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【妊娠記録】妊娠後期(28w~39w)

一昨日は39wの妊婦検診でした。予定日間近だからか初めてNST測定することに。タイミング悪く子は寝続け、1時間測定するも判定不能とのこと。。
エコーでの所見は問題なしとのことで再検査もなく帰宅となりました。
40wの妊婦検診でもお産の兆候がなければ41wに陣痛促進剤を投与するらしい。いつ産まれることやら。。

今回も忘れないうちに、心身ともに一番しんどかった(現在進行形でしんどい)妊娠後期を記録しておきます。


28w~ 本格的な不調

30wに入る頃、ちょうど2024年1月から有給消化+産休に入る予定にしていたので、資格勉強や出産準備、確定申告などをゆるりと進める予定だったのが、体調不良すぎてほぼ寝て過ごし、出産準備だけはなんとか正期産前に終わらせるという顛末。。
過去の自分に言いたい。妊娠後期に入る前に、やりたいこと・やらなければいけないことは早め早めにやっておいた方が後が楽だと。
では具体的に何が辛かったのか、ほぼ愚痴の羅列になるが記載する。

激しい胎動

ほぼ24時間、激しく体内を動き回る子の動きが本当に辛かった。特に夜が激しいことが多く、自分は眠気に襲われても腹のあたりがグニグニムニムニ動き、膀胱を突然キックされて強制的にトイレに立つ。。などの毎日で、慢性的な寝不足が続く。胎動があるのは元気な証拠、と特に対処法もなく、ただ耐えるのみ。自分の意思に反して勝手に体内が動くのが単純に不快で、そんなことを思ってしまう自分はひどい人間なんじゃないか。。と謎に自己嫌悪になったりもする。

永遠に続く眠気・倦怠感

胎動が起因している部分もあるが、寝ても寝ても眠い。なんでこんなに眠いのかと不思議に思うくらい眠く、1月の有給はほぼ寝て過ごしてしまいすごく残念だった。また、何をするにもやる気が起きず、ちょっとした片付けや書類整理など、産休前の手続きを行うにも重い腰を上げる必要があった。
イライラも後期にかけて増していき、家事のやり方などで夫に対して不満に思うことも増えたり、妊娠生活自体もうやめたい、、と後ろ向きな気持ちになった。

お腹の張り

週数が進むにつれ、どんどんお腹が鉄板のように張っていき、歩くのも左右にゆらゆら揺れないとままならないように。
物を拾うのも一苦労で、家の中でちょっとした物を拾うのにも夫の手が必要になったり、無理してしゃがむとそのあと股関節の痛みに繋がったりと不自由なことが増えた。マジックハンドを買っておけば少しはマシだったのか・・?と今でも少し考えるけど、どうなんだろう。

膀胱のキャパ不足

中期からの継続ではあるが、尿意を感じた時に我慢できる時間が圧倒的に短いので、特に外出先では一番最初にトイレの場所を把握するのがルーティンになった。

不正出血

正期産以外だと1度しかなかったが、妊婦検診の帰りにトイレに立ち寄ったところ出血していたことがあった。幸い一時的だったのと、直前の検診結果も問題なかったので事なきを得たが、一瞬ドキっとした。

突然の鼻血

地味にストレスだったのが、突発的な流血鼻血。小学校に入る頃から花粉症持ちだったので、鼻をかみすぎて鼻血を出すことは小さいころからよくあったものの、妊娠中の鼻血はいきなりタラーっと垂れてきてそのまま勢い止まらず流れ続けるタイプで、初めての経験だった。しかも寝てるとき、起き抜け、日中など時間もバラバラで、突然の流血で周りを汚さないようにヒヤヒヤした。
病院で相談したところ、妊娠性の鼻血はたまにあるそうで、止まらない場合は病院に連絡、それ以外は止まるまで収まるのを待つか、気になるなら耳鼻科へとのことだった。

