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スポーツ団体における補助金活用術とは

こんにちは。iSMセミナー事務局の今住です。
スポーツ業界の課題解決にお役に立つ情報を発信していきます。

今回は、「スポーツ団体における補助金活用術」をテーマにお届けしたいと思います。

日頃よりスポーツチームや、スポーツ協会・連盟の皆様から
・ファン拡大のためマーケティング活動を強化したい、
・競技人口拡大のため普及活動を強化したい、
・地域活性化に貢献する活動を強化したい など
様々な取り組みを実施したいけど、”おカネ”(財源)が足りず困っている
とのお悩みをよくご相談いただいております。

そんな皆様のお役に立つべく、先日弊社にて
「事業計画を達成するためのスポーツ団体向け補助金活用術とは」と題したWEBセミナーを開催いたしました。
https://zebral.jp/topics/seminar/20231006
※スポーツ業界関係者約160名にご参加いただきました。

当日は補助金活用の専門家アカウティングプロの若杉様をお招きし、スポーツ団体における補助金活用のポイントをご紹介いただいたほか
Bリーグ様、日本山岳・スポーツクライミング協会様より、スポーツ団体の補助金活用事例をご紹介いただきましたので
noteではかいつまんでご紹介したいと思います。


1.スポーツ団体向け補助金の種類

世の中には、数百・数千という補助金があります。
そのため、どのような補助金があるのか、自社の課題・目的に合わせた最適な補助金はどれか、常にアンテナをはっておく必要があります。

今回は、スポーツ団体向けに主な補助金をご紹介いただきましたので、ぜひご参考ください。

・スポーツ庁
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/index.htm

・日本スポーツ振興センター
https://www.jpnsport.go.jp/sinko/josei/tabid/77/Default.aspx

・中小企業庁
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/index.html

・厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index.html

・J-Net21
https://j-net21.smrj.go.jp/

・ミズノスポーツ振興財団:スポーツ関連団体助成
https://corp.mizuno.com/jp/zaidan

・日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/grant_application

・ノエビアグリーン財団:助成事業
https://www.noevirgreen.or.jp/grants/

・ヤマハスポーツ振興財団:YMFSスポーツチャレンジ助成
https://www.ymfs.jp/support/

・鈴木道雄記念財団:スポーツ助成事業
https://www.smmfound.suzuki/sports/

・スポーツ安全協会:スポーツ普及奨励助成事業
https://www.sportsanzen.org/jigyo/jyoseikin.html

それぞれ補助金の目的など記載しているので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

競技人口拡大・普及活動の強化を目的としたものや
ファン拡大や会員拡大・収益創造にはなくてはならないIT化・デジタル化の導入促進をはかるもの、
組織基盤づくりや、採用にまつわるものなど様々あるので、
自社の課題・目的にあったものがあるか探してみていただければと思います。

2.補助金採択を高めるポイント、補助金活用の注意点

もし補助金を申請しても、採択されるか不安。
どうしたら採択されやすいかというご相談もよくいただきますが、
ズバリ、”公募の目的と合致しているかどうか” が重要なポイントとなります。

どの補助金においても、公募の目的が記載しています。
また審査基準を記載しているケースも多いので、
自社が行う事業や取り組みが、公募の目的にあったものか、審査基準を満たすものか、予め内容を確認してから応募をすると採択されやすくなります。

(例)
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00207.html

令和5年度「スポーツツーリズムコンテンツ創出事業」の公募について

※事業の内容 に目的が記載
※委託要項等関係書類 の審査基準のファイル添付

また補助金活用の注意点としては、下記の点が挙げられます。
(1)事前申請が必要
(2)一定率を補助という場合が多い
(3)先に支払って、その後に補助される ※支払った明細が必要
(4)何をやるか?ではなく、①いつ、②なにに、③いくら使うか?が重要

特に、(4)については具体的になっているほど、
適した補助金を見つけやすくなるかと思いますので
まずは自社が取り組みたい事業や取り組みを整理しておくとよいでしょう。

3.いかにはじめの一歩を踏み出すか

補助金を活用してみたいけど、おっくうになって申請せずにいたというスポーツ団体も多いのではないでしょうか。
もちろんですが、申請してみないことには何も始まりません。

まずは、はじめの一歩を踏み出すことが、大切です。

・どんな補助金があるのか、自社の課題・目的に合わせた最適な補助金があるか探してみる
・募集要項が長くわかりづらいけど、諦めず読んでみる
・書類の準備が面倒でも、頑張って準備する

一歩踏み出すことで、皆様の事業や取り組みが少しでも前進することを願っております。