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大腸がんが増えてます

50歳未満で発症する大腸がんが世界的に増えているそうです。
早期の段階では自覚症状はほとんどないため診断時には進行していることも多いのが特徴です。
Cassandra D. L. Fritz氏らはケースコントロール研究を実施し、早期発症大腸がんに関連する徴候・症状を検討しました。
Journal of the National Cancer Institute誌(2023年5月4日号)

事前に規定した17個の徴候・症状のうち、早期発症大腸がん患者の診断前3ヵ月~2年の症状として多くみられたものは、腹痛と直腸出血だったそうです。また、直腸出血、鉄欠乏性貧血、下痢、腹痛の4個が早期発症大腸がんの独立した関連因子として特定されました。

この4個の徴候・症状が診断前3ヵ月~2年に発現した患者の割合は19.3%診断後3ヵ月以内に発現した患者の割合は49.3%でした。

出血するとさすがに病院に行こうと思いますが、腹痛や下痢は数日で治まると何か悪いもの食べたかな?くらいで終わってしまいます。
日記までいかなくてもスマホのメモに
〇月〇日 下痢(思い当たる飲みすぎや食べすぎ、体調不良なし)
〇月〇日 ちょっと出血
などいれて見直してみると、良いと思います。
ちょっとしたことと思っていると忘れてしまうのでスマホ活用したいですね。

「早期の段階では自覚症状がない」というのが怖いです。
だからこその健診や人間ドックだと思います。
身体の機能を長持ちさせるために、定期的なチェックをしてもらえると嬉しいです。

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