急に広がる妊娠線・湿疹

最初すごくショックだった&未だに日々悩まされているのがこれ。妊娠線はできないようにしたい!と妊娠線の予防クリームは結構投資したにもかかわらず、妊娠後期に入ってから急に赤黒い妊娠線がおへそ下に広がり、しばらくしておへそ周りにも波及した。(夫いわく、漫画のNARUTOのお腹みたいらしい。画像を見たら確かに似てた。。)
しかもこの妊娠線、めっちゃかゆい。日に日にかゆみが増してつらく、途中で妊娠線とは別に湿疹も出てしまい、妊婦検診時にもかゆそうだねと心配され、かゆみ止めのクリームを処方してもらった。1日に4-5回は塗りなおすが、常にかゆい。
お腹に子がいるのでボリボリ掻くわけにもいかず、ただ耐えるのみ。産後は思いっきり掻きたい。。

目の渇き

後期に入ってから、痛いくらいの目の渇きに悩まされるように。元々ドライアイ気味なので眼科で処方された目薬をさしていたものの、全然効かず。
何かの病気かと思って眼科に行くも、特に異常はなく妊娠中はドライアイが悪化することもあるということで引き続きドライアイ用の目薬をさす以外対処法はなかった。
もしかすると睡眠不足と相まってドライアイが加速していたのかも。いずれにしても耐えるしかない。。

股関節の痛み

日常生活で困ったマイナートラブルTOP3に入る股関節・足の付け根の痛み。家の中だけでもちょっとした体重移動(振り向いたり、椅子を座りなおしたり)でも痛みが走るようになる。妊婦検診時に相談したら、骨盤ベルトを締めると軽減されると聞き、助産師さんに装着方法など指導を受けて外出するときは着用するようにした。
私はマジックテープ式の骨盤ベルトを使っていたのだけど、外出先ではトイレのたびに締め直さないといけないし、冬なのでセーターにはくっつくし、正直使い勝手はあまり好きじゃなかった。
助産師さんいわく本来横になって装着するのが重力などにも影響されず正しいつけ方らしいのだが、外出先で横になる機会もそうないし、なんとなくこれでいいのか?と常に半信半疑の状態でつけていた。

夜中の火照り・動悸・息苦しさ

頻度は時折程度だったものの、夜寝るときにほてりや動機、頭のむくみ?(逆立ちすると頭に血がのぼってくる感覚)を感じるようになった。
睡眠を阻害されるほどではないものの、入眠しづらく違和感があった。

おりものの増加・膣カンジダ

後期に入るとおりものが水っぽくなり量が増えた。ホルモンの関係でカンジダにもなりやすくなるらしく、妊婦検診の問診でかゆみを相談したら膣洗浄+膣錠を入れてもらい、外用薬も処方してもらった。後期はほぼ毎日外用薬を塗らないとかゆみが辛かったが、お腹が大きくなるにつれて塗布するのも大変になっていった。

なめていた足のむくみ

妊娠前はむくみとは無縁の人生だったが、出産が近づくにつれどんどん下半身がむくんでいき、36wを超えたあたりからひざ下がゾウのようになっていった。これまで知らなかったが、むくみがひどくなると足が痛んだり、曲げづらかったり動かしにくくなった。外出先で歩くと疲れやすくなったり、寝る前に保湿剤を塗ったり、ベッドで横になるときに動かしづらかったりして初めて気が付いた。これも対策は特になく、出産に向けて血液や水分を貯めるような仕組みになっているようで耐えるしかなかった。

こんな感じでマイナートラブルのオンパレードだったが、何より睡眠不足とフットワークの重さがQOLをどんどん下げていき、後期に入った最初の1~2か月は「早く終わってくれ、、」と願うばかりだった。
SNSで見かける妊娠後期を満喫している妊婦さん達が心から羨ましかった。。

