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朝倉未来 休養宣言

朝倉未来時代の終焉と題して、noteを投稿した。YA-MANとの試合後、引退を宣言していたからだ。



しかし、11月21日に自身のYouTubeにて引退を撤回し、
格闘家を休養することを宣言した。


YA-MAN戦での敗北で終わるのは違う。
このままでは終われない。
格闘家として、もう一度這い上がってやる。
という心の炎が残っていることから、
引退は撤回した。

そんな朝倉未来のYouTube動画を見た感想等を書いていく。


1.朝倉未来のストレス


自分のやりたいタイミングで試合ができていないことがストレスだったと発言している。

その結果、メンタル不調をきたし、
しばらくの休養を宣言した。

YouTubeや経営者としての活動、
さらにbreaking downの運営など、

現在は格闘家以外にも活躍している朝倉未来だが、YouTubeなどの活動を通じて、

もっと練習しろ
早く試合しろ
朝倉未来の試合が見たい
いつ試合するのか

という声が本人にはかなりきつかったようだ。

アンチコメントのみならず、ファンからの期待の声すらも今の彼にはストレスだったはず。

彼はYA-MANとの試合前に
「もう期待するな、引退したものと思ってほしい」
とのコメントも残している。


試合してほしいという期待や
遊んでないで試合しろというアンチコメントを聞き入れた結果、

自分が試合に臨めるタイミングではない時に
試合をしてしまっていた。

今回のYA-MAN戦はそれが顕著にでた試合だったのかもしれない。

皇治は朝倉未来vs YA-MANの一戦について、

「朝倉未来はなんのメリットもないのによく引き受けた。
仲の良かったYA-MANのため、さらには格闘技界を盛り上げるためだけに引き受けたのではないかな」

とのコメントを残している。


また、那須川天心についても

「朝倉未来はもう自分のために試合をしていない。自分がやりたくてやってるのかが分からなくなっている」

とのコメントを残している。


朝倉未来本人も
「人に楽しんでもらうのが好き」
と発言している。

周りの期待に応えるため、ファンやアンチの目を気にしすぎた。

その結果、格闘技を楽しむことはできなくなっていたようだ。

YA-MAN戦の会見では
「ファンと選手の距離が近くなりすぎている。
YA-MAN戦は受けるなという声も多かったが、
決めるのは自分。」
という趣旨の発言もしている。

自分なりの考えがあってYA-MAN戦は受けた
と言っていたが、

もう周りの声に振り回されたくない、
うるせぇよと気持ちが大きくなった結果、
受けてしまったのかもしれない。

朝倉未来は自他共に認める天邪鬼であり、
ここまでの経緯を見ていると、

あえて逆のことをしたというのはあるだろう。

ストレスが限界に達し、判断力が鈍っていた。

その結果、準備不足で試合に挑んでしまった。

アスリートというのは心技体そろってこそなんだなということを改めて感じる一件となった。



2.これからの活動について

メンバーたちと企画を考え、視聴者を楽しませるということがなによりの幸せということで、

YouTube活動は継続するとのことだ。

格闘家としての朝倉未来が好きな人はYouTube登録を外してくれて構わないと発言している。

YouTube投稿について、格闘技のコメントをつけるなということだ。

朝倉未来にとって弱音を吐くというのはとても難しいことだったと思う。

また、朝倉未来は人前で涙を流さない人だ。

悔しい時こそ、悲しい時こそ、
強がって笑顔を見せ、明るく振る舞うタイプだ。

斎藤裕との1戦目で敗北を喫したときはその代表例だろう。
負けてみたかった
との発言は炎上してしまった。


そんな朝倉未来が今回の動画で涙を見せた。
そのタイミングは休ませてほしいと発言するところだった。

試合に負けて悔しさで感情が昂っていたとは思うが、
この「休ませてください」と言うのが
彼にとってはなによりも辛いことだったはずだ。

朝倉未来のブランディング的に
泣いている姿を投稿するというのもまた、
一大決心だっただろう。

ただそんな強い男というブランディングが崩れてでも世の皆さんに伝えたかったのだ。

格闘技から離れたいということを…

ここまでして訴えかけた男に
格闘技への復帰を期待するのは野暮だろう。

その期待すら今の彼には重すぎる。

只々、自分のために自分が幸せだと感じられることをしてほしいなと思う。



3.最後に

前述した通り引退ではない。
あくまで休養なのだ。

血反吐吐くような練習して、

強くなって戻ってくる。

朝倉未来本人は3ヶ月から6ヶ月ぐらいで格闘技界に復帰するかもしれないと発言している。

戦う姿を見たいというファンの期待に応えたいという気持ちはまだ残っているからだろう。

ただそんな短い期間で復帰するのは難しいように思う。

脳へのダメージ以上にメンタルが回復するのには時間がかかるはずだ。

このまま復帰せず、引退状態になることも考えられる。

そうなってしまうのは悲しいが…

朝倉未来が心の底から格闘技をやりたいと思った時に練習を再開し、リングに上がるのがベストだろう。

そんな日がくるのか来ないのか、

来ると期待してしまっている自分がいるが、
ここはこの感情を抑えるべきですよね…



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