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欲求の偏りによる性格タイプ

岡田斗司夫というアニメの世界においては大変に高名な方がいます。

わたしは彼のYouTube動画をフォローしていて、疲れた時には彼の愉快な饒舌を聞いて余暇を過ごしたりしています。

アニメに関する蘊蓄の深さは端倪すべからざるものがあり、ほんとに口が上手でおしゃべりが大好きな人だなあと呆れてしまいます。

彼はオタキング(オタクの王様)と自ら名乗り上げているほどなのですが、実は大阪芸術大学客員教授も長年なさっている。

岡田斗司夫のメディア論はほんとに面白いのですから。

自分とは全く違うタイプの人なので、こういう人の話はためになります。

同じタイプの人とお話をすると同じ好きなことなどを語れば共感しあえて大変に楽しいのですが、別の視点を学ぶということはあまりありません。

学びという点においては異質な人と出会うことが大事。

というわけで、わたしと全く違う人生観と生き方をなさっている岡田さんが提唱された性格診断を非常に面白く思いました。

世の中にはいろんな性格診断があるようですが、岡田斗司夫流性格分析は、世界的に有名な 16 Personalities よりも実用性があるのではないかと思われます。

この有名なテストの問題点は、16ものタイプの違いをすぐには覚えることができないことです。

16タイプは多すぎる

細かい分類はより正確を期すためものかもしれませんが、使いにくいのはダメです。

16のそれぞれのタイプで顕著な傾向が組み合わさると
ある性格タイプになります
わたしはINTJ=内向的、直感的、思考型、模範型で
「建築家」と呼ばれる分析大好きタイプ
でもここからは個人の日常を支配する欲求という要素は見えてこない

だから16を4つにまとめた簡素な4タイプの方が汎用性があります。

Sentinels(歩哨=つまり見張り役)やExplorer(冒険家)はいまいちなネーミング

16パーソナリティも四つのグループに分けられてはいますが、この性格タイプは仕事における個々人の性格分類であって、仕事割の適所適材のためには非常に役立つことでしょう。

でも実生活に活用する上ではあまり役立たない、と私は思います。

例えば、恋愛だとか親子や友人関係なんかには使いにくい。

一方、以下で紹介する岡田斗司夫式はそういう関係に対して見事に応用できるのです。

欲求によって人を見分けるという分け方が秀逸。

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