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はじめまして、瀬戸内の琥珀糖における第一人者です。

そんな肩書きある?って感じですが、瀬戸内の美味しい果物で琥珀糖を作ってきました。他の記事ではレシピも公開する予定なので、琥珀糖が好きな方はどうぞチェックしてみてくださいね!そして美味しい琥珀糖作りについて知りたいことがあれば、どんなことでも私に聞いてください。

新鮮な果物ごろごろ入っています

最初にお伝えしておきます。この記事を「読むべきではない人」は以下の通りです。

・とにかく簡単に琥珀糖が作りたい
・1番安い材料で琥珀糖が作りたい
・見た目がキレイなら味はなんでもいい

残念ですが上記のニーズにはお役に立てませんので、他のサイトをお探しくださいね。

琥珀糖ってなに??美味しいの?

実際の琥珀糖を接写!

この記事では、琥珀糖(こはくとう)という和菓子の紹介と、私が作り始めたきっかけについてお伝えします。琥珀糖作りは江戸時代からの伝統的な文化であり、最近ではASMRなどの動画コンテンツでもその魅力が再注目されています。琥珀糖はその美しい透明な色合いと、外はカリカリ中はプルっとした食感で人々を魅了するお菓子です。

琥珀糖を作り始めたきっかけ

お世話になった方がお腹の病気にかかってしまい、食事をとることが出来なくなったことから、飾っておくだけでも気持ちが和むような何かを送りたいと思いました。私は食べ物を作る仕事をあれこれと経験してきたので、食べ物を作るくらいしか思いつきませんでした。「見た目がきれいなお菓子を作って日持ちがすれば、食べなくてもまあいいか。お友達やご家族が食べてもいいし!」そんなことがきっかけです。もし手芸が得意だったら編み物とかお人形とか別の何かに挑戦していたと思います。

美味しくなければ意味がない

瀬戸内の温暖な気候で育ったみかん

家の台所で初めて作った琥珀糖は、スーパーで売っている砂糖と寒天を煮詰めて植物由来の色を付けただけ。乾燥後にカリっと噛んで食べてみても、うーん。褒めるべきは見た目と食感だけ。ちっとも美味しくない…いくら飾るために作ったからといって、美味しくないのではお菓子として成立しない。
リベンジしようと二度目の琥珀糖づくり。そこに置いてあった、みかんの果汁を入れてみました。するとこれがびっくりするような、すっきりと品のある美味しさになったわけです。

このようにしてお店を始めました

一度琥珀糖を作ると、かなりまとまった量が完成します。食べきれないほど出来るので、それをいろいろな人に配ってみたところ「美味しいじゃん!お店やっちゃえばいいのに!」そのような後押しもあってぬるりと開業を決めました。
やってみると実は、琥珀糖は素材選びから製造方法まで、細かな工程を要する難しい和菓子でもあります。そんな苦労を重ねながら技術を磨く中で琥珀糖づくりの奥深さに魅了されました。それ以来、私の作る琥珀糖が多くの人々に喜ばれ、和菓子文化の一端を担えるようになることを目指してまいりました。


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