見出し画像

大学生よ、焼ききしめんが美味いんですよ。

発作的に食べたくなる料理の一つに、「焼ききしめん」がある。

その名の通りきしめんを焼いたもので、焼きうどんのうどん部分がきしめんになったものなのだけれど、焼きうどんにはない広め(太めとはまた違う)麺がもつ食感がたまらない。

自分だけのレシピかと思いきや、ネットで調べたらわんさかでるし、本場名古屋ではそれを売りにしている店もあるらしいので、焼きうどんほどではないけど、そこそこメジャーな料理なのかもしれない。

作り方は簡単で、まずはきしめんを用意する

左上に書いてるように、鍋に入れても確かに美味い

具材は、適当で全然いいのだけれど、豚肉、もやし、玉ねぎ、キャベツあたりがあればいうことなし。というかこれくらいシンプルな方が美味しいと思うので、足すならネギくらいかもしれない。

とりあえず肉を焼く

焼ききしめん、もしくは広めにとって焼きうどん業界の1番の問題というか議題は「味付けを何にするか」で、焼きうどん業界だと

・醤油
・ソース
・めんつゆ

あたりが幅を利かせているらしい。

これは焼ききしめんでも同じで、肉も野菜も炒めて後は麺ぶち込んで味付けで終わり!という時に「さて味付けはどうする?」となる事が多い。ソースにするか、醤油にするか、どちらも甲乙つけ難い。

なのでこういう時の正解は「一緒に食べる人に聞く」なのだろう。今回ツマにきいたら「うーん、醤油!」ときちんと悩んだ上で決めてくれた。持つべきものはこういう相談にもきちんとのってくれるパートナーである。

醤油(ソース)だけの味付けにしなくても、ここに生姜やニンニクなんかを入れてもいいし、辛いのがお好きだったら豆板醤を入れてもいい。ちなみに出来上がりに七味をぶわーーーっとかけるのも美味しい。

ここまで来たら後は麺と具材と調味料がとにかく絡まるよう、しつこいくらいにフライパンの中で混ぜ合わせれば完成。割とぱぱっと出来る。

キャベツの緑が目に麗しい

焼きうどんのズバズバとも、焼きそばのズルズル感と違い、ピロピロ、ピチピチと口の中に入ってくる感じと、広めの麺だからこそ可能な味の染み込み具合が、食べながらさらに食欲を増していく一品。

例えば宅飲みとかして、しめの一品にこれが出てきたら英雄扱いされると思うので、全国の一人暮らし大学生は覚えておくといいと思います。(今そんなに宅飲みって文化ないとも聞くけど)。材料も高くないのばかりなのでお財布にも安心。「ソースか醤油か」の二択を場に迫れば、終盤のトークのネタの一つになるかもしれない。…僕はなんでこんなに宅飲み大学生に熱く語りかけているのだろう。

焼ききしめん、正直これをオカズにご飯をもりもり食べることも自分には可能なのだけれど、それをするとツマに「とうとうここまで変人になったのか…」と思われそうでできないでいる。

ラーメンライスよりは健康的だと思うんだけどなぁ。

サポートでより凝った料理記事などが書けます。よろしくお願いします!