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国家も注目!フリーランスが安心して働ける環境整備

突然ですが、内閣官房 成長戦略会議はご存知ですか?
内閣総理大臣付で国家が押し進める重要戦略を定義したり、戦略遂行のガイドラインを定義するために"内閣官房”という組織があります。
この国家が掲げる「成長戦略」に関してとりまとめているwebサイトがこちら。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/

フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン

国家の成長戦略にはいくつかの分類がありますが、その一つにフリーランス / ギグワークというワードがバッチリ入ってます!
成長戦略実行計画 には、
①新しい働き方の定着(フリーランス / ギグワーク)
②決済インフラ・キャッシュレス
③デジタル市場
④オープンイノベーション
⑤モビリティ
⑥個別分野(エネルギー・環境、海洋・宇宙)
⑦中小企業の生産性改善(DX)
などが掲げられてます。
私は、新しい働き方の定着(フリーランス / ギグワーク)をテーマに据えて事業経営をしているので本件の方向性や今後の進み方に関して注視しています。(事業家の人は意外とこうした国家 / 行政が推進するテーマに無頓着だったりしますが、優秀な人が色々な専門家を交えて決定していく方針ゆえ注目しておいて損はないと思います。)

前置きがすごく長くなりましたが、
内閣官房が定義するフリーランス / ギグワーカーが安心して働ける環境整備の方針を整理された議事録がアップされています。
https://www.cas.go.jp/jp/houdou/pdf/210326_guideline.pdf

①下請法 / 独占禁止法 等の法的な要件の整理
②上記①に伴い、フリーランスが不当に不利益を被ることがないような環境を構築
③それに伴うプラットフォーマーとしての求められる立ち居振る舞い
などなど。
イギリスでuber のドライバーは従業員である!という法的な指針が出ていたりしたところなので、上記の議事録は非常に良いタイミングで方針が策定されていて参考になりました。

一個人としての感想

フリーランス、ギグワーク(ギグエコノミー)という言葉は、時に"不当な働き方(相場感)を強いられる"イメージや"人材の使い捨てっぽいイメージ"が一人歩きしてしまうことは勿体ないなぁと思っていました。
今回、国が先導して「こういう風な点に注意をした上で、新しい働き方を推進していきませんか?」という指針を出してくれたのはすごくポジティブなことだと思っています。
自由で新しい働き方を世の中に定着させていくためには、
・経済合理性
(企業にとっても、フリーランス&ギグワーカーにとっても)
・心理的な安全性
(フリーランス&ギグワーカーが正社員と同等に安心して働ける環境整備)
・身近な存在に
(成功、失敗事例へ簡単にアクセスできるように)

などが強化されていくといいなーと。

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