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こどもの日〜子育てを振り返る〜

「こどもの日」だった昨日、
長男の結婚が決まったお祝いにと、社宅時代からの2人の友人が食事に誘ってくれた。

こどもの日なのに母だけがお祝いしてもらうなんて、息子には少々申し訳ない気持ちもあるが、これが私たちのお祝いスタイルだ(*^^*)

彼女たちと知り合ったのは1992年。結婚して社宅に入居した年だ。

当然ながら、それぞれのパートナーが同じ会社というご縁ではあったが、何棟もある団地の中でたまたま同じ建物に入り、そこから2〜3年の間に3人とも男児の母になった。毎日のように社宅の敷地内の空きスペースで子ども達の遊びを見守りながら立ち話をしたり、そのまま互いの部屋を行き来したりして子ども達が眠くなるまで一緒に過ごした。

今でも集まると自然とその頃の話になり、古き良き時代だったね〜と、毎度懐かしむ。
昨日も私にとっては非日常的な素敵な空間で、いわゆる高級と言えるコース料理に舌鼓を打ちながら、当時みんなでよく食べていた「全乳児対応型のお野菜たっぷりくたくたうどん」が美味しかったよね。と、話して笑った。

考えてみたら、しんどかったはずの乳児期の子育てが、概ね楽しい思い出として私の中に残っているのは、彼女たちのおかげかもしれない。
そもそも人付き合いがそこまで得意ではないので「公園デビュー」というのもには抵抗があった。だから彼女たちがいなかったら、私はきっと孤独だっただろう。

もちろん、3人の子どもを育てる中で知りあえたママ友と呼べる友人もいるが、子ども達の卒園や卒業に伴い、自然と距離ができたりもする。

昨日の友人たちに感じる特別感は、初めての子育て仲間としての思いもあるが、今ではすっかり大人になったそれぞれの子ども達を全員産まれた時から知っているってのも大きいかな。

あとは、私が次男を失ったあの時に寄り添ってくれていたことも。

なおちゃん、ゆみちゃん、
いつも本当にありがとう。
そして、これからもよろしくお願いします。

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