見出し画像

チェコ語で"OMG;オーマイゴっ@@;!!”と嘆く時@チョコっとチェコ語講座②

Oh My God!日夜、悲痛な叫びが伝えられる残酷な世の中でもありますが、そんな時、ホントに神が居るのならば、OMG助けて下さいよ@@/と、叫ぶのが世の常でもありますな。。

チェコ語でも英語のOh My God! あるいはJesus!Jesus Christ!同様に、”Pane Bože”(パネボジェ!:神さま〜!)あるいは英語で、単にジーザス!とクライスを省略して表現する様に”Bože!”(ボジェ!:嗚呼神よ)と短く叫んだりします。

もう一つ、同じように嘆く表現が、今回のオススメ表現です。
“ Ježíš Maria!@@/“(イエジーシュマリア!: 嗚呼イエス様マリア様!)とマリア様を忘れてはいません。男女平等に働くチェコ人社会らしい表現だと感心します◎
省略される場合は、”Maria!@@/“ではなく、やはり”Ježíš”(イエジーシュ!)と男性を立ててくれます。マリア様御免なさい。

写真はカレル橋に燦然と輝く聖人、ヤン・ネポムツキーの像です。幾多の聖人の中でも、カレル橋を彩る数々の像の中でも、抜群に人気を集めるのがこの聖ネポムツキーです。ヤン・フス戦争の混乱の中、拷問により落命し、1393年3月20日、その遺体はこのカレル橋から残忍にブルタヴァ河に投げ落とされました。現代ならば”Pane Bože!!”あるいは”Ježíš Maria!”と群衆から叫ばれたであろう踏んだり蹴ったりの最期を遂げた伝説の聖人、ヤン・ネポムツキー。カレル橋を渡るチェコ人もカトリック教徒のみならず異教徒達も今や彼を愛して止みません。以前の原爆ドームのnoteに書いたように、ヤンの愛称はホンザ。呼び掛ける時は、ホンゾ!と呼び掛けます。チェコを旅したら必ず、母親や恋人がホンゾ!とベイビーを呼んでいる光景に出くわすはずです。
さて、その悲劇から630年もの歳月を経て、宗教戦争の火種が再燃している地球上の昨今は嘆かわしい限りです。。

末筆ながら余談の野球論です。ワシは根っからのカープ馬鹿ですが、カープこそワシの唯一無二の宗教かもしれません。。カープに何が起ころうが、時にはチームの内情や周辺事情に納得がいかなかろうが、一旦目を瞑り忘れ、寝ても覚めてもカープを愛し、カープ坊やがプリントされているモノが無性に愛らしく感じられ崇めてしまうんですから。そして、なけなしの数千円をそのカープ坊やグッズに投入してしまうのですから。「ったくもう。。」っと、こんな時も、チェコ語ならば”Bože””Ježíš”と内心自らに呆れて嘆くのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?