計画の頓挫 不運 重荷を担がされる 完全な敗北


正位置でこんなにどん底カーニバルなものがあるとは、流石タロット…甘いだけじゃないですね。メリハリが効いてらっしゃる。

同じ人間でも、悲しみや挫折の解消法というか発露が違うのが不思議だなぁと思うところ。
私は1人で全部抱え込むタイプで、周囲を巻き込むなんて発想がまずない。開き切る相手がいない。

うまく言えないけど自分の中で理想の独りの姿があって、その地点に到達してないからだと思われる。
小学校か中学か忘れたけどクラスの人に「友達なのになんで話してくれないの?」って怒られた事がある。その時抱いたのは申し訳ない感情よりも「義務になったら辛い、離れたい」っていう気持ちで、束縛以前に他人との深い関係を構築するのを本能で拒んでいた。

ムーミン谷のような生活で十分なのにね。1人=スナフキンって印象が強いけど、原作を読むとムーミンはじめその他キャラもかなーり塩対応。

穏やかでフレンドリーだけど、個々に注目したらみんな揺るぎない芯を持ってるんですよね。それこそ良いことも悪いことも、それぞれにパーソナルスペースがあって開示のバランスがちょうどいい。そして互いに無理やりこじ開けないし「今ならいいよ」って声かけられたときにはい、って相手する。私にはこれくらいでちょうどいい。

相手に対して心の距離が数値化されたら九割九分果てしない距離が出そうだから実装化しないでくれ。


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