2024年元旦。
能登で震度7の地震が起きた。
私の住む新潟県でも震度5、本震は長い横揺れが数秒続いた。

こんなスタートを切るお正月は、40年以上生きていて初めてのように思う。

今はまだ被害の状況を把握しきれていないけれど、かなり大きなものとなっているのは間違いない。
一月の極寒の中、今も助けを求める人がいると思うと、胸が締め付けられる。

せめて今この瞬間に自分ができることはないだろうかと考えて、このnoteを書いている。
少し前に、出先で安室奈美恵さんの"Don't wanna cry"という懐かしい曲を耳にした時、このフレーズだけが切り取られるように心に残ったからだ。

「祈るだけじゃもう、届かない」

南海トラフ地震が今後、30年のうちに70〜80％の確率で起こる、と言われている。

2024年に切り替わったタイミングで起きた今回の地震。
直感的に、今年の課題になるのではと感じた。

未だかつて経験したことのない災害に向けた「演習」が始まったのだと。

実際にそれが起きるまで自分ごととして捉えられないのが私たち人間。
せめて、普段から情報を取り、その時がやってきたときにどう動くかをイメージしておくだけでも、身を守ったり不安を軽減することができるはず。

NHKが様々な知見からの情報を集約し、提供してくれている。

例えばこれは、津波の危険性について。
今回の地震で自分の住むエリアは津波3mと予報が出ていたが、単なる波の高さだけで考えてはいけないことを教えてくれた。

能登で過去に起きていた地震の仕組みも掲載されていた。

今、渦中にいる方、どうかどうか、無事でありますように。
そして、一日も早く復興されることを願っています。