続・妊娠糖尿病との闘い

29w~ インスリン投与開始

栄養指導を受けて血糖測定を開始後初めての検診で、「BMIが肥満でもないのにこの高血糖は体質的なもので、分食をしても下がらない可能性が高い。後期に入っているのに非妊娠体重から増えておらず(これまではむしろマイナスだったので、やっとプラマイゼロに戻った)、さっさとインスリン投与に移行して体重を増やしていくのが先決。」とあっさりインスリンを打つことになった。
それまではなんとか食事管理で終わらせたい・・!と躍起になっていたのに、こんなにあっさりインスリンになるとは思わなかった。
インスリン投与に移行したことで、高血糖を気にせず食事が摂れるようになったのは大きなメリットだった。一方、血糖測定の機器と違いインスリン自己注射の針はモロに注射針が見えるタイプで、最初の数日は自分で注射ができず夫に打ってもらった。
「ヤー!」と声に出しながら太ももに刺そうとするも、直前で手が固まってしまう。笑
事前に調べた限りではインスリンの自己注射針は髪の毛の細さ程度で痛みが少ないと言われているようだったが、普通に痛くてびっくりした。
これを1日3回、朝昼晩食事の前に行う。打った場所も半分近くは青あざになり、日に日に自分の太ももがかわいそうな状態になっていった。。
また、自宅の場合はまだしも、妊婦検診などで外出した際に移動時間の兼ね合いで外食する場合は打つ場所も考慮しなければならず、そういった部分も面倒だった。

31w~ 血糖下がらず

そんな苦労を経てインスリンを打ち始めたものの、なかなか血糖値が下がらない。青あざ、出血ばかりが目立ち不安になるが、通常の糖尿病とは違い体重増加もおろそかにできないため、きちんと炭水化物を食べなければいけないと同時に血糖コントロールも行うというのが中々難しかった。

32w~ 下がらず。皮下注射の再確認

私が通っていた大学病院は隔週で糖尿内科の診察があるため、2週間後の通院で血糖値がなかなか下がらないと主治医に相談する。
低GIのものを摂取する(パンなら全粒粉、ご飯なら雑穀米など。栄養科での栄養指導時はどちらでもよいと言われたけど、そりゃ低GIの方が血糖にはいいだろうなと方針変更する。)ことと、もしかしたら皮下注射でなく筋肉注射になっているかも、と手技の問題の可能性があることがわかり、注射の際は太ももをつまんで打つように指示される。
どうやら筋肉注射の場合は1時間ほどでインスリンが体内に回りきってしまい、血糖が上がる頃には抜けてしまうらしい。皮下注射の場合は4時間ほど体内で効果が持続するようで、その違いではないかとのこと。

34w~ ようやく下がり始める。体重も右肩上がり

やはり皮下注射がコツだったのか、血糖がようやく下がるようになった。
ただここまでで1か月以上要しており、インスリン投与になったのに血糖が下げられなかった期間はストレスに感じることも多かった(せっかく厳密な食事管理から解放されるかと思いきや、下がらないので結局食事管理×インスリン投与の両面で気を遣う羽目になった)ので、最初から手技指導してもらえたらよかったのに。。と少しうらめしく思った。
でも結果的に血糖コントロールできたのはよかったし、体重も急激に増えていって目標達成できたのはよかった!

低血糖の見極め

インスリン投与を行うと、高血糖以上に低血糖(血糖の上昇よりインスリンによる血糖を下げる働きの方が上回ってしまい起きる症状)に気を付けなければいけないのだが、なかなか食べたもの・食べるタイミングとインスリンの投与量のバランスが難しい時もあり、実際数度低血糖に近い症状になった。幸い救急車に乗るような事態にはならなかったが、予兆として舌や口周りが痺れてピリピリする、ぼーっとするなどの症状が出たらサイダーや森永のラムネタブレットを摂取するようにしていた。
(低血糖かな?と思われる時に血糖値を測ると大体50~70台だった)
ただこの低血糖の見極めは未だによくわかっておらず、大事に至らないために予防として早めに糖分を摂取している節もあったのでもし妊娠糖尿病で通院している方は主治医に基準などを聞いておくことをお勧めしたい。

35w~37w 保活リサーチ・園見学

血糖コントロール良好になり安心したのか、ようやく本来やりたかった出産準備をこなす気力が湧き始めたのが35wごろ。
夫とどれくらいの期間育休を取得するかという話し合いをし始めた時にふと、あれ?いつから保育園に入れられるんだろう。。と疑問に思い、突然保活をスタートすることになった。
以前妊娠初期の頃に会社が契約している育児コンシェルジュのサービスを利用して、大枠の流れは把握していたものの、自治体が出している新年度の保育手引書も手元になかったのでまずはその入手から始めた。
付帯していた区の保育園マップから近所の保育園に目印をつけ、9か所の園をリストアップし片っ端から見学予約の連絡をした。リサーチ・区へ質問事項の連絡・各園見学を終えるまで約2週間でやりきったが、ほぼ毎日臨月のお腹で見学するのは体力的にしんどかったので、もっと早くやっておけばよかった。。と少し後悔した。
(それでも、子が出てきたらそれはそれで余裕がなくなると思われるのと、夫の育休取得期間の目安として参考情報を事前に得たかったこともあり、出産前に頑張ってよかったと思う)

