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日本という国ができた日

💡ハイヤーセルフコンタクティ ひろみ 様の画像を使わせていただきます。

ありがとうございます。

本日は「日本という国ができた日」をテーマに書いていきます。

日本という国ができた年と日付はいつなのだろうか。

結論から言うと、最も有力な説は新暦の紀元前600年の2月11日である。

祝日の「建国記念の日」にあたり、この日は「紀元節」とも呼ばれる。

なぜこの日に日本が生まれたのだろう。

それは、初代天皇とされる神武天皇が即位された日だからである。

即位された場所は現在の奈良県橿原市(かしはらし)。

元々、神武天皇は日本神話に登場する天照大神の血を引く天津神(あまつかみ)の末裔だった。

その後、山や海の神の系譜も取り込んだことで、あらゆる神々を合一化されたと言われている。

即位前のお名前は、神倭伊波禮毘古命(かむいわれびのみこと)。

豊かな国づくりを目指していたため、住まわれていた高千穂の宮(今の宮崎県高千穂のあたり)から、ある時東へ向かい、現在の橿原に宮を築かれた。

建国とされる日は、旧暦にして紀元前600年1月11日だった。現在採用されている新暦に戻すと、紀元前600年2月11日とされている。

だから建国記念の日は2月11日なのである。

旧暦と新暦の数え方の違いは、上記の記事で書いてあるのでそちらをぜひご覧いただきたい。

いずれにしても今年で2683年目を迎えたことになる。

ここまでが日本書紀や古事記に書かれている内容である。

なぜ元々高千穂に住まわれていたのか、そしてなぜ橿原で宮を築かれたのかは明らかになっていない。

そんな橿原には、橿原神宮という神社がある。

この橿原神宮こそが神武天皇が即位されたと言われる場所であり、今でも多くの見物客が訪れる。

入場は無料とのこと。

いつか奈良県へ行って、実際に自分の目で神社を見てみたい。

ちなみに、神武天皇が即位された日は建国記念の日とされているが、昭和の時代に「国を愛する心を養う日」として誕生した。

なぜ建国記念日ではなく、「建国記念の日」なのかというと、建国記念日と呼ぶには証拠が少ないからとのこと。

あくまで神話上や書物で書かれていたことであって、実際に建国日の証拠となるもの(書類や記念碑など)が出土したわけではない。

しかし建国された日が2月11日というのが最も有力な説のため、「建国記念の日」と少しぼかされている。

正確な表現に直すのなら「建国記念とされる日」なのである。


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