早起きしてでも受けたい授業の先生

こんばんは。夜中にいきなり書きたくなってバーっと書いたものなので、結構雑になっているただの記録というか書きなぐりですが、どうぞ読んでみてください。


私には好きな大学の教授がいる。名前は挙げられないが、noteでハッシュタグをつけて検索するとヒットする。この先生は授業が上手で、受講したことがある人はみんな口を揃えて「この授業は取った方が良い」と言う。私は先生が好きすぎて去年ゼミにも入ろうとしたが、扱っている内容が難しかったので泣く泣く辞めてしまった。違う先生のゼミに決まった今でもやっぱり入ればよかったと後悔している。

教授の好きなところと言えば、まず一つ目に切り替えがしっかりしているところだ。授業が始まる前は学生と喋っているのだが、チャイムがなるとお手持ちの扇子(黒板にチョークで字を書くとき粉を吸い込まないためか扇子で鼻を隠しているらしい)を黒板にドンドンと当て、「喋ってる人は教室の外に出てくださいね」と大きい声で言う。するとざわめきの渦中の学生たちは黙る。この、先生の一声からできる一体感が好きだ。授業が始まるたびにいつも私は感動している。
好きなところその2は、説明が上手いところだ。「教授の好きなところ」のランキングがあればベスト3に入りそうなありきたりな理由だが、この先生は本当に上手だ。誰か一人に語りかけるように、ひとつひとつの単語を噛み砕いてくれる。だいたいの先生だって似たようなことができると思うが、はるかに丁寧に、わかりやすい例を出して、あたたかく説明してくれる。だから経済なんてほとんど全くわからない私にも理解ができるのだ。
そしてさらに好きなところは、アラフィフ(自分で言っていた)なのに案外可愛らしい一面があるところだ。先生は専門に関する動画をYoutubeにアップし、一般の人も授業が受けられるようになっている。少しお堅めの内容だ。しかしそのチャンネルのホームを下にスクロールすると、なんと可愛いワンちゃんのぬいぐるみと一緒に旅をしている動画をあげているチャンネルがあるではないか!!これは確実の先生のチャンネルだ。動画も見た。まさにギャップ萌えだった。「えー!先生ってぬいぐるみと一緒に旅行するの!?あの先生が??」と驚くばかりだ。


ここまで長々と書いてしまったが、私はとにかくその先生が好きなのである。彼に出会ったからこそ学部での勉強が楽しくなったと言っても過言ではない。彼は大学教授であり研究者である以前に、一人の魅力的な人間だ。私はその人間性に惹かれたのだ。今通っている大学は第一志望ではなかったが、そんなのはとうにどうでも良くなっている。この先生に出会えたことが、大学、人生からの贈り物だと思う。

おしまい

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