37w~ 週1の妊婦検診:内診グリグリ

37wからは妊婦検診の頻度が週1になり、都度内診も加わるようになった。巷では「内診グリグリ」と言われているとは知らず、「今日から内診しますね~」と助産師さんに言われ、想像以上に四方八方触診され初回はびっくり&ぐったりした。。(私は内診が大の苦手なので、心の準備ができてなかったのもある)
37wの時点では子宮口は特に開いておらず、お産の兆候はないとのことで、体張って内診したのに、、と更にがっくりきた。
「そうするとしばらく産まれないんですかね・・?」と質問したところ、内診はその時点で5cmだとか急な入院を要するケースをスクリーニングすることが目的で、仮に今子宮口が1cmしか開いてなくてもその晩にお産が始まる可能性もあり、内診以降の進み具合は読み切れない、とのことだった。
仕方がないが、本当に出産はいつ何が起こるか誰にも分からず、(当たり前だけど)誰も教えてくれないんだ。。と思い知る。

37w~38w ようやく入院準備完了

反省しかないが、ようやく38wに入ったあたりで入院・産後に必要なものを揃え切り、いつでもお産開始OKという状態になった。
後期に入って仕事が休みになってからゆっくりやろう~と思っていた中期の自分に喝をいれてやりたい。。
私の場合、後期に入ってから急激に体重増加したこともあるが、中期に比べて圧倒的に動きづらくなり、メンタルも後ろ向きになったので、ちょっと買い忘れたものや見てみたいものがあってもフットワークが異常に重くなってしまった。
しかも37wより前に産まれてしまう可能性も勿論存在するので、もしまた妊娠することがあれば、早め早めに準備は進めておきたい。

38w~前駆陣痛が始まる?

夜中になると始まる腹痛、骨痛、腰痛、背中痛のオンパレード

最初は前駆陣痛、陣痛、ただのお腹の張りの違いがわからず困惑していたが、どうやら夜中に始まる腹痛や子宮収縮、各種骨の痛みは前駆陣痛らしきことが段々わかってきた。
未だに陣痛との違いは謎ではあるが、病院曰く10分間隔or1時間に6回の定期間隔で発生する子宮収縮?の場合は陣痛だという判断でよいらしい。
とりあえず今のところは腹痛や子宮収縮が始まったら時間と症状をメモしておいて、途中寝れるくらい収まるようだったらそれは前駆陣痛・・のはず、と解釈している。

39w~ そろそろかも?とそわそわ

お腹の位置が下がり始める?

夫に言われて気づいたが、朝起きるたびにお腹の位置が下がっているような気がする。確かに座っているとお尻が痛くなる時間が前より短いような気もするし、膀胱の圧迫感も強まっているような気がする。

おしるし?

39w3dでおしるしと思われる茶褐色のおりものが出てくる。ちょうど妊婦検診当日の朝だったため、病院で伝えるも生理2日目程度の鮮血でなければ様子見でよいと言われた。それ以降ピンク~茶色のおりものが続いている状況。これはおしるしと捉えていいのか、未だによくわからない。。

どんどん強くなる前駆陣痛

39w4dから、夜中に激しい腹痛やお尻・腰の痛みが襲ってくるようになった。おしるしが既に出ている可能性があるので、毎回陣痛じゃないかとドキドキするものの、毎回途中で一旦寝れるくらいには収まっているのでまだなのかなぁと思っている。
このいつ何が起こるかわからないシステム、しかもいつも夜中に何かが発生する仕組み、どうにかならないだろうか。。おかげで今年に入ってから、目の下のクマが一向に引かない。苦笑

早く子に会いたい気持ちと、3000gになるまではお腹の中にいてほしいという思いが両方あり、複雑な心持ちではあるが、どうか安産で済みますように。

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