神社の御札を複数たくさんお祀りすると神様同士がケンカする!? 徹底分析レポート
この記事は、理系大卒でありながら、数多くの霊能者の先生と出会ってきた筆者が書いています。まず初めに御札を複数お祀りすることで「喧嘩する」「喧嘩しない」の定説の現状分析、そして私が直接的に霊・超能力者の先生から伺った話を書いていますので、オリジナルな情報を交えています。ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
御札を複数たくさん並べてお祀りしていいの? 定説から考察
神棚に神社の御札を並べるのは通常3枚と言われています。「天照大御神様」「氏神神社」「崇敬神社」のご3体の神様です。この枚数までは神社庁が推奨しているので問題ないことはわかります。
神棚に4枚以上の御札をお祀りされる場合は、次のリンクで詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。※リンク先は他ブログです。
さて、神社のお神札を5枚とか10枚とか複数たくさん並べて大丈夫なのでしょうか?
これについては、よくネット上で次のような2つの意見があり、見解が真っ二つに割れています。
複数の御札をたくさん並べたところで神様同士は喧嘩しない説
ここで、ネット上の意見をよく調べてみると、意見②の「神様同士でけんかするはずがない」という意見が圧倒的に大多数を占めています。
私は理系人間なので、根拠がなければなかなか納得できないことがあるタイプで、根拠が明白でないものは、「本当かな?」と思って追及するタイプです。そこで、さっそくその根拠を調べたのですが、全然出てこないのです。
根拠としてあるのは、神様同士けんかする「はずがない」という、人間都合で「神様は~のはずがない」「神様は~に決まっている」と推測をしている傾向を見受けます。
神様と直接お話が出来きる霊能者の方の意見は見つけられませんでした。
あとは、正式な神社の神主様などのQ&Aなどの答えに「神様同士はけんかしません」と書いていたりします。そこに、明確な根拠はなく、神様に直接訪ねた結果ではなさそうです。
神主さんの答えは一見すれば正しそうですが、霊能者でありませんから、直接神様のご意見をくわしく知っているわけではありません。だから、言い伝えや推測から語っていると思われます。
たとえていえば、霊能力のないお坊さんに「うちの先祖は成仏できていますか?」と尋ねるのと似ています。お坊さんが「きっと成仏されてますよ」と答えられてそれが正しい答えと言えるでしょうか?
このように、神様から直接的な意見を尋ねたわけでもないのに、「神様は喧嘩しません」と答えている方が大多数の意見を占めている印象を受けます。それが果たして正しい答えなのか、私には「なるほど」とまでは納得ができない状態でした。
一般の神道の神様は、創造主そのもの、あるいは創造界に近い「天之御中主神」的な存在ではありません。
人間より尊い存在でありながら、人間界に近い、親のような存在でもあります。ご神徳に得意、不得意分野がありますので、神様によって様々な個性があります。また、ご神霊様の歴史的経緯などもあります。
たとえば、神田明神と成田山新勝寺は同じ日に参拝しないほうがいい、と言われています。そのため、この2社の御札を並べるなど絶対にやってはいけません。
それでは、喧嘩する説の方を見てみましょう。
複数の御札をたくさん並べると神様同士が喧嘩する説
「喧嘩する」とする少数派の意見の方、その①です。
こちらのブログを拝見したのですが、夫婦そろって霊感がある方で、鑑定士をされている方です。いわゆる霊能的なプロの方です。
この記事によれば、ブログ主の方が神棚を移動してから次々とひどい災難にあったそうです。すると、「鶴丘八幡様の使いの者」が突然その場所に来られて「那智の権現様と一緒に並ぶ理由がわからない」と注意されたそうです。
これは、神様と直接交流できる方だからわかることで、万が一、この方に霊感がなければ「神様は喧嘩するはずなどない」とずっと思っていたことでしょう。
「喧嘩する」とする少数派の意見の方、その②です。
このブログ主の方は、風水師で企業・店舗・経営者専門の方のようです。
この方によれば、「いろいろな神社仏閣のお守りを複数持つと神様同士が喧嘩するって本当?」という質問に対して次のように述べています。
「神様同士がケンカするというより、お互いの良さがお互いの良さを弱めてしまっている。そのように考えた方が良いのではないかな?と思います」
そして、たくさんのクスリを服用するとお互いの良さがなくなる例を挙げてらっしゃいます。
こちらも、スピリチュアル系のプロの方ですよね。霊感があるかはわかりませんが、書籍も出されており、ベテランの風水師の方のようです。
やはり、スピリチュアル系のプロの方であれば、一般の答えとは様子が違うようです。
崇神天皇が2神を祀られた有名な話
崇神天皇が神様を祀られた有名な話です。日本書記や大和神社(おおやまとじんじゃ)の記録に残っています。
崇神天皇は、「天照大御神」と「倭大国魂神」を宮中に祀っていたのですが、霊威が強くて落ち着かないために、宮中に祀るのをやめて、別々の場所で祀られることになりました。
そして天照大御神はいったん元伊勢を経由して今の伊勢神宮に祀られることになりました。また、倭大国玉神は、阿波に祀られています。
複数の神様を一か所でお祀りされて問題ないなら、なぜ、わざわざ宮中の外、はるか遠い場所にお祀りされたのでしょうか?
さすがにケンカまでしないまでも、やはり2神を一か所でお祀りするより別々にお祀りすることを良しとされた一例です。
霊超能力者B先生のアドバイス
ここで、以前、B先生(私の知る限りの3大霊能力者のうちの1人)からこの問題についてアドバイスを受けたことがありありますので、ここでシェアしたいと思います。
B先生は、仏教系でありながら、日本の神様ともお話ができる方で、神道の神様とのつながりもあるのです。「道に迷ったときに~の神様に助けられた」とか、そういうお話をされていたこともあります。
そのB先生に「御札をたくさん並べて大丈夫でしょうか?」と尋ねたとき、次のようにアドバイスしていただきました。
「たくさんの御札をならべると、神様の波動がぶつかるのでできれば避けたほうがいい」
喧嘩する・喧嘩しないという次元ではなく、要は神様同士の波動がぶつかってしまうので、避けたほうがいいとのことです。たしかに、言われてみれば、互いに異なる波動が不必要にたくさん存在すれば、そこの波動は入り乱れて、澄み切った波動からズレてくる可能性がある気がします。
とりあえず、B先生のアドバイスは、上記のような内容でした。
私は個人的に、御札の数は多少多くてもいいけど、極端に多くの御札を飾るのは避けたほうがいいかな、と思っています。
実は昔、私は神社でいただいた御札を部屋中に並べて飾っていたことがあります。B先生のアドバイスを受けてからは、だいぶ減らしたのですが、それが正しかったかどうかはわかりません。
神社では、複数の神様をたくさんならべて祀られているところがある。
神社によっては、複数の神様をたくさんならべて祀られているところがあります。たとえば、府中にある「大國魂神社」は「小野大神・小河大神・氷川大神・秩父大神・金佐奈大神・杉山大神・御霊大神・国内諸神」を祀っています。
そのため、複数の神様を祀ることが、間違いであるとは断言できません。
霊能者A先生(私の知る限りの3大霊能力者のうちの1人)
A先生は、優秀な霊能者の先生ですが、神棚に複数の神様の御札をならべて祀られておられます。神様とお話ができる上で決められていることなので、御札を複数たくさん並べることが正解な場合もあるということです。
A先生の場合は、複数の神様を祀られることは正解なのです。
結論:複数の御札をたくさん並べて祀ることは正しい場合がある。避けたほうがいい場合もある
これらの情報をもとに結論を述べると、複数の御札をたくさん並べて祀ることはまったく問題なく、正しい場合がありますが、いっぽうで、組み合わせ次第では避けたほうがいい場合があるようです。
御札を複数ならべて良いかわからない場合は、次の方法がありそうです。
①信頼できる霊能者の先生に実際に御札の状況を霊視していただく
②御札を複数ならべて波動的に違和感があるか?ないか?で判断する
③御札を複数ならべてから、御札の神様に「この祀り方で正しいでしょうか?」と尋ねてみる
あと、この問題については絶対的に「喧嘩する」「喧嘩しない」のどちらかの意見が正しいということはなく、ケースバイケースで正解が違うように思います。
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