ここ数日、「欠け」の概念が消えた。 表現するのは、簡単だけど、伝わりづらい。 「欠け」 これが成り立つには、あるはずの「満ち」が必要。 ある“はず”と書いた理由は、今そこには既にある「満ち」ではなく、あったであろう「満ち」だったり、有り得るだろう「満ち」を見ているから。 すごく極端なことを言えば、そこにある今の時点では、全てが満ちているはずで。 それはちょうど、サムネイルにあるケーキみたいに、「欠け」があるけれど、丸いケーキを想像しているからこそ、欠けを見つけられ
「光と影は表裏一体だから」 確かに、光があるから影がある。 まあ、そうだ。 「強みと弱みは、コインの裏表なんだよ」 それも、そうだな。 確かに環境が変われば、利点も変わる。 けどさ。 だけどさ。 正直、「だからどうした？」って思わないか。 「大事なの、そこじゃなくないか？」と、思ったりしないだろうか。 『影がある』ということは、『何かがそこにある』ということ。 コインの面でなく、コイン自体は見ないのか？と。 それは見方を変えると言うより、内容は同じ商品だけ
思考って、なんとなく、煮物に似てる。 いや、考えることが、煮ることと近いのか。 たくさん考えると、「頭が煮える」とか言うぐらいには、似てるのかもしれないし、煮てるのかもしれない。 考え事をするときのコツ、とまでは言わないけど。 思考するとき。 考えたい事柄だけでなく、考えること自体も、イメージしてみる。 そうすると、イメージにつられるかのように、思考の早さも変わる。 「とろ火でゆっくり」だと、のんびりとほがらかに。 「強火でちょっぱや」だと、脳に汗が吹き出そうな
「今日これまでは、何されてたんですか？」 先日の夕方、美容室のシャンプー台に倒されながら、そう声をかけられた。 こういう、専ら美容室でされる質問に対して、いつもしっくりこない何かを感じてしまう。 「その質問、ちゃんと回収できますか？」と。 ＊＊ よくよく考えると、別に美容室に限った話ではない気がする。 ちょっと前に流行ったやつで、オープンクエスチョン、クローズドクエスチョン、みたいなのがあったと思う。 あれは確か、営業のクロージングトークにオススメ！的なテクニック
何か新しいものを発見したかったり、いいアイデアを探してるとき。 大抵の人は、「考える」と思う。 かくいう自分だってそのタイプだ。 しかしながら、大抵の場合、何も思いつかなくて思考は終了する。 「あー、疲れた。また明日考えよう」 みたいな。 いつの間にか忘れて、ふと、思い出したときにはどうでもよくなってるか、実は解決していたりする。 そういう状態を、良しとする人も居れば、僕みたいにもどかしさを感じる人も居て。 特段、支配欲というかコントロール欲が強いってわけじゃない
今日は上司とお昼ご飯を食べに行きました。 上司の娘さんは、体に障害を持っていて、僕もADHDを持っているので、子育ての話や、「世の中の見方変わりますよね～」なんて話をしました。 サラッと話せる内容ではなかったと思いますし、どう思われるかということも不安がなかったとは言えないと思います。 そんな中でも、正面から向き合ってる姿や、等身大で語る姿は、人としてかっこいいなと素直に感じました。 その会話の中で、上司の「自分の普通と、他人の普通って違うんだなって思うようになりました
先日友人に、「お前、めっちゃポジティブよな」と言われました。 思い返すと、ちょくちょくとポジティブと言われている気もします。 けれど、個人的には自分がポジティブだとは思っていません。 むしろ、そこそこにネガティブだとすら感じています。 いつも失敗する可能性を考えるし、言葉にしずらいけれど、自分の行動と他社の行動や環境を踏まえて、期待値を設定して、３つぐらいは筋道を立てます。こんな面倒な思考をする人間をポジティブと呼びますか？ 少なくとも、僕はポジティブだとは思いません。
