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好きなクリエイターさんを守る方法

最近「noteをやめることにしました」との記事をけっこう見かける気がしています。もちろん自分自身の多忙さ、他にやりたいことがあるなどnoteに関係のない理由の方もいます。その一方でnoteに理由があってやめたいと悩んでいた人も数多くいるようなのです。

そして実際にもうnoteをやめてしまった方がいて、心を痛めていたりもします。私は自分自身が始めたころのフォロワーさんをよく覚えているほうなのですが、その中でもう5人以上はいなくなってしまっています。


最後にもうひとつだけでも

私自身も少しまでnoteでのことが理由でやめようと思っていました。

私の場合、noteをやるうえではどうしても逃げられない「数」が原因でした。ダッシュボードを見ようとしなくても、どうしても見えてしまう「数」というものがあります。そして無意識に計算してしまうその推移というものがあるんです。

それが目に見えて悪くなっているとき、もうやめようかという思いが胸によぎってしまっていました。他にも人によってそれぞれやめたいと思ってしまうだけの理由はあるのだと思います。どれも本人にとってはものすごく辛い問題でしょう。

本当に深く悩みました。自分が好きなことをしようとする場所でうまくいかなくなってしまっている、じゃあこれ以上どこで活動すればいいんだろうと思いました。居場所がなくなるようで怖さもありました。もうだめだ、と完全に失望してしまいました。

何も言わないでいなくなる方法もありました。けれども、私は最後にひとつ記事を書くという選択をしました。このおかげでフォロワーさんに助けてもらい、またnoteを始めることができたのです。


いなくなってからでは届かない

何も言わないままnoteから去っていく方は多いです。何かあっていきなり更新できなくなってしまったという可能性もあります。それでもnote自体に悩みであるとか不満であるとか、そういったものを抱えてやめることを選んだという方は多いのではないかと思います。

更新の毎日連続記録が途絶えた途端にいなくなってしまう方がたくさんいるということも気にかかります。頑張っていた分、疲れ果ててしまうんだろうと思います。本人もすごく悩んだのでしょうし、そして読んでいた方も寂しく感じてしまいます。

いつも思うのです。いなくなってしまってからじゃ、「あなたの記事が好きで、いつも楽しみにしていました」とはもう伝えられないということを。

何も言わずやめてしまう方はもちろん、もう書かないと決意している方に対してはその言葉はもう届かないのです。

どんなに楽しみにしていたとしても、どんなに励まされていたとしても。言葉にしないままではその思いは届くはずがありません。そしてその結果、本当の意味で別れが来た時にはもう自分はどうすることもできないということになりえるのです。


勇気を出して伝えること

もうやめたいと思っている方に対して自分の思いが届くかどうかわからないときであっても、やっぱり伝えておきたいと思うのは私がかなり昔にお礼を言えないまま別れてしまった方がいるからです。

noteをやっていてもそのときの後悔がなお胸にあります。本当に自分が応援したい方であったり、いて欲しいと感じている方には普段から伝えないとという思いがあります。何故なら、人間だれしもいついなくなってしまうかわからないからです。

やめることにしただとか、お休みしますという言葉に対して「ずっと好きでした」と言ってももう間に合わないかもしれない可能性があります。

もしかしたらそれで気を取り直してくれる方もいるかもしれません。けれどもそういう方ばかりとは限らないのです。だから勇気を出して私は言わなくてはいけない、と思っています。

「いつも更新を楽しみにしています」
「ためになる記事をありがとうございます」
「あなたの書く記事がとても好きです」


ファンとしてできること

私はもともとオタクでもあるので、コンテンツを続けて行くのに一番必要なのはファンの支持であるということを理解しているほうなのかもしれません。いわゆる推し活というものですが、これは商品を買うということだけにとどまりません。

それは作り手への反応という直接的な方法であるとか、SNSにて感想を発信して話題にするだとか、好きだという気持ちを表すようにするだとかいろんな方法があります。

それは作り手さんの活動を支えたり、守ったりすることへとつながっていきます。だめになりそうだった企画がファンがいることで存続できるようになり、逆に支持がなくて連載打ち切りになる漫画があります。


そのため、このnoteでも自分がどうしても活動を続けて欲しいクリエイターさんがいる場合はどうかその思いを伝えて欲しいと思います。できればもうやめたいと思うくらい追い詰められている状態ではないときにも。

継続してファンがいるということで、心持ちが全然違ってきます。自分を見守っていてくれる人がいるんだと、きっとその人にとっての力になってくれます。

私自身もそうでしたが、やめたいと思っているときやもうその決断をしてしまったとき、もう自分自身の感情がぐちゃぐちゃになってしまっている可能性は高いです。冷静な判断ができなくなってしまっています。

だからこそ、普段から「自分は支えてもらっている」と思ってもらえるようなコメントや反応をしていきたいです。それがもし届かなかったとしても、その方が自分の中の後悔は残らないというのもあります。


私たちにできることは、そのクリエイターさんが少しでも楽しくnoteを続けることをそっと応援していくということなのだと思います。


ここまで読んで下さってありがとうございました。



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