中国系妻、祖国江南を旅する（４）～杭州編～
烏鎮から路線バス→桐郷駅→杭州東駅→龍翔橋駅と来て、西湖の近くでシェア自転車を借りて南宋御街へ向かいました。
杭州の上城区にある中山中路に沿って伸びる南宋御街は、河坊街と交差し、元南宋時代の臨安の中心でした。再建後は古風な趣を残しつつ、活気のある商業街へと変化を遂げました。
マクドナルドは「麦当劳」と書きます。「金拱门」に改名したっていう話も聞きますが。
礼物は贈り物。杭州のお土産屋さんですかね。
商売繁盛を願うところ。銀色のは元宝といって、中国の旧貨幣です。
美味しい試食コーナーがたくさんあるとのこと。
老舗のレストラン、状元館。
上海編でご紹介したスープ肉まんと違って、小籠包にはスープだけでなく具も入っています。
右の皿は包むもの。左の皿、真ん中は角煮みたいなもの、周りにあるのは魚料理。
料理店で働く人々。
翌日、霊隠寺を参拝。晋の時代326年に、インドの高僧である慧理によって建立された。中国禅宗五山十刹十大古刹の一つ、杭州でもっとも古い仏教寺院。
外国人には蘇州や烏鎮より杭州が人気みたい。
境内にはたくさんの古い仏像、法器、経幢、石塔、御碑、書画などの歴史文物があります。これらの貴重な仏教の文化財を持つ霊隠寺は「中国重要文化保護文化財」として認定されました。
布袋弥勒佛。南宋（１１２７〜１２７９）時代に作られた、飛来峰造像中最大の仏像です。
大雄宝殿の前にある石塔は呉越時代に造られたもの。蘇州の雲岩寺塔と似ているけど、何か関係あるのかな。
霊隠寺の隣にある、永福禅寺という禅寺。開山から1600年の古刹とのこと。
龍井茶（杭州市特産の緑茶）の茶畑。色が緑、茶葉が平、味が醇和、香が馥郁であることから、中国では四絶と称されているそうです。
お寺の入口からシェア自転車に乗って、世界文化遺産・西湖まで下りました。
風光明媚な西湖は、中国十大風景名勝のひとつに数えられ、「西湖十景」に代表される絶景スポットが点在。
西湖の美しさは古くから多くの詩に表現され、詩人・蘇東坡が春秋時代の美女西施に喩えたことが名前の由来となっています。
西湖の人口堤防である蘇堤を１時間ほど歩くと、向こう側に出ました。この堤防も蘇東坡が作ったって、昔の詩人すごいな。ちょび丸（１歳）の応援をよろしくお願い致します～😉