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その先にあるもの

やぁ、瀬吏くん。
今日は土曜日でしたね。
きみ、朝からずっとパジャマじゃないか。

“とと”は今日は午前中に2件、午後に2件の用事があったから外には行けなかったね。それでもきみはテレビを見たり、少し工作したりとなんら不自由さがない1日だったかな?

今日は“弱さ”の話を少し。

むか〜し、“とと”がまだ大学生だったころかな。
SURFACE(サーフィス)という2人組の歌い手がいました。
今でも活動しているのかしら?
今、といってもきみがこれを見る頃に彼らがどうなっているのかはわからないけどね。
SURFACEといったら、今はすっかりMicrosoftのパソコンだけれども、もっと昔に歌い手がいたんだよ。

いい歌、というのは人によって様々だよね。
受け取った人がいい歌だ、と思えば、それはいい歌だと思う。
そんなSURFACEだけど、“とと”が学生時代よく聴いていました。
結構ね、響く歌がいっぱいあるんだけども、ざっくりまとめると

「男の弱さ」

が結構全面に出てくる歌詞が多いかな。

この「男の弱さ」が身に沁みるのかなぁ。

今日もなんとなく一日溜息混じりで過ごす
「これの繰り返し?」って空を仰いだ
本当は変えてゆく事の辛さ気付いているから
これが理想の暮らしのはずなのに
挫けない君をみるとなんだか
自分の事嫌いになりそうで
心にも似た転がってる石蹴飛ばした
空に飛んで消えた石に自分の弱さも結んで
手を振りましょう (Good-bye my weakness.)
君に負けない意志が見えたら
その時は少し変われる気がするよ

その先にあるもの
歌:SURFACE
作詞:椎名慶治
作曲:永谷喬夫

まぁ、今の“とと”がそういう状態か、といったら全くそう、というわけでもないけれど、なんかこう、伝わってくるものないかい?

時たま思うんだよ。
辛いことだったり、なんとなく言いにくいこと。
小学4年生にもなればきっとそんなことがあるだろうなと。
で、肝心な場面というか、大事な場面で、なかなか自分の思いが言えなかったりするときを、“とと”は何回も見てきている。
そんな場面に立ち会った時にね、


「あぁ、こんな所似なくてもいいのに・・・」

って思う瞬間がある。

本当は、変わっていきたい、自分の思う通りにしたい。
でも、そうなるためには何かを変えなければ、そこには行けない。
でも、それは怖いことでもあるし、涙が出てきちゃうことかもしれない。
きっと、きみはもう、それに気がついているんじゃないかって思う。
ある意味で、さすが俺の息子、って思うと同時に、
小難しいところが似ちゃったなぁ・・・
やっぱり親の背中をみてるのかぁ・・・
ってすごく思う。

きみにはまだ見ぬ可能性が
必ずあって
それを探す旅は
果てしなく思えても
心の赴くままに
きみのペースで
歩んでいけばいいんだと思うよ